黄色いからすの紹介:1957年日本映画。「マダムと女房」「煙突の見える場所」で知られる名匠・五所平之助がきめ細やかな心理描写の冴えを見せたホームドラマの佳作。アメリカのゴールデングローブ賞では外国語映画賞を受賞。芥川賞作家の由起しげ子が台詞を担当している。
監督:五所平之助 出演:淡島千景(吉田マチ子)、伊藤雄之助(吉田一郎)、設楽幸嗣(吉田清)、田中絹代(松本雪子)、安村まさ子(松本春子)、久我美子(芦原靖子)
映画のあらすじ
「黄色いからす」のネタバレあらすじ結末
「瞼の母(1962年)」のネタバレあらすじ結末
瞼の母の紹介:1962年日本映画。1931年、1955年にも映画化された長谷川伸の名作戯曲を加藤泰監督が自ら脚色。わずか15日間で撮影されたが、ワンシーン・ワンカットの技法が見事な結実を見せ、加藤泰監督の代表作のひとつとなった。
監督:加藤泰 出演:中村錦之助(番場の忠太郎)、松方弘樹(金町の半次郎)、木暮実千代(おはま)、瀬川路三郎(飯岡の助五郎)、徳大寺伸(突き膝の喜八)、阿部九洲男(宮の七五郎)
「戦国野郎」のネタバレあらすじ結末
戦国野郎の紹介:1963年日本映画。才人・岡本喜八監督による軽妙モダンな時代劇。音楽は黒澤明作品で知られる佐藤勝で、テーマ曲が「用心棒」風のアレンジになっている。出演陣は佐藤充、中谷一郎、天本英世など、岡本作品によく顔を見せるメンバー。
監督:岡本喜八 出演:加山雄三(越智吉丹)、中谷一郎(銅子播磨)、佐藤允(木下藤吉郎)、長谷川弘(蜂須賀小六)、田崎潤(有吉宗介)、星由里子(さぎり)、中丸忠雄(雀の三郎左)
「鬼婆」のネタバレあらすじ結末
鬼婆の紹介:1964年日本映画。南北朝時代を舞台にした名匠・新藤兼人監督によるホラー作品で、海外で最も有名な日本映画のひとつ。特にウィリアム・フリードキン監督はこの映画の大ファンとして知られ、自作の「エクソシスト」でもその影響を見せている。
監督:新藤兼人 出演:乙羽信子(中年女)、吉村実子(若い女)、佐藤慶(八)、殿山泰司(牛)、宇野重吉(鬼面の武将)、松本染升(落武者)
「ひめゆりの塔(1953年)」のネタバレあらすじ結末
ひめゆりの塔の紹介:1953年日本映画。沖縄戦で看護要員として働いたひめゆり学徒隊の悲惨な最期を描いた名作。巨匠・今井正監督が見事な演出を見せ、興行的にも大ヒットした。キネマ旬報ベストテン第7位。1982年には今井監督自らがリメイクしている。
監督:今井正 出演:津島恵子(宮城先生)、岡田英次(玉井先生)、信欣三(平良先生)、藤田進(岡軍医)、香川京子(上原文)、原泉子(大城婦長)
「新選組始末記」のネタバレあらすじ結末
新選組始末記の紹介:1963年日本映画。子母澤寛の原作を大映へ移籍間もない星川清司が脚色。その後、数多く作られた三隅・星川・雷蔵トリオ作品の最初のものとなった。新選組を扱った映画の中でも出来栄えがよく、三隅研次監督にとっても代表作のひとつになっている。
監督:三隅研次 出演:市川雷蔵(山崎烝)、若山富三郎(近藤勇)、天知茂(土方歳三)、松本錦四郎(沖田総司)、伊達三郎(山南敬助)、田崎潤(芹沢鴨)
「剣鬼」のネタバレあらすじ結末
剣鬼の紹介:1965年日本映画。柴田錬三郎の短編小説「人斬り斑平」を原作に、異常な才能に恵まれた武士が運命に翻弄される姿を壮烈に描く。監督は数多くの作品で市川雷蔵とコンビを組んだ三隅研次。佐藤慶、戸浦六宏という大島渚作品でお馴染みの俳優が脇を固めている。
監督:三隅研次 出演:市川雷蔵(斑平)、佐藤慶(神部菊馬)、戸浦六宏(海野正信)、内田朝雄(醍醐弥一郎)、姿美千子(お咲)、五味龍太郎(虚無僧)
「痴人の愛(1967年)」のネタバレあらすじ結末
痴人の愛の紹介:1967年日本映画。1949年、1960年にも映画化された谷崎潤一郎の名作長編を再映像化。前年「エロ事師たちより 人類学入門」で様々な男優賞を受賞した小沢昭一が、若い女性に翻弄される小心な男を熱演している。脚本を担当したのは、のちに時代小説家・隆慶一郎となった池田一朗。
監督:増村保造 出演:小沢昭一(河合譲治)、安田道代(ナオミ)、田村正和(浜田伸夫)、倉石功(熊谷政太郎)、内田朝雄(花村医師)、村瀬幸子(澄江)
「トラック野郎 故郷特急便」のネタバレあらすじ結末
トラック野郎 故郷(ふるさと)特急便の紹介:1979年日本映画。一番星の桃次郎とやもめのジョナサンのトラック野郎コンビを描いたシリーズも第10弾にして遂に完結。シリーズ初のダブルマドンナ役として石川さゆりと森下愛子、ライバル役に原田大二郎を迎え、四国などを舞台に駆け回ります。
監督:鈴木則文 出演者:菅原文太(星桃次郎)、愛川欽也(松下金造(ジョナサン))、石川さゆり(小野川結花)、森下愛子(西尾風美子)、原田大二郎(垣内竜次)ほか
「トラック野郎 熱風5000キロ」のネタバレあらすじ結末
トラック野郎 熱風5000キロの紹介:1979年日本映画。一番星の桃次郎とやもめのジョナサンのトラック野郎コンビを描いたシリーズ第9弾は、マドンナ役に小野みゆき、ライバル役に地井武男を迎え、長野県を舞台に恋に友情に駆け回ります。
監督:鈴木則文 出演者:菅原文太(星桃次郎)、愛川欽也(松下金造(ジョナサン))、せんだみつお(桶川玉三郎(三番星))、小野みゆき(西沢夏(山猫お夏))、地井武男(黒田勝也(黒部勝次、ノサップ))ほか
「トラック野郎 一番星北へ帰る」のネタバレあらすじ結末
トラック野郎 一番星北へ帰るの紹介:1978年日本映画。桃次郎とジョナサンのトラック野郎コンビを描いたシリーズ第8弾は、マドンナ役に大谷直子、ライバル役に黒沢年男を迎え、東北を舞台に駆け回ります。桃次郎の隠された過去も明らかになります。
監督:鈴木則文 出演者:菅原文太(星桃次郎)、愛川欽也(松下金造(ジョナサン))、せんだみつお(桶川玉三郎(三番星))、大谷直子(北見静代)、黒沢年男(九十九譲次(BIG99))ほか
「トラック野郎 突撃一番星」のネタバレあらすじ結末
トラック野郎 突撃一番星の紹介:1978年日本映画。桃次郎とジョナサンのトラック野郎コンビを描いたシリーズ第7弾は、マドンナ役に原田美枝子、ライバル役に川谷拓三を迎え、三重県・鳥羽や岐阜県・下呂を舞台に駆け回ります。
監督:鈴木則文 出演者:菅原文太(星桃次郎)、愛川欽也(松下金造(ジョナサン))、せんだみつお(桶川玉三郎(三番星))、原田美枝子(月田えり子)、川谷拓三(矢野駿介)ほか
「トラック野郎 男一匹桃次郎」のネタバレあらすじ結末
トラック野郎 男一匹桃次郎の紹介:1977年日本映画。桃次郎とジョナサンのトラック野郎コンビが全国を駆け巡るシリーズ第6弾は、マドンナ役に夏目雅子、ライバル役に若山富三郎を迎え、熊本や鹿児島など九州全土を股にかけて暴れ回ります。
監督:鈴木則文 出演者:菅原文太(星桃次郎)、愛川欽也(松下金造(ジョナサン))、夏目雅子(小早川雅子)、浜木綿子(袴田由紀/和代)、若山富三郎(袴田太一(子連れ狼))ほか
「青い山脈」のネタバレあらすじ結末
青い山脈の紹介:1949年日本映画。戦後間もない日本。封建的な考えに縛られる田舎町を変えるため、奮闘する女性教師の姿を描く。新任教師島崎雪子は、教え子寺沢新子から偽のラブレターについて相談を受けた。クラスメイトの下品な嫌がらせであると考えた雪子は、生徒にもっと大きな考えを持って欲しいと諭す。しかし未だ根強い封建制度に縛られた町の人々は雪子に反発し、問題はどんどん大きくなってしまう。原作は石坂洋次郎の同名小説で、本作の後もの数度に渡りリメイクされた名作。
監督:今井正 出演者:原節子(島崎雪子)、池部良(金谷六助)、伊豆肇(富永安吉)、木暮実千代(笹井とら)、龍崎一郎(沼田玉雄)ほか
「That’sカンニング!史上最大の作戦?」のネタバレあらすじ結末
That’s カンニング! 史上最大の作戦?の紹介:1996年日本映画。シグマハウスという学生寮に住む木村たち学生は、学生寮が取り壊される話を聞き、寮生全員が試験でAを取れば存続させるという交換条件を取りつけ猛勉強に励みますが、勉強のできない寮生たちが考えた行動はカンニングでした・・・という話の学園コメディです。
監督:菅原浩志 出演者:山口達也(木村見次)、安室奈美恵(森下由美)、升毅(右田教授)、由利徹(珍)、荒木定虎(亀井鶴之助)、宝井誠明(中松匠)、葉山力樹(利根川翔)、藤木直人(江崎忍)、山本太郎(力丸一道)、麿赤児(鯰田教授)、松尾貴史(的中助手)、徳井優(小峰助手)、白島靖代(水谷礼子)、中村嘉葎雄(徳田学長)、西沢利明(吉良理事長)ほか