セルピコの紹介:1973年アメリカ映画。ニューヨークのロケーションによる秀作を連発していたルメット監督が、実話を元に清廉な刑事の孤軍奮闘ぶりを描いた社会派映画。アル・パチーノがリアルな演技を見せ、その代表作のひとつとしている。
監督:シドニー・ルメット・出演:フランク・セルピコ(アル・パチーノ)、ボブ・ブレア(トニー・ロバーツ)
映画のネタバレ
「セルピコ」のネタバレあらすじ結末
「ケープ・フィアー」のネタバレあらすじ結末
ケープ・フィアーの紹介:1991年アメリカ映画。1962年の「恐怖の岬」をリメイクしたサイコスリラー。監督のスコセッシは、怪奇映画のベテラン監督でもあるフレディ・フランシスを撮影監督に迎え、色々と演出上のアドバイスを求めたという。
監督:マーティン・スコセッシ 出演:ロバート・デ・ニーロ(マックス)、ニック・ノルティ(サム)、ジェシカ・ラング(レイ)、ジュリエット・ルイス(ダニエル)、ほか
「アフリカの女王」のネタバレあらすじ結末
アフリカの女王の紹介:1951年イギリス映画。C・S・フォレスターの同名小説の映画化で、ハンフリー・ボガートがアカデミー主演男優賞を受賞。ジョン・ヒューストン監督は当時としては珍しいアフリカロケを敢行。リアルなジャングルと沼地をカメラに収めた。
監督:ジョン・ヒューストン 出演:ハンフリー・ボガート(チャールズ)、キャサリン・ヘプバーン(ローズ)、ロバート・モーレイ、ピーター・ブル、ほか
「ジャガーノート」のネタバレあらすじ結末
ジャガーノートの紹介:1974年イギリス映画。赤青どちらの線を切るべきか。映画の爆弾処理でよく見る場面だが、その元祖と言われているサスペンスドラマ。リチャード・レスター監督がいつものギャグ描写を最小限にとどめ、息詰まるサスペンスを盛り上げている。
監督:リチャード・レスター 出演:リチャード・ハリス(ファロン)、オマー・シャリフ(ブルネル船長)、シャーリー・ナイト(バニスター夫人)、アンソニー・ホプキンス(マクレオド警部)、イアン・ホルム(ポーター専務)、ほか
「マーターズ」のネタバレあらすじ結末
マーターズの紹介:2007年フランス,カナダ映画。フランス製作のスプラッター・ホラー。理由もわからずに監禁される女性たちへの執拗な拷問を描き、センセーショナルな話題を呼んだ。2015年アメリカでリメイクされている。
監督:パスカル・ロジェ 出演:モルジャーナ・アラウィ(アンナ)、ミレーヌ・ジャンパノイ(リュシー)、カトリーヌ・ベジャン、イザベル・シャス、エミリー・ミスクジャン、ほか
「ミーン・ストリート」のネタバレあらすじ結末
ミーン・ストリートの紹介:1973年アメリカ映画。スコセッシ監督の長編第3作。乏しい予算で製作された自主映画同様の作品ながら批評家からの絶賛を浴び、スコセッシは一躍新進監督として注目を集めた。脚本を書いたマーディック・マーティンは後の「レイジング・ブル」でもスコセッシに協力する。
監督:マーティン・スコセッシ 出演:ロバート・デ・ニーロ(ジョニー・ボーイ)、ハーヴェイ・カイテル(チャーリー)、エイミー・ロビンソン(テレサ)、ほか
「反撥」のネタバレあらすじ結末
反撥の紹介:1964年イギリス映画。「水の中のナイフ」に続くポランスキー監督の2作目の長編。男性への嫌悪と欲望の狭間で次第に妄想にとらわれて狂気に飲み込まれていく様を描いたサスペンス・ホラー。瞬きもせず無表情で人形のように美しいカトリーヌ・ドヌーヴと、見ている者にも現実を妄想の違いが分からない狂気の描き方が秀逸な作品。ポーランドを離れてイギリスで撮影されたもので、彼のコスモポリタンとしての活躍の手始めとなった。ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞。
監督:ロマン・ポランスキー 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ(キャロル)、イヴォンヌ・フルノー、ジョン・フレイザー(コリン)、イアン・ヘンドリー、パトリック・ワイマーク、ほか
「君よ憤怒の河を渉れ」のネタバレあらすじ結末
君よ憤怒の河を渉れ(きみよふんどのかわをわたれ)の紹介:1976年日本映画。西村寿行の小説「君よ憤怒の河を渉れ」を原作としたサスペンスアクション映画。無実の罪を着せられた検事の逃走劇を描き、バレバレの着ぐるみの熊や新宿の街を疾走する馬など、インパクトにあふれる娯楽映画になっている。
監督:佐藤純弥 出演:高倉健(杜丘冬人)、原田芳雄(矢村警部)、池部良(伊藤検事正)、中野良子(遠波真由美)、大滝秀治(遠波善紀)、倍賞美津子(大月京子)ほか
「近松物語」のネタバレあらすじ結末
近松物語(ちかまつものがたり)の紹介:1954年日本映画。近松門左衛門の「おさん茂兵衛」を元に川口松太郎が書いた戯曲を映画化。戦後の溝口作品の中でも完成度の高い傑作となった。スター嫌いだった監督には珍しく当時大スターの長谷川一夫を起用。厳しい演出に応えて見事な演技を見せている。
監督:溝口健二 出演:長谷川一夫(茂兵衛)、香川京子(おさん)、南田洋子(お玉)、進藤英太郎(大経師以春)、小沢栄(助右衛門)、ほか
「殺しのドレス」のネタバレあらすじ結末
殺しのドレスの紹介:1980年アメリカ映画。ブライアン・デ・パルマの監督作のなかでも「ボディ・ダブル」と並んで最もエロチックな作品。ヒッチコックの「サイコ」のような二重人格の犯人を扱い、華麗な映像テクニックを駆使している。
監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:マイケル・ケイン、ナンシー・アレン、アンジー・ディキンソン、キース・ゴードン、デニス・フランツ、ほか
「アリスの恋」のネタバレあらすじ結末
アリスの恋の紹介:1974年アメリカ映画。「ミーン・ストリート」で一躍若手監督として認められたスコセッシ監督が、エレン・バースティンからの依頼で演出した女性映画。スコセッシとしては珍しい題材だが、優れた指導力で生き生きとした演技を引き出し、バースティンはアカデミー賞主演女優賞を獲得。
監督:マーティン・スコセッシ 出演:エレン・バースティン(アリス・ハイアット)、クリス・クリストファーソン(デヴィッド)、ビリー・グリーン・ブッシュ(ドナルド)、ジョディ・フォスター(オードリー)、ほか
「ゼイリブ」のネタバレあらすじ結末
ゼイリブの紹介:1988年アメリカ映画。カーペンターが脚本・監督・音楽をひとりでこなしたホラーSFで彼の代表作のひとつ。ストーリーそのものより、途中で延々と続けられる主人公たちのプロレスシーンがファンの間で話題となった。
監督:ジョン・カーペンター 出演:ロディ・パイパー(ジョン・ネイダ)、メグ・フォスター、キース・デヴィッド(フランク)、ジョージ・“バック”・フラワー、ほか
「カサンドラ・クロス」のネタバレあらすじ結末
カサンドラ・クロスの紹介:1976年イタリア,イギリス映画。イタリアの大プロデューサー、カルロ・ポンティによるパニック映画。キャスティングは、バート・ランカスター、イングリッド・チューリンなどの異色の顔合わせ。もちろんポンティ夫人のソフィア・ローレンも出演。
監督:ジョルジ・パン・コスマトス 出演:リチャード・ハリス(ジョナサン・チェンバレン博士)、バート・ランカスター(マッケンジー)、ソフィア・ローレン(ジェニファー・チェンバレン)、エヴァ・ガードナー(ニコール・ドレスラー)、マーティン・シーン(ロビー・ナヴァロ)、ほか
「OK牧場の決斗」のネタバレあらすじ結末
OK牧場の決斗の紹介:1957年アメリカ映画。「荒野の七人」や「大脱走」で知られたジョン・スタージェス監督が、実際にあったアープ兄弟とクラントン一家の決闘を描いた名作西部劇。同じ題材はジョン・フォードの「荒野の決闘」などでも繰り返し扱われている。
監督:ジョン・スタージェス 出演:バート・ランカスター(ワイアット・アープ)、カーク・ダグラス(ドク・ホリディ)、ロンダ・フレミング、ライル・ベトガー、ジョン・アイアランド、ほか
「昼顔(1967年)」のネタバレあらすじ結末
昼顔の紹介:1967年フランス映画。ジョゼフ・ケッセルの原作を元に鬼才ブニュエルが主婦売春という題材を扱った問題作。ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞。ブニュエル晩年の、フランス製作作品の中でも傑作となった。
監督:ルイス・ブニュエル 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ(セブリーヌ)、ジャン・ソレル(ピエール)、ジュヌヴィエーヴ・パージュ(アナイス)、ミシェル・ピッコリ(アンリ)、フランソワーズ・ファビアン(シャルロット)、ほか