ナポレオン・ダイナマイトの紹介:2004年アメリカ映画。「バス男」と言うタイトルで当初は発売されていましたが、当時話題になっていた日本ドラマ「電車男」に乗っかったタイトルを責められてしまい、邦題が『ナポレオン・ダイナマイト』に変更されました。ナポレオンの着ている「VOTE FOR PEDRO」はレプリカ販売されるほどの人気でした。
監督:ジャレッド・ヘス 出演者:ジョン・ヘダー(ナポレオン・ダイナマイト)、アーロン・ルーエル(キップ)、エフレン・ラミレッツ(ペドロ・サンチェス)、ジョン・グリース(リコ)、ティナ・マジョリーノ(デビー)
映画「ナポレオン・ダイナマイト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ナポレオン・ダイナマイト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ナポレオンダイナマイトの予告編 動画
映画「ナポレオン・ダイナマイト」解説
この解説記事には映画「ナポレオン・ダイナマイト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ナポレオンダイナマイトのネタバレあらすじ:起
ちょっと冴えない高校生のナポレオン・ダイナマイトはバス通学。学校ではいつもクラスメイトにちょっかいを出され、嫌な思いをしていました。 転校生のメキシコ人、ペドロと仲良くなり、常に一緒に行動するようになり、ペドロの自転車でいつも帰宅していました。 ナポレオンには32歳の引きこもりの兄、キップがいました。キップは強くなりたいと格闘技を習いに行ったり(見学)、女の子とチャットばかりしていました。 ナポレオンのおばあちゃんがしばらく出かけていましたが、出掛け先で、骨折し帰宅ができなくなり、リックおじさんが来てくれることになりました。
ナポレオンダイナマイトのネタバレあらすじ:承
ナポレオンとペドロは近々開催されるダンスパーティに誰を誘うか話し合っていました。ペドロはサニーを誘うためにケーキを焼いて持って行きました。返事はNOでした。学費を稼ぐためにミサンガを売り歩いているデビーをダンスパーティに誘いだしたペドロに先を越されたナポレオンは得意のイラストを持ってトリシアを誘いに行くことにしました。 トリシアの家に行くと、訪問販売を始めたリックがいて、トリシアの母親にナポレオンは過去に虐待されていたと嘘の情報を伝え、同情したトリシアの母はナポレオンとダンスパーティにかせることにします。
ナポレオンダイナマイトのネタバレあらすじ:転
ダンスパーティ会場までリックに送ってもらうことにしたナポレオン。車中でリックの訪問販売の契約の帰りを待ちますが、リックが戻ってくる気配もなく、待ち合わせに間に合わないナポレオンは車から降り、歩いて彼女を迎えに行くことにしました。しかし、ペドロのいとこの強面の2人がナポレオンを車に乗せてくれ、パーティに間に合いました。 パーティに行ったものの、トリシアとは踊れず、結局ペドロとデビーと一緒にいるナポレオンでした。トイレに向かったペドロは「生徒会長」の立候補者募集の広告を目にし、ペドロは立候補することにします。彼を全力で応援すると決めたナポレオン。 しかし、サニーも立候補しました。お互い激しく活動していましたが、ペドロはサニーに似せた人形のピニャータを割ったことで先生から激しく避難され、ペナルティとしてチラシを没収されてしまいました。
ナポレオンダイナマイトの結末
投票日当日、サニーの演説を聞き、戦意喪失状態になってしまったペドロ。しかも、演説後にパフォーマンスをしなくてはならないことを把握していなかった2人は途方にくれます。 しかし、ナポレオンは諦めませんでした。彼は自分の持っていたカセットテープを音響係に渡しました。 ペドロは緊張で上手くスピーチができませんでした。しかし、ナポレオンが一人で魅せたダンスパフォーマンスに生徒たちからは大歓声が起こります。生徒たちはスタンディングオベーションでナポレオンのパフォーマンスに感動。投票結果はペドロが勝利し、生徒会長になることができました。 ナポレオンのおばあちゃんも無事に家に戻りました。兄のキップのチャットで知り合った女性と交際を始め、彼女と一緒に家を出ていきました。リックもキャンピング生活を再開させますが、交際していた彼女も戻ってきてくれました。
私が見たときは「バス男」というタイトルでしたが、作品の魅力が評価され原題の「ナポレオン・ダイナマイトとなりました。
終始冴えない高校生の日常がストーリーの大半で、主人公のダイナマイトもやる気がなく、不平不満ばかり口にしています。
怪しいメキシコ人の友達が出来てから、ストーリーが動き出し、最後のダンスシーンでは決して上手くて派手とは言えませんが、冴えない根暗な主人公のダンスにはよくぞやってくれたと胸が熱くなります。
基本的にはマッタリ映画なので力を入れずに最後まで楽しめる作品です。