マイ・ガール2の紹介:1994年アメリカ映画。91年の「マイ・ガール」で、幼馴染みのトーマスとの淡い恋と死を通して成長したヴェーダのその後を描いています。今作のヒロインの相手役は、「ラスト・アクション・ヒーロー」のA・オブライエンです。
監督:ハワード・ジーフ 出演者:アンナ・クラムスキー(ヴェーダ)、ダン・エイクロイド(ハリー)、ジェイミー・リー・カーティス(シェリー)、オースティン・オブライエン(ニック)、リチャード・メイサー(フィル)、クリスティン・エバーソール(ローズ)
映画「マイ・ガール2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マイ・ガール2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マイ・ガール2の予告編 動画
映画「マイ・ガール2」解説
この解説記事には映画「マイ・ガール2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マイガール2のネタバレあらすじ:起・不機嫌なヴェーダ
1974年、ペンシルバニア州マディソン。父親ハリーの再婚相手シェリーが身籠り、ヤキモチを焼かないと宣言したヴェーダですが、内心は複雑な心境です。ハリーとシェリーは、思春期真っ盛りの13歳のヴェーダを気遣います。学校では親友にボーイフレンドができ、ひとり取り残された気分で面白くないヴェーダです。そんな時学校から、面識のない人で、興味のある人や尊敬する人、何かを成し遂げた人についてレポートを書くという課題が出ます。ヴェーダは産後間もなく亡くなった母親マギーについて書こうと決心します。
マイガール2のネタバレあらすじ:承・ヴェーダの決断
劇団女優だったヴェーダの母親マギーは公演先でハリーと出会い電撃結婚をし、ヴェーダを出産後に亡くなっています。ハリーは、マギーについてそれ以上のことは詳しく知らないようです。課題に行き詰ったヴェーダは、シェリーの助言で母の故郷ロサンゼルスに向かうことを決意します。春休みを利用してヴェーダは、ロサンゼルスのフィル伯父さんを訪ねます。彼の恋人ローズの息子ニックが、ヴェーダのガイド役をすることになります。思春期真っ盛りの同年代の2人は、異性に興味があるもののなぜか反発してしまいます。
マイガール2のネタバレあらすじ:転・母の青春・娘の青春
マギーの母校は火災で閉校していましたが、ニックの提案で卒業アルバムの印刷会社へ向かいます。2人は、卒業アルバムの住所録からマギーの知り合いを訪ねます。新聞部員であったマギーは、反骨精神のある記事を書いていた反面、喫煙で停学処分になったりしています。想像していた母と違いヴェーダは悩みますが、ニックと共にマギーの情報収集を続けます。ヴェーダのファンである詩人マイヤーが、マギーの大学時代に選択していた詩のクラスの講師であると知り、彼女は期待に胸躍らせますが、彼は母の事を覚えておらす、そのうえ想像していた人物とは違いショックを受けます。落ち込んだヴェーダに親身になるニックに、心を開き始めた彼女は亡くなった親友トーマスのことを語ります。
マイガール2の結末:旅の終わりに
映画監督をしているマギーの大学時代の元カレであったピーターは、彼女には女優の才能があったと絶賛します。ピーターの元カノでマギーの知り合いであったヒラリーから、彼女は劇団仲間のジェフリーとの結婚歴があると知り、ヴェーダはジェフリーが父親ではないかと悩み始めます。ジェフリーの住所を捜し出したヴェーダは、彼の自宅を訪ねます。ジェフリーは、質素ながらも幸せに満ちたマギーとの日々が映っているフィルムをヴェーダに見せます。マギーは子供を望んだが、ジェフリーが望まなかったことにより2人は破局を迎えます。その後、マギーはハリーと出会いヴェーダを産んだのだと、ジェフリーは語ります。ジェフリーとの出会いで、母の人生を辿るヴェーダの旅は終わります。一方、ローズとの関係に悩んでいたフィルは、意を決して彼女にプロポーズします。ロサンゼルスを発つことになったヴェーダは、家族となったフィル、ローズ、ニックに見送られます。別れ際、ヴェーダは心通い合うようになったニックとキスをして帰路につきます。帰宅したヴェーダは、弟の誕生に喜びで一杯となります。その後、レポートはAをもらったヴェーダは、今度はニックが夏休みに遊びに来ることを心待ちにします。
以上、映画マイ・ガール2のあらすじと結末でした。
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