映画「オズ はじまりの戦い」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
オズ はじまりの戦いの紹介：2013年アメリカ映画。売れないマジシャンのオズはある日気球ごと突風で飛ばされてしまう。そして気付いた時には自分が元いた場所から遠く離れた色とりどりの不思議な世界に迷いこんでいた。そこで出会った魔女セオドラは彼こそこの世界を救う魔法使いだと思い込みオズに付き添うことにした。そして彼に悪い魔女グリンダの討伐を願うが自体は思わぬ方へと向かってしまう。人気児童書「オズの魔法使い」を原作とした映画。
監督：サム・ライミ 出演：ジェームズ・フランコ（オズ）、ミラ・クニス（セオドラ）、レイチェル・ワイズ（エヴァノラ）、ミシェル・ウィリアムズ（グリンダ）、ザック・ブラフ（フィンリー）、ほか
この解説記事には映画「オズ はじまりの戦い」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「偉大な人間になる」、そんな野心を抱きながらもカンザスの小さなサーカスで働くマジシャンのオズ。ある日浮気相手の夫に追いかけられ、気球に乗って逃げていたところ、突然の竜巻にさらわれ、神様に助けてくれるよう願ったオズは気付いた時には不思議な世界へと迷い込んでいました。見たこともない植物に見たこともない動物、その景色に目を奪われていると彼の前に一人の女性が姿を現した。セオドラと名乗るその女性はオズを見て彼こそがこの世界を救う偉大な魔法使いだと思い込みます。そこでオズは魔法使いのふりをすることにしました。そしてセオドラは、世界を救うためオズと共に行動することにします。
この世界には良い魔女と悪い魔女が存在していた。セオドラも良い魔女の一人で世界を救うために動いていた。もう一人の良い魔女とは彼女の姉のエヴァノラ。そして悪い魔女と呼ばれているのは国王を手にかけたグリンダという魔女だった。二人はまずセオドラの住むエメラルド・シティへと向かった。その道中、翼を持つ猿・フィンリーと出会い、ウソがばれないよう頼んで共にエメラルド・シティに向かったのです。シティへ着く頃にはセオドラはオズに恋心を抱き始めていた。エメラルド・シティの城に着いたオズは姉のエヴァノラと会う。そこで改めて世界を救ってほしいと頼まれる。オズは報酬と王位を約束され、本当は魔法の力なんかないオズでしたが、フィンリーと共に悪い魔女・グリンダを倒す旅に出ます。
道中、陶器の街を通ると、街は悪い魔女の手下に荒らされていました。そして瀕死の状態だった陶器の少女を救い一緒に連れて行くことにしました。悪い魔女グリンダが潜むという森に辿り着いたオズはそこで真実を語られることになります。彼が倒すよう言われたグリンダこそが良い魔女で悪い魔女はエヴァノラのほうだったのです。そしてセオドラは彼女に騙されていたのです。オズがグリンダ側に寝返ったことを水晶を通し見ていたエヴァノラとセオドラ。オズに恋心を抱いていたセオドラにエヴァノラはリンゴを与えた。それを一口齧ったセオドラは突如倒れてしまう。そしてみるみるその様子を変貌させた。グリンダに彼女の保護する街へと連れて行かれたオズはそこがエメラルド・シティとは全く違う美しい場所だと知る。しかしそこにエヴァノラの魔の手が迫る。
グリンダの街に突如やってきたのは全身が緑の気味の悪い魔女だった。それは真の姿を現したあのセオドラだった。彼女からは以前のような優しさは消え代わりに邪悪な気配が漂っていた。そしてオズに宣戦布告する。オズとエヴァノラの戦いが始まろうとしていた。決戦の日、オズは自らの持てる力を存分に発揮しようとしていた。それは皆が彼を魔法使いだとあがめる物ではなく、種も仕掛けも満載の世紀の大マジックショー。それを魔法に見せかけエヴァノラ達を驚かせた。そしてエヴァノラ、セオドラはオズの力に屈服。エメラルド・シティは平和を取り戻します。そしてオズはグリンダと結ばれたのでした。
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