マーダー・オブ・キャットの紹介:2014年アメリカ映画。大事な飼い猫マウサーをボウガンによって殺されたクリントンは、犯人を捜すため調べていると、同じ猫を飼っていたグレタという女性に出会います。二人で犯人探しを始めると、町に出店した大型店『フォードの店』の従業員が絡んでいることがわかり調べを進めるクリントンでしたが、急にグレタが止めた方がいいと言い出し…という内容のコメディ映画です。
監督:ジリアン・グリーン 出演者:フラン・クランツ(クリントン)、J・K・シモンズ(ホイル保安官)、ニッキー・リード(グレタ)、グレッグ・キニア(フォード)ほか
映画「マーダー・オブ・キャット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マーダー・オブ・キャット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マーダー・オブ・キャットの予告編 動画
映画「マーダー・オブ・キャット」解説
この解説記事には映画「マーダー・オブ・キャット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マーダー・オブ・キャットのネタバレあらすじ:起
母と二人暮らしのクリントンは、自宅の前で手作りのフィギュアを販売しています。店の名前は可愛がっている猫の名前「マウサーの店」でした。翌朝、叫び声で目覚めたクリントンが外に出ると、マウサーがボウガンで撃たれて死んでいました。
悲しむクリントンはホイル保安官を呼びます。しかし相手が猫であるため事情を聴いただけで帰って行きました。納得のいかないクリントンは近くのトレヴァーという少年が目撃したことから、小遣いを渡して話を聞きます。
そしてマウサーの血痕を辿って行くと、探し猫の張り紙を見つけます。写真を見るとそれはマウサーでした。依頼主の住所に行くと、そこは老人専用のアパートで鍵が開いていたため部屋に入ると、マウサーの写真がいっぱい壁に貼られていました。その時、部屋の住人が帰って来ます。
慌ててクローゼットに隠れるものの見つかってしまいます。住人である若い女性グレタに事情を話すと、マウサーをホレイショという名前で飼っていたということでした。そこでホイル保安官を呼び、話をします。ホイル保安官はたまたま二人が同じ猫を飼っていただけだと言って、あまり相手にせず、クリントンの母とばかり楽しそうに話しています。
マーダー・オブ・キャットのネタバレあらすじ:承
クリントンがマウサーを墓に埋めていると、グレタがやって来ます。マウサーの亡きがらを見て泣きだし、クリントンに抱きつきます。グレタはマウサーに刺さったボウガンの矢を見て「これはフォードの店の商品だ!私はあそこで働いていたから知っている」と言います。
早速二人はフォードの店に行きます。フォードの店は大型店で、この店の出店でクリントンの父の店は潰れ、母と自分を残して家を出て行ったのでした。店で文句を言うクリントンでしたが、社長のフォードが出てきて軽くあしらわれ追い出されます。クリントンは店の営業妨害行為をしますが、ホイル保安官に締め出されます。
ボウガンは1本も売れていないというフォードの言葉が気になり、クリントンはグレタが持っていた店の制服を着て倉庫に侵入します。中では従業員のイー・キムが、ボウガンの空箱にパソコンなどを入れて、デイブと一緒に車に積み込んでいました。店の商品を盗んでいると思ったクリントンが調べていると、デイブに見つかりクリントンは走って逃げます。
途中でアビニオンという店でグレタを見つけ、イ・キムの事を話します。グレタは「危険だから深入りしない方がいい」と言い、二人は店を出ます。するとイ・キムとデイブがやってきて、暗いトンネルに連れて行かれ、クリントンは殴られて気絶します。
マーダー・オブ・キャットのネタバレあらすじ:転
クリントンが目覚めるとグレタの部屋にいました。クリントンは心を開いて、自分の生い立ちや今の事を話します。理容師をするグレタはクリントンの髪をショートカットに切ります。そしてクリントンにキスをします。戸惑うクリントンは「何故?猫の犯人を一緒に探すだけなのに」と言います。グレタは「イー・キムの不正は知っていた」と言います。
クリントンが朝起きてキッチンに行くと、ホイル保安官がいました。母とホイルはここで暮らすことになったようでした。クリントンはホイルを住まわす代わりに、イー・キムの話をし、二人で自宅を訪れます。するとイー・キムは逆に「クリントンが不法侵入をしていた」とホイルに話します。盗品が何も出なかったことでクリントンはイー・キムの部屋のデジカメを盗みます。
そして帰りの車でホイルに「母はエイズだ」と嘘を教えます。デジカメを確認すると、盗品の写真がたくさんありました。クリントンはデジカメを持ってフォードの家に行きますが、離婚協議中のフォードは精神が不安定で荒れていました。盗品の画像を見せると急に「来い」と言って車に乗せられ、グレタの部屋の前に行きます。
グレタの車を壊し「あいつが黒幕だ」と言い放ちます。グレタは「出て行って!」と叫ぶだけでした。
マーダー・オブ・キャットの結末
家に帰ると母が「ホイルに私がエイズだと嘘を教えただろう」と怒りまくり、クリントンを家から追い出します。ベンチで寝ていたクリントンがデジカメを見ていると、盗品を積み込む車にフォードが乗っている画像を見つけます。黒幕はフォードでした。店の商売以外に盗品も裏で売りさばいていました。
イー・キムに会いに行くと、暴行されて倒れていました。イー・キムは「アビニオンに行け」と言います。アビニオンの前にはフォードがいました。フォードは「グレタとは愛人関係で、自分より猫を可愛がるから討った」と言います。グレタが店から出て来るとフォードを見て逃げ出します。
フォードはクリントンを殴り倒し、追いかけます。クリントンはフォードの車で追いかけフォードを跳ね飛ばします。しかしフォードはボウガンをもち、グレタを狙います。盾になったクリントンは矢を2本、脚に討ちこまれて倒れます。グレタを討とうとするフォードをクリントンが説得します。そこへホイル保安官たちが来てフォードは逮捕されました。
家を出るために引っ越しするクリントンでしたが、ペットショップでトリマーを始めたグレタに会い、猫を買ってグレタのバイクの後ろに乗って走り出しました。
以上、映画「マーダー・オブ・キャット」のあらすじと結末でした。
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