SHADOW/影武者の紹介:2018年中国映画。中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督が『三国志』のエピソードのひとつ「荊州争奪戦」を大胆にアレンジして映画化した歴史アクション超大作です。古代中国の小国を舞台に、ある事情から国王の重臣の影武者となった男が自由を勝ち取るため大軍に挑む姿を描きます。
監督:チャン・イーモウ 出演者:ダン・チャオ(都督/影武者(二役))、スン・リー(小艾)、チェン・カイ(沛国の王)、ワン・チエンユエン(田戦)、クアン・シャオトン(青萍)、フー・ジュン(楊蒼)、レオ・ウー(楊平)ほか
映画のネタバレ
「SHADOW/影武者」のネタバレあらすじ結末
「お傳地獄」のネタバレあらすじ結末
お傳地獄(おでんじごく)の紹介:1960年日本映画。「明治の毒婦」と呼ばれ、多くの映画に題材を提供している実在の殺人犯、高橋お傳(でん)。重病の夫に献身的に尽くすお傳が切なくも転落していく様を京マチ子主演で描く。邦枝完二の原作を木村恵吾の脚色・監督で映画化。
監督:木村恵吾 出演者:京マチ子(お傳)、船越英二(浪之助)、菅原謙二(平岡)、中村伸郎(後藤昌文)、川崎敬三(杉本)、殿山泰司(大八)、水谷良重(お初)その他
「ブリッジ」のネタバレあらすじ結末
ブリッジの紹介:2006年アメリカ映画。サンフランシスコの巨大吊り橋、ゴールデンゲート・ブリッジから飛び降り自殺した人々の背景や心理に迫る衝撃のドキュメンタリー。撮影は1年間、橋の両側にカメラを設置して内密に行われ、自殺者が飛び降りる実際の映像が何度も挿入される。主に遺族や友人、一命を取り留めた人物らへのインタビューで構成される作品。人は何故自殺するのか、自殺することで本人は救われるのか、そして遺された人々の心は。生々しい実情と共に、命の尊さを訴える。
監督:エリック・スティール 出演者:C・プレスリー、R・マーカー、タラ・ハレル、ライル・スミス、D・ウィリアムズ、ほか
「ロボット」のネタバレあらすじ結末
ロボットの紹介:2010年インド映画。「ムトゥ 踊るマハラジャ」で人気を博したラジニカーントが一人二役に挑んだ作品。インド映画ならではのVFX技術やド派手なアクション、ミュージカルシーンがこれでもかというくらいに盛り込まれた、如何にもインド映画らしい作品となっています。
監督:シャンカール 出演:ラジニカーント(バシー博士・チッティ)、アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン(サナ)、ダニー・デンゾンパ、ほか
「リュミエール!」のネタバレあらすじ結末
リュミエール!の紹介:2016年フランス映画。映画を発明したリュミエール兄弟と、監督たちの撮影した108本のフィルムが、当時のままに甦る。芸術作品へのオマージュから、貴重な映像資料まで多彩な作品を選定している。
監督:ティエリー・フレモー 出演者:ティエリー・フレモー(ナレーション)、ほか
「10×10 テン・バイ・テン」のネタバレあらすじ結末
10×10 テン・バイ・テンの紹介:2018年イギリス映画。花屋の店主のキャシーを拉致監禁したルイスは、キャシーから、本人しか知りえない真実を聞き出そうとしますが、暴れるキャシーとその都度もみ合いになり、怪我をしました。ルイスは何を聞き出そうとしているのか、キャシーは何を知っているのか、正しいのはどっちなのか…など先の読めないスリラー作品です。
監督:スージー・ユーイング 出演者:ルーク・エヴァンス(ルイス)、ケリー・ライリー(キャシー/ナタリー)、オリヴィア・チェネリー (アラーナ)、ノーマ・ディクシット(アロンドラ)ほか
「POSTMAN BLUES ポストマンブルース」のネタバレあらすじ結末
POSTMAN BLUES ポストマン・ブルースの紹介:1997年日本映画。仕事に疲れた郵便配達員の沢木が、覚せい剤の取締りで張り込みをされていた同級生の野口の部屋に配達に行って上がり込んだため、覚せい剤の売人と決め付けられ、しまいには凶悪殺人犯として指名手配されるという、何事も悪い方向へいってしまう内容のコメディ映画です。ラストは少し切なくなります。
監督:サブ 出演者:堤真一(沢木龍一)、遠山景織子(小夜子)、大杉漣(殺し屋ジョー)、堀部圭亮(野口修二)、清水宏(土門泰三)ほか
「ノーボーイズ,ノークライ」のネタバレあらすじ結末
ノーボーイズ,ノークライの紹介:2009年日本,韓国映画。日韓の若手俳優共演の青春ドラマ。韓国から日本へと、ボロボロの船で荷物と手作りキムチの壺を定期的に届けているヒョング。キムチの壺には麻薬が隠されていると知ったある日、今度は誘拐した女性を運ぶよう指示されたヒョングは…。
監督:キム・ヨンナム 出演:妻夫木聡(亨)、ハ・ジョンウ(ヒョング)、貫地谷しほり、チャ・スヨン、イ・デヨン、徳永えり、柄本佑、あがた森魚、ほか
「キラー・ヴァージンロード」のネタバレあらすじ結末
キラー・ヴァージンロードの紹介:2009年日本映画。小さい頃からドジでマヌケだったひろ子が、寿退社することになりました。結婚式を翌日に控えたひろ子は、アパートの大家さんを誤って殺してしまい、結婚式まで死体を隠そうとスーツケースに入れ、車で走り出しますが…という内容のドタバタコメディ映画です。
監督:岸谷五朗 出演者:上野樹里(沼尻ひろ子)、木村佳乃(小林福子)、寺脇康文(大家さん)、眞木大輔(江頭賢一)、小出恵介(小峰くん)、中尾明慶(北翔)、高島礼子(春日先輩)、北村一輝(景山道生)、北村総一朗(沼尻源一郎)ほか
「ザ・ランドロマット パナマ文書流出」のネタバレあらすじ結末
ザ・ランドロマット パナマ文書流出の紹介:2019年アメリカ映画。実際に大事件となったパナマ文書を題材にしたコメディ作品です。ユルゲンとラモンは、税金対策としてオフショアカンパニーを立ち上げ、利用する富豪たちにペーパー会社を次々作らせ、租税逃れを指南しながら私欲を肥やしていました。夫をクルージング事故で亡くし、クルージング会社からの保険金をあてにしていたエレンでしたが、クルージング会社が加入していた保険会社が実際には存在しないペーパー会社で詐欺に遭っていたことがわかり、納得のいかないエレンは独自で調べ始めます…という内容です。登場人物が多く、専門的用語も多いため少し難解です。
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演者:メリル・ストリープ(エレン・マーティン)、ゲイリー・オールドマン(ユルゲン・モサック)、アントニオ・バンデラス(ラモン・フォンセカ)、ロバート・パトリック(ペリー)、デヴィッド・シュワイマー(マシュー・カーク)ほか
「象は静かに座っている」のネタバレあらすじ結末
象は静かに座っているの紹介:2018年中国映画。中国、炭鉱業が廃れた小さな田舎町。少年ブーは友達をかばい、不良同級生をはずみで階段から突き落としてしまう。不良少年の兄チェンに追われるように町を出ようとするブー。しかしチェンも親友を自殺に追い込んでしまったことで自責の念にかられている。そして居場所がなく教師と関係を持つことで心の拠り所を見つけるリンと、娘夫婦に邪険にされ老人ホーム行きを迫られるジン。それぞれに事情と思いを抱えながら、遠く離れた満州里を目指す。そこには一日中ただ座り続けているという奇妙な象がいるという。どうすることもできない不条理な日常に疲れた年齢のバラバラな男女が傷つきながらも希望を求め動きはじめる物語。ベルリン映画祭にて最優秀新人監督賞、国際批評家連盟賞のW受賞という栄冠に輝きながらも本作完成直後、29歳の若さでこの世を去ったフー・ボー監督。ハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督を師と仰ぎ、登場人物たちの繊細な感情を、自然光での撮影や長回し、カメラアングルなどにこだわって表現。234分に及ぶ大作。
監督:フー・ボー 出演:ポン・ユーチャン(ウェイ・ブー)、チャン・ユー(ユー・チェン)、ワン・ユーウェン(ファン・リン)、リー・ツォンシー(ワン・ジン)ほか
「CLIMAX クライマックス」のネタバレあらすじ結末
CLIMAX クライマックスの紹介:2018年フランス,ベルギー映画。 雪山の廃墟でオーディションを勝ち抜いた22人のダンサーが集められた。彼らは知らず知らずにLSD入りのサングリアを飲み、集団ドラッグ中毒に陥る。視覚と聴覚を刺激する圧巻の演出により狂乱とカオスを追体験することができる。1996年に実際に起きた事件をもとに鬼才ギャスパー・ノエ監督が地獄絵図をスクリーンで再現。撮影期間はわずか15日。主演のソフィア・デブラ以外はすべてが演技経験のないプロダンサーたち。序盤の圧倒的なダンスシーンはワンカットで撮られた。また彼らが即興で応じたインタビューや会話にも注目の作品。
監督:ギャスパー・ノエ 出演:ソフィア・ブテラ(セルヴァ)、ロマン・ギレルミク(ダヴィッド)、スエリア・ヤクーブ(ルー)、キディ・スマイル(DJダディ)、クロード・ガジャン・マウル(エマヌエル)ほか
「マイ・ビューティフル・デイズ」のネタバレあらすじ結末
マイ・ビューティフル・デイズの紹介:2016年アメリカ映画。ビリーは行動障害があり、人づきあいが苦手で無口な高校生。彼が気になるのは金髪の美しい高校の英語教師レイチェル・スティーヴンス先生。演劇大会をきっかけに刺激的な出来事と、教師と生徒の微妙な関係など、傷つき、笑い、恋をした忘れられない週末が描かれる。ラジオから流れてくる英国バンド、アメリカの「金色の髪の少女」の歌詞がキャラクターの心情を彩り、著名な作家たちの劇による独白シーンがいっそう感動を深める作品。
監督:ジュリア・ハート 出演:リリー・レーブ(レイチェル・スティーヴンス)、ティモシー・シャラメ(ビリー)、リリ・ラインハート(マーゴット)、アンソニー・クインタル(サム)、ロブ・ヒューベル(ウォルター)ほか
「RAW 少女のめざめ」のネタバレあらすじ結末
RAW 少女のめざめの紹介:2016年フランス,ベルギー映画。ジュリア・デュクルノー監督の長編デビュー作にして、第69回カンヌ国際映画祭批評家週間で国際批評家連盟賞を受賞した作品。主人公の少女が大人へと目覚めていく様子と、人の肉を食べたいという欲望「カニバリズム」に目覚めていく様子が色彩豊かに描かれています。十六歳の少女・ジュスティーヌは家庭での教育によりベジタリアンとして育ちます。両親の母校であり姉も在学している獣医科大学に進学したことで、初めて親元を離れ寮生活となります。しかしそこでは動物の血を浴びる、ウサギの腎臓を食べるなど想像を超えた洗礼儀式が待ち受けていました。ベジタリアンだからといって許される訳もなく、ジュスティーヌは初めて動物を口にします。それからというもの、彼女の体には異変が起き始めます。その原因を突き止めようとするうちに、彼女は自分自身のカニバリズムに気が付いてしまいます。カニバリズムと懸命に向き合おうとするジュスティーヌが知る驚愕の事実とは。
監督:ジュリア・デュクルノー 出演:ギャランス・マリリエ(ジュスティーヌ)、エラ・ルンプフ(アレックス)、ラバ・ナイト・ウフェラ(アドリアン)、ほか
「サタンタンゴ」のネタバレあらすじ結末
サタンタンゴの紹介:1994年ハンガリー,ドイツ,スイス映画。絶望的な寒村に、死んだはずの男が帰ってくる。人々は男に希望を託すが…。ハンガリーの作家、クラスナホルカイ・ラースローの同名小説が原作。長回し撮影を多用し、「やつらがやって来るという知らせ」から「蜘蛛の仕事そのニ」にいたる前半の6章で時間を行きつ戻りつ複数の視点でイリミアーシュを待つ一日の出来事を描き、「イリミアーシュが演説をする」以降の後半の6章でイリミアーシュが戻ってきてからを描くが、円環的な物語であることが最後にわかる。ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サント等に影響を与えた傑作でありながら、438分の超大作の日本での一般公開は4Kデジタル修復の済んだ2019年を待たなければならなかった。
監督:タル・ベーラ 共同監督:フラニツキー・アーグネシュ 出演者:ヴィーグ・ミハーイ(イリミアーシュ)、ホルヴァート・プチ(ペトリナ)、デルジ・ヤーノシュ(クラーネル)、セーケイ・B・ミクローシュ(フタキ)、ボーク・エリカ(エシュティケ)、ペーター・ベルリング(医師)ほか