ブラッド・オブ・ブラザースの紹介:2012年アメリカ映画。父が殺され、行き場のなくなった3人兄弟。兄は叔父に殺し屋として育てられ、弟と妹は父の親友に育てられます。成人した兄が殺しを命じられた相手は、弟と武術を教える師範でした。兄は弟を殺すことが出来ず、逆に父を殺した男に復讐を誓います。ロサンゼルスを舞台に、アジア系マフィアの抗争に巻き込まれる兄弟の姿を描いた、武術アクション作品です。
監督:ビリー・ション 出演者:サラ・フレンチ(リン・チョウ)、ロッキー・ハー(ジミー)、アンガス・ハー(トミー)、ウィリアム・シオン(ジェームス)ほか
映画「ブラッド・オブ・ブラザース」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブラッド・オブ・ブラザース」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ブラッド・オブ・ブラザース」解説
この解説記事には映画「ブラッド・オブ・ブラザース」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブラッド・オブ・ブラザースのネタバレあらすじ:起
アジア系の若者がロサンゼルスのナイトクラブ襲撃し、オーナー以下8人を射殺、9人が重傷という事件を起こします。刑事部長は「FBIより先に犯人を見つけ、黒幕を捕まえろ」とハッパをかけます。
このニュースを見るジミーとブレンダの兄妹。ブレンダは「犯人は若い武術家らしいけど知ってる人じゃない?」とジミーに聞きます。そんなジミーは友人のチェンとチェンの父の師範から武術を習っています。
一方ナイトクラブを襲撃したトミーは、叔父にあたるジェームスから、幼い頃から殺し屋の指導を受け、成人した今はジェームスの部下らと共に、ジェームスの指示で街の店の乗っ取りの仕事をやっています。手順はジェームスが店のオーナーに、買収の契約書を書かせます。書かない場合はトミーらが殺しに行くというものです。このやり方で、街を支配していくジェームスは、新しい女殺し屋のリン・チョウを雇います。リン・チョウの案内役に選ばれたのが、トミーでした。
ブラッド・オブ・ブラザースのネタバレあらすじ:承
リンは次々と店のオーナーを射殺していきます。リー刑事らが動きはじめます。ジェームスの乗っ取り計画にはジミーの通う武術道場も含まれていて、サインしない師範に対し、ジェームスはトミーを殺しに行かせます。
途中でコンビニに立ち寄ったトミーはジミーと店内でぶつかります。ジミーの肩の傷跡を見たトミーは、自分の弟であることに気づきます。そして道場に行ったトミーはジミーを見つけます。トミーは殺すのをやめジミーを外に出します。ジミーが向かってくるとトミーが武術で打ち負かします。そして「死にたくなかったら道場には行くな」と言っていなくなります。
トミーが失敗したことでジェームスがテンゴに「師範を殺せ」と命じます。テンゴは道場に行き、師範を射殺します。チェンは殺された父を見て泣き崩れ復讐を誓います。この様子を見ていたジミーもチェンに「一緒に戦おう」と言います。
ジェームスはリンに「最後の仕事だ、トミーを殺せ」と命じます。リンに呼び出されたトミーは、違和感を感じ抱き着きながらリンの拳銃の弾を抜きます。そうとは知らずリンがトミーを殺そうとしますが、トミーが抜いた弾を見せ出て行きます。
ブラッド・オブ・ブラザースのネタバレあらすじ:転
リンの失敗を知ったジェームスはジョンソンに「リンを殺せ」と命じます。実は愛し合っていたトミーとリンは二人で逃げます。そこへジョンソンらがやって来て襲いかかります。トミーがジョンソンらと闘いますが、隙を見てジョンソンがリンを射殺します。怒りのトミーはジョンソンら2人を射殺し、ジミーに会いに行きます。
トミーはジミーに連れられインに会いに行きます。インから「トミーはお前の兄だ」と聞かされます。更に妹のブレンダも呼び「本当のお父さんは死んだ。代わりに親友だった私が育ててきた。お前らの成長を見届けたい」と言います。
そして「お父さんのチューは弟のジェームスと1000万ドルの事業を計画していた。400万ドルを準備したチューに、後の600万ドルは何とかするとジェームスが言った為任せていたが、チューの承諾なしにジェームスが進めた事で、チューは400万ドルの契約書の入ったカバンを私に預け逃げた。しかしチューはジェームスの殺し屋によって殺された。そこでジェームスに連れられているトミーを残し、施設にいるジミーとブレンダを引き取り育ててきたんだ」と言いました。
ブラッド・オブ・ブラザースの結末
トミーは「オレはジェームスの下で殺し屋をやっている。師範とジミーを殺せと命じられたができなかった」と話します。トミーはジミーとチェンを連れ、ジェームスに仇を討ちに行きます。
ジェームスは3人の凄腕の殺し屋をボディーガードにしていて、3人はそれぞれ相手を決め戦います。3人が死闘の末、相手を倒すとインがブレンダとやってきます。インは「お父さんを殺したのはジェームスじゃない、オレだ」と言いブレンダに銃を向けます。そして「この書類にサインしろ」と言ったのです。
インは2人が成人するまで育て、400万ドルの権利を奪い取ろうとしていたのです。インはジェームスに銃弾を浴びせます。トミーが反撃すると銃撃戦になりトミーが撃たれて倒れます。
そこへ警察とFBIが突入し、インが逮捕されます。ジミーとブレンダはトミーを解放しますが、「叔父さんをみてやれ」とトミーが言います。ジェームスは「このケースにはお父さんの愛情がいっぱい詰まってるんだ」と言って死んでいきます。
以上、映画「ブラッド・オブ・ブラザース」のあらすじと結末でした。
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