地獄のモーテルの紹介:1980年アメリカ映画。中年の兄と妹が経営する田舎のモーテル『HELLO』は自家製のソーセージが美味いという事で有名でした。しかしネオンの『HELLO』のOの文字が点滅し『HELL』とも読めるこのモーテルでは意外なものがソーセージの原料として使われていました・・・というホラー映画です。
監督:ケヴィン・コナー 出演者:ロリー・カルホーン(ビンセント)、ナンシー・パーソンズ(アイダ)、ポール・リンク(ブルース)、ニナ・アクセルロッド(テリー)、ウルフマン・ジャック(ビリー)ほか
映画「地獄のモーテル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「地獄のモーテル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
地獄のモーテルの予告編 動画
映画「地獄のモーテル」解説
この解説記事には映画「地獄のモーテル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
地獄のモーテルのネタバレあらすじ:起
夜の田舎のモーテル『HELLO』ではネオン看板の『O』の文字が点滅し、切れかかっています。ここは中年の兄のビンセントと妹のアイダが経営するモーテルです。この店の売りは自家製ソーセージです。昼間、今日も家族連れのお客がソーセージを求めてやってきます。ビンセントは自分の農場へ向かいます。ある日ビンセントはオートバイで事故をした若い女性のテリーを助けます。彼女の夫は死んだといいテリーを自分のモーテルに連れていき介抱し、食事を与えます。テリーはかなり回復していました。そこへ弟の保安官ブルースが帰って来ました。彼は末弟で若くビンセントとは歳が大きく離れていました。そしてモーテルにいるテリーを見た瞬間一目ぼれしてしまいました。
地獄のモーテルのネタバレあらすじ:承
数日後、食肉検査官がやって来ました。定期的な検査ですが、ビンセントの対応が気になり、さらに樹木で覆われて中の見えないビンセントの農場に疑問を抱き、再調査するため、夜にモーテルの農場にこっそり忍び込みました。見えない農場に入ると土から南京袋が出ており、うめき声をあげて動いています。検査官が袋を取るとそれは土に埋められた人間でした。喉を切られ声が出なくなっています。驚いて見ているとビンセントが現れ検査官を襲いました。ビンセントとアイダは道路に罠を仕掛け車を事故をさせ、乗っている人をさらって農場に埋めて餌を与え、食材にしているのでした。そして死んだと言っていたテリーの夫も埋められて飼育されていました。
地獄のモーテルのネタバレあらすじ:転
テリーはビンセントの優しさに好意を抱くようになりました。一方ブルースはテリーに果敢にアタックしています。この二人の行動をよそにアイダはテリーを湖に誘います。浮き袋を自分で破って溺れるふりをしてテリーを殺そうとしましたが、そこへビンセントがやって来てテリーを助けます。ますますビンセントの事が好きになったテリーは遂にビンセントと結婚の約束をしてしまうのです。そして結婚の準備を始め神父さんと話をします。神父さんがブルースに二人の結婚の話をすると、ブルースがこのままではテリーが危ないと感じモーテルに向かいますが、ビンセントに追い返されます。そのころ湖の中から大量の車が発見されていました。そして事故も検証でタイヤがパンクさせられていることもわかりました。
地獄のモーテルの結末
モーテルの厨房では熟成した人間をチェーンソーなどを使い解体し燻製にしています。肉片がそこらじゅうに散乱しています。一方農場では家畜となった人間をボーという男が掘り出して助けています。ビンセントはテリーに現実を見せ納得させています。その時、家畜人間たちが押しかけてきました。初めに襲われたのはアイダでした。そしてブルースも駆けつけビンセントとの戦いになりました。ビンセントは豚の顔を被りチェーンソーで襲います。ブルースはエンジンのかからないチェーンソーで応戦します。格闘の末ビンセントを倒します。兄から弟へ死ぬ前の言葉をかけます。ブルースはテリーと農場へ向かいます。農場には家畜人間が一人残っていました。それは姉のアイダでした。家畜たちに埋められたのでした。そして『HELLO』の『O』の文字のネオンは完全に切れて『HELL』になりました。
この映画の感想を投稿する