椿姫の紹介:1921年アメリカ映画。小デュマが創造した『椿姫』が現代を生きたら?パリの高級娼婦と青年の悲恋物語を原作の1840年代から1920年代に時代を移しての映画化。ナジモヴァはロシア帝国に生まれ、ロシアの演劇界やブロードウェイで成功した後、サイレント時代のアメリカ映画で、スターであるのみならず、多分野で映画に関わる。本作でも製作者を兼ねている。マルグリットのアパート等の大胆なセットをデザインしたナターシャ・ランボヴァと結婚することになるヴァレンティノは、この映画の5年後、若すぎる死で女性ファンを悲嘆にくれさせる。
監督:レイ・C・スモールウッド 出演者:アラ・ナジモヴァ(マルグリット・ゴーティエ)、ルドルフ・ヴァレンティノ(アルマン・デュヴァル)、レックス・チェリーマン(ガストン)、アーサー・ホイト(ヴァルヴィル伯爵)、ゼフィ・ティルベリー(プリュダンス)、パッツィ・ルース・ミラー(ニシェット)そのほか
映画のあらすじ
「椿姫(1921年)」のネタバレあらすじ結末
「アイ・アム・オメガ」のネタバレあらすじ結末
アイ・アム・オメガの紹介:2007年アメリカ映画。未知のウィルスによって凶暴化した人類と戦う男性の姿を描くSFホラー。世界中で人間を凶暴化させるウィルスが広まった。感染者は爆発的に増加し、ついに世界は滅亡寸前まで追い詰められてしまう。数少ない生存者であるレンチャードは、ある日パソコンを通じて見知らぬ女性からの救助要請を受け取った。ブリアナと名乗る彼女は、生存者が集まる街アンテオケを目指す途中で感染者に囲まれてしまい、建物から出られなくなったらしい。一旦はブリアナの頼みを拒絶したレンチャードだったが、通信を傍受していたアンテオケの兵士達に脅され、救出作戦に参加することになった。ブリアナはウィルスの抗体を有している貴重な人間だったのだ。
監督:グリフ・ファースト 出演者:マーク・ダカスコス(レンチャード)、ジェフ・ミード(ヴィンセント)、ジェニファー・リー・ウィギンス(ブリアナ)、ライアン・ロイド(マイク)、ジョシュア・シュレーゲル(レンチャードの息子)ほか
「踊る大紐育(ニューヨーク)」のネタバレあらすじ結末
踊る大紐育(ニューヨーク)の紹介:1949年アメリカ映画。1944年にブロードウェイで初演を迎え、日本でも2014年と2019年に上演されたミュージカル『オン・ザ・タウン』を映画化したミュージカル映画です。ニューヨークを舞台に、24時間の休暇と上陸許可を与えられた三人の水兵が織りなすひと時の恋と騒動を描きます。
監督:ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン 出演者:ジーン・ケリー(ゲイビー)、フランク・シナトラ(チップ)、ジュールス・マンシン(オジー)、ベティ・ギャレット(ブルンヒルデ・ヒルディ・エスターヘイジー)、ヴェラ・エレン(アイヴィ・スミス)、アン・ミラー(クレア・ハドソン)、アリス・ピアース(ルーシー・シュミーラー)、フローレンス・ベイツ(ディリョフスカ)ほか
「聖衣」のネタバレあらすじ結末
聖衣の紹介:1953年アメリカ映画。1942年に発表されたロイド・C・ダグラスの小説『The Robe』を映画化した歴史ドラマです。イエス・キリストの処刑に携わったローマ帝国の護民官が、キリストが処刑の際にまとっていた衣を巡る数奇な運命に巻き込まれていく過程を描きます。本作はアカデミー賞で美術賞(カラー)・衣裳デザイン賞(カラー)の2冠に輝き、1954年には続編となる『ディミトリアスと闘士』が公開されています。シネマスコープで製作された初めての映画です。
監督:ヘンリー・コスター 出演者:リチャード・バートン(マーセラス・ガリオ)、ジーン・シモンズ(ダイアナ)、ヴィクター・マチュア(ディミトリアス)、マイケル・レニー(ペトロ)、ジェイ・ロビンソン(カリグラ)、ディーン・ジャガー(ユースタス)、リチャード・ブーン(ポンティウス・ピラト)、トーリン・サッチャー(ガリオ元老院議員)、ベタ・セント・ジョン(ミリアム)、アーネスト・セジガー(ティベリウス)、レオン・アスキン(アビドール)、ジェフ・モロー(パウルス)、マイケル・アンサラ(ユダ)、サリー・コーナー(コーネリア・ガリオ)、ドナルド・C・クルーネ(ナザレのイエス)、キャメロン・ミッチェル(イエス・キリストの声)、パメラ・ロビンソン(ルシア・ガリオ)、ほか
「陽暉楼」のネタバレあらすじ結末
陽暉楼(ようきろう)の紹介:1983年日本映画。『鬼龍院花子の生涯』の宮尾登美子が1976年に発表した小説を、『鬼龍院~』を映画化した五社英雄監督が映画化した作品です。昭和初期の土佐・高知の遊廓を舞台に、侠客の世界に生きる父と芸妓となった娘、そして原作にはない父の愛人との愛憎を描きます。
監督:五社英雄 出演者:緒形拳(太田勝造)、池上季実子(太田房子・桃若/豊竹呂鶴(二役))、浅野温子(珠子)、倍賞美津子(お袖)、二宮さよ子(胡遊)、熊谷真実(茶良助)、仁支川峰子(助次)、仙道敦子(とんぼ)、市毛良枝(吉弥)、風間杜夫(仁王の秀次)、田村連(佐賀野井守宏)、曽我廼家明蝶(堀川杢堂)、丹波哲郎(前田徳兵衛)ほか
「絶唱(1975年)」のネタバレあらすじ結末
絶唱の紹介:1975年日本映画。大江賢次の同名作品で、1958年・1966年に続いて三度目の映画化となった純愛作品です。大地主の息子と山番の娘の身分違いの悲恋を山口百恵と三浦友和のダブル主演で描きます。キャッチフレーズは「許して下さい 今日までの私を…あなたに捧げた短い命 哀しい運命の山鳩は 遠く遥かな蒼空へ 涙も枯れて飛んでゆく……最高のコンビで綴る美しく哀しい文芸ロマン!」。
監督:西河克己 出演者:山口百恵(小雪)、三浦友和(園田順吉)、辰巳柳太郎(園田惣兵衛)、吉田義夫(源助)、菅井きん(セキ)、大坂志郎(正造)、初井言栄(サト)、花沢徳衛(為吉)、有崎由見子(ハマ)、中村伸郎(橋本)、木内みどり(橋本美保子)、大和田伸也(大谷賢一)、服部妙子(川田マサ)、川口厚(佐野一夫)、武岡淳一(笹本卓治)、大家博(田中敬)、藤江喜幸(吉原準平)、鈴木瑞穂(語り手)ほか
「THX-1138」のネタバレあらすじ結末
THX-1138の紹介:1971年アメリカ映画。『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスの監督デビュー作となるSFディストピア映画です。フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮を務め、全ての人がコンピューターで管理される近未来を舞台に人間としての自由を追い求める主人公の苦悩と闘いを描きます。後にルーカスが設立した会社名や音響技術の「THX」も本作が由来です。
監督:ジョージ・ルーカス 出演者:ロバート・デュヴァル(THX-1138)、マギー・マコーミー(LUH-3417)、ドナルド・プレザンス(SEN-5241)、ドン・ペドロ・コリー(SRT)、マーシャル・エフロン(TWA)、シド・ヘイグ(NCH)、ジョン・ピアーズ(DWY)、ジェームス・ウィートン(OMM-0910)ほか
「ザ・リトル・ストレンジャー」のネタバレあらすじ結末
ザ・リトル・ストレンジャーの紹介:2018年アメリカ, イギリス, フランス映画。荒廃したかつての領主館で暮らす家族と、その屋敷に魅せられた医師がたどる恐怖の結末を描いたホラー。ベストセラー作家サラ・ウォーターズの「エアーズ家の没落」を映画化。
監督:レニー・アブラハムソン 出演:ドーナル・グリーソン(ファラデー)、ルース・ウィルソン(キャロライン)、シャーロット・ランプリング(エアーズ夫人)、ウィル・ポーター(ロデリック)、リヴ・ヒル(ベティ)、ハリー・ハーデン・ペイトン、アンナ・マデリー、リチャード・マケイブ、ジョシュ・ディラン、ほか
「イキガミ」のネタバレあらすじ結末
イキガミの紹介:2008年日本映画。間瀬元朗の原作による同名漫画を松田翔太の主演で実写映画化したヒューマンサスペンス作品です。国の法律により24時間以内の死を宣告された若者たちの顛末を、若者に死を告げる「逝紙(イキガミ)」を届ける配達人の視点から描きます。
監督:瀧本智行 出演者:松田翔太(藤本賢吾)、塚本高史(森尾秀和)、成海璃子(飯塚さくら)、山田孝之(飯塚さとし)、金井勇太(田辺翼)、りりィ(田辺美奈子)、山崎裕太(達彦)、風吹ジュン(滝沢和子)、佐野和真(滝沢直樹)、塩見三省(滝沢信利)、井川遥(近藤医師)、笹野高史(石井課長)、柄本明(参事官)、劇団ひとり(島田)、浅利陽介(鴨井洋介)、鈴之助(下山)、徳井優(神波)、ヒロシ(ウェイター)、伊津野亮(司会者)ほか
「ビルとテッドの大冒険」のネタバレあらすじ結末
ビルとテッドの大冒険の紹介:1989年アメリカ映画。ロックスターになる事を夢見ている能天気でおバカな高校生二人組がタイムマシンで歴史上の様々な偉人に会いに行き、大騒動を繰り広げる様を描いたSFコメディ『ビルとデッド』シリーズ第1作です。1991年には第2作『ビルとテッドの地獄旅行』、2020年には第3作『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』が公開されています。
監督:スティーヴン・ヘレク 出演者:キアヌ・リーブス(テッド・“セオドア”・ローガン)、アレックス・ウィンター(ビル・プレストン)、ジョージ・カーリン(ルーファス)、テリー・カミレッリ(ナポレオン・ボナパルト)、ダン・ショア(ビリー・ザ・キッド)、トニー・スティードマン(ソクラテス)、アル・レオン(チンギス・カン)、ジェーン・ウィードリン(ジャンヌ・ダルク)、バーニー・ケイシー(ライアン)、J・パトリック・マクナマラ(イアン・プレストン)、クラレンス・クレモンズ(未来人)ほか
「ドラゴンヘッド」のネタバレあらすじ結末
ドラゴンヘッドの紹介:2003年日本映画。漫画家、望月峯太郎の同名人気コミックを妻夫木聡、神田沙也加ことSAYAKAのW主演で映画化。修学旅行中の若者たちに突如世界の終わりが訪れる。その極限状態の中懸命に生き抜く姿が描かれています。
監督:飯田譲治 出演:妻夫木聡(青木テル)、SAYAKA(瀬戸アコ)、山田孝之(高橋ノブオ)、藤木直人(仁村)、近藤芳正(岩田)、根津甚八(松尾)、寺田農(安藤)、谷津勲(福島)、大川翔太(シュン)、吉岡祥仁(ジュン)、ほか
「キューリー夫人」のネタバレあらすじ結末
キューリー夫人の紹介:1943年アメリカ映画。ウランからのラジウム分離に世界で初めて成功した女性物理学者、キュリー夫人の半生記。女性であることが研究者として多くのハンディキャップを負っていた時代に、見事ノーベル物理学賞に輝いたキュリー夫人。実験器具ひとつない粗末な小屋からはじまった研究は、夫ピエールの支えなくしては到達できないものでした。その後も、莫大な価値をもつ特許権を放棄して、類いまれな英知を世に知らしめます。
監督: マービン・ルロイ 出演:グリア・ガースン(マリー・キュリー)、ウォルター・ピジョン(ピエール・キュリー)、ヘンリー・トラヴァース(ピエールの父)、アルベルト・バッサーマン(ペロー教授)、メイ・ウィッティ(ピエールの母)、マーガレット・オブライエン(キュリー夫妻の長女)ほか
「ソング・トゥ・ソング」のネタバレあらすじ結末
ソング・トゥ・ソングの紹介:2017年アメリカ映画。ライブミュージックの街と呼ばれるテキサス州オースティン。その街で歌手として成功を夢見るフェイとBVは恋に落ちます。やがて二人は多くの体験をして人生の幸せを考えていきます。『ソング・トゥ・ソング』は若い男女の愛と葛藤を描いた映画です。この映画はセリフは少なく主人公のナレーションで進んでいきます。イギー・ポップ、パティ・スミスなどの歌手もカメオ出演しています。
監督:テレンス・マリック 出演:マイケル・ファスベンダー(クック)、ライアン・ゴズリング(BV)、ルーニー・マーラ(フェイ)、ナタリー・ポートマン(ロンダ)、ケイト・ブランジェッド(アマンダ)、ホリー・ハンター(ミランダ)、ベレニス・マルロー(ゾエイ)、ヴァル・キルマー(デュエイン)、リッキ・リー(リッキ)、イギー・ポップ、パティ・スミス、ジョン・ライドン、フローレンス・ウェルチ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ほか
「華麗なるギャツビー(1974年)」のネタバレあらすじ結末
華麗なるギャツビーの紹介:1974年アメリカ映画。1925年に発表されたF・スコット・フィッツジェラルドの小説『グレート・ギャツビー』を1926年・1949年に続いて三度目の映画化をしたラブストーリーです。脚本をフランシス・フォード・コッポラが手掛け、貧しい兵士だった主人公が謎の大富豪となり、大金持ちに嫁いだかつての恋人の愛を取り戻そうとする姿を隣人の青年の視点から描きます。2000年と2013年にもリメイクされ、日本でもミュージカルとして上演されています。
監督:ジャック・クレイトン 出演者:ロバート・レッドフォード(ジェイ・ギャツビー)、ミア・ファロー(デイジー・ブキャナン)、ブルース・ダーン(トム・ブキャナン)、サム・ウォーターストン(ニック・キャラウェイ)、スコット・ウィルソン(ジョージ・B・ウィルソン)、カレン・ブラック(マートル・ウィルソン)、ロイス・チャイルズ(ジョーダン・ベイカー)、パッツィ・ケンジット(パミー・ブキャナン)、ロバート・ブロッサム(ギャッツ)、ヴィンセント・スキャヴェリ(ブリキ男)ほか
「ミッドナイト・スカイ」のネタバレあらすじ結末
ミッドナイト・スカイの紹介:2020年アメリカ映画。2049年、人類滅亡の危機に瀕している地球。科学者オーガスティンは北極圏の天文台にひとり残り、宇宙探査ミッションを終えて地球に帰還しようとする宇宙船へ交信し帰還を止めようと奔走する。原作はリリー・ブルックス=ダルトンのSF小説『世界の終わりの天文台』。Netflixオリジナル映画作品。
監督:ジョージ・クルーニー 出演:ジョージ・クルーニー(オーガスティン・ロフトハウス)、フェリシティ・ジョーンズ(アイリス・サリー・サリヴァン)、カイル・チャンドラー(ミッチェル大佐)、デミアン・ビチル(サンチェス)、デヴィッド・オイェロウォ(ゴードン・アドウォール船長)、ティファニー・ブーン(マヤ・ローレンス)、ソフィー・アンドル(ジーン・サリヴァン)、ティム・ラス(メイソン・モズリー)、ミリアム・ショア(ミッチャルの妻)ほか