ジャグラー/ニューヨーク25時の紹介:1980年アメリカ映画。元刑事ボイドの娘キャシーが、不動産会社経営の大富豪クレイトンの娘と間違われて誘拐されたことから、ボイドはニューヨーク市警を巻き込んで大暴れするというアクション映画です。物語に出てくるニューヨークの治安の悪さが大都会の闇の部分をよく表しています。
監督:ロバート・バトラー 出演者:ジェームズ・ブローリン(ジョンボイド)、クリフ・ゴーマン(ソルティック)、リチャード・カステラーノ(トネリ警部補)、リンダ・G・ミラー(バーバラ)、ダン・ヘダヤ(バーンズ)、ジュリー・カーメン(マリア)、アビー・ブルーストーン(キャシー)ほか
映画「ジャグラー/ニューヨーク25時」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジャグラー/ニューヨーク25時」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ジャグラー/ニューヨーク25時」解説
この解説記事には映画「ジャグラー/ニューヨーク25時」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジャグラー/ニューヨーク25時のネタバレあらすじ:起
元刑事のジョン・ボイドは、今はトラックの運転手をしています。今日も朝帰りでアパートに帰ると、娘のキャシーが寝ていました。妻バーバラと別れ、ニューヨークで二人暮らしをしていました。この日はキャシーの15歳の誕生日で、学校が終わったら二人で街へ出かける約束をしました。そしてキャシーのダイエットの為、途中まで親子でジョギングをしながら向かいました。
その頃、一人の男が車を盗み公園にいました。公園は朝のジョギングをする人で賑わっていました。男は誰かを探している様子でしたが、キャシーを見つけるなり、車から飛び出し、キャシーをさらって車に押し込み、連れ去りました。キャシーの悲鳴を聞いたジョンは走って追いかけ、途中でタクシーに乗って追いました。途中で車を降り、街を走って逃げる男を追いました。ポルノ店の前で男が何かを落とし、ポルノ店で働く女性が拾いました。ジョンは周囲を破壊しながら追いかけましたが結局逃げられました。
ジャグラー/ニューヨーク25時のネタバレあらすじ:承
男はキャシーをブロンクスの廃墟の一室に連れて行きました。そしてこの瓦礫のビル一帯は自分の持ち物で、かつて両親と暮らし、裕福な生活をしていたのに、ある時期から、ブロンクスにプエルトルコ人と黒人を集中して住まわせたことから治安が悪くなり、白人は消え、全て廃墟となったと言いました。そしてそういう風にしたのは、お前の父『クレイトン』だと言いました。
キャシーは私は『キャシー・ボイド』だと言いますが、男は信用しませんでした。そしてクレイトンの家に電話をし、母親に誘拐の話と100万ドルの身代金を要求しましたが、部屋にいる娘を見て不安になった母親は夫クレイトンに電話をかけました。一方ジョンは車強奪や器物破損で警察に逮捕され、署に連れてこられました。そこで担当したのはかつての同僚で、ジョンに恨みを持つバーンズでした。取調室でジョンに暴行を加えますが、隙をついてジョンが署を抜け出しました。
ジャグラー/ニューヨーク25時のネタバレあらすじ:転
身代金の話を聞いたトネリ警部補がクレイトンの家に行くと、クレイトンは傲慢でトネリの話を聞きませんでした。トネリが色々調べると、人違い誘拐で、ジョンの娘がさらわれていることがわかりました。そのクレイトンは自分が買収したい土地に、プエルトリコ人や黒人をわざと住まわせ、土地の価格を下げ、安く買い取り、新しいビルを立てて高く売るという方法で大富豪になっていました。その為、行政や政治家に顔が効き、トネリを脅しますが受け入れませんでした。
その時、男から電話があり、セントラルパークのビルの一室に100万ドルを置けと言う指示が来ました。クレイトンに成りすましたトネリが会話を延ばし、逆探知でブロンクスにいることがわかりました。そのころジョンはポルノ店に入店し、男の落としたものを拾った女性に会い、拾ったものをもらいました。それは飼い犬の認識番号のついたプレートの付いたキーホルダーでした。そしてジョンは犬を管理するセンターに向かい、担当のマリアに飼い主を見つけてもらうと、ブロンクスに住むソルティックという男だと分かりました。
ジャグラー/ニューヨーク25時の結末
しかしセンターにバーンズがショットガンを持って追いかけてきました。もみ合いになり、ジョンが猛犬の檻に落とすと、犬に襲われ倒れました。ジョンはプエルトリコ人のマリアとブロンクスに向かいました。着くと早速プエルトリコ人ギャング達が襲ってきました、ソルティックがセントラルパークの地下で働いているのを聞き、ビルに向かうと、ソルティックはキャシーを連れ、取引場所に向かっていました。ジョンは追うも、ギャング達に襲われ乱闘になりますが、パトカーが来て、トネリ警部補からの伝言を聞きました。
取引場所がわかったジョンはマリアを乗せ、パトカーを奪い向かいました。トネリ警部補は建物の上に狙撃犯を配置していましたが、ジョンは地下に詳しいから地下からくると言い、地下に向かいました。金を奪ったソルティックを見つけ、追いかけて銃撃戦となりますが、ソルティックの弾切れでジョンは取り押さえました。事件は解決し、キャシーはこれからもパパと暮らすと言い、抱き合うのでした。
以上、映画「ジャグラー/ニューヨーク25時」のあらすじと結末でした。
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