レッド・ロケットの紹介:2021年アメリカ映画。カルフォルニアのポルノ俳優マイキーは仕事がなくなり17年ぶりに故郷テキサス州の田舎町に帰ります。妻のレクシーはマイキーの帰宅に驚きます。マイキーは彼女を説得して家に住み込みます。しかし、いい加減な彼は17歳のストロベリーという少女に恋をし、彼女をポルノ女優にして利用しようとします。彼は幸せをつかめるのでしょうか?『レッド・ロケット』は、勝手でいい加減な男の人生を描いた映画です。
監督:ショーン・ベイカー 出演:シモン・レックス(マイキー)、ブリー・エルロッド(レクシー)、スザンナ・ソン(ストロベリー)、ブレンダ・ダイス(リル)、ジュディ・ヒル(レオンドリア)、ブリトニー・ロドリゲス(ジューン)、イーサン・ダーボン(ロニー)、ほか
映画「レッド・ロケット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レッド・ロケット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「レッド・ロケット」解説
この解説記事には映画「レッド・ロケット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
レッド・ロケットのネタバレあらすじ:起
マイキー(シモン・レックス)はロサンゼルスの元ポルノスター。彼はテキサス州の故郷へ帰ります。妻のレクシー(ブリー・エルロッド)と彼女の母リル(ブレンダ・ダイス)は突然の彼の帰宅に驚きます。
レクシーは、音信不通で事前連絡もしなかったマイキーに恐怖を感じ、警察を呼ぶと警告します。しかし彼は食い下がり、仕事が見つかるまで泊めてもらうことになります。彼はポルノ映画の仕事がない現状について話します。
マイキーは地元のレストランにかたっぱしから連絡をして面接にいきます。17年のブランクを不審に思う担当者に、マイキーはなんとかポルノ俳優の前歴を隠そうとします。しかし担当者は「刑務所にいたのか?」と聞いてきます。仕方なく彼はポルノ映画での経歴を話しますが、経験なしで不採用になります。
彼は地元の麻薬密売人レオンドリア(ジュディ・ヒル)と彼女の娘ジューンに会います。彼は二人のご機嫌をとり、麻薬を売ることを考えます。レオンドリアは麻薬を渡します。彼は幼馴染のロニー(イーサン・ダーボン)に会います。二人は昔話をし、マイキーは彼に麻薬を売ることに成功します。
マイキーは家に帰り、久しぶりに妻のレクシーとセックスします。しかし、レクシーはもうマイキーとの関係をやめたい感じです。
リルは、マイキーに皿洗いなどの雑用を命じます。しかし、彼は言うことを聞きません。リルは「言うことを聞かないなら出てけ!」と怒鳴ります。マイキーは札束を見せます。リルは金を見ると、おとなしくなります。
レッド・ロケットのネタバレあらすじ:承
マイキー、リル、レクシーの三人はドーナツを買いに行きます。マイキーは店員で10代後半のレイリー(ニックネームはストロベリー、スザンナ・ソン)に一目ぼれします。夕方、マイキーは一人でストロベリーに会いに行きますが、店は閉まっていました。マイキーはその夜、バイアグラを買ってレクシーとセックスします。
マイキーはドーナツ屋へ行き、ストロベリーの勤務日を聞きます。そして彼女の勤務日に会います。彼はジョークを言って彼女を喜ばせます。そして、年老いた母の介護のために、テキサスの故郷へ帰ってきた、と嘘をつきます。
二人は麻薬を吸います。彼はポルノ俳優の前歴を隠します。マイキーは彼女が18歳まであと数週間ということも知ります。彼女はマイキーに、近所の労働者に麻薬を売ったら?と提案します。
リルはマイキーの金に感謝しています。彼女は、レクシーが売春していることを伝えます。リルは彼に「ここに定住するのか?それならいい」と言います。彼は「定住する」と言います。マイキーはロニーと釣りに行きます。マイキーはポルノ俳優時代の自慢話をします。
マイキーはドーナツ店に行き、ストロベリーと楽しく会話します。店長は不機嫌ですが、彼は彼女の勉強を手伝っているのだと嘘をつきます。
レッド・ロケットのネタバレあらすじ:転
マイキーは、ロニーと買い物に行きます。ロニーは元軍人のふりをして制服を着ますが、買い物客から、軍隊の専門用語を聞かれて答えられずにいます。マイキーは「お前は嘘つきだ、軍隊にいなかった」とロニーに怒ります。
マイキーは、ストロベリーが、彼女と同世代の男とキスをしているのを目撃します。彼は怒りストロベリーに「あの男は誰だ?」聞きます。彼女は、彼はナッシュだと言います。マイキーは怒り、ナッシュの家に行き、彼と口論になります。ストロベリーもマイキーは私の彼氏だといいます。
数日後、ナッシュはドーナツ店に両親を連れて行き、彼らはマイキーをリンチします。ストロベリーが止めに入り、ナッシュたちは家に帰ります。その夜、マイキーとストロベリーは初めてセックスします。
マイキーとストロベリーは、遊園地で楽しいひと時を過ごします。彼は、自分のポルノスターの前歴を話します。ストロベリーは、その点は問題ないと言います。
マイキーはロニーに会い、ストロベリーをポルノ映画業界に入れる計画を話します。そして彼自身も、ポルノ業界に復帰することを考えます。マイキーはレクシーから、自分には子供がいると告げられます。彼女は息子の親権の問題で、市の関係者との面談に同席して欲しいとマイキーに頼みますが、彼は「そんなことは俺には関係ない」といい、部屋から出て行きます。
マイキーは、ストロベリーとバーベキューを楽しみます。彼はストロベリーとセックスし、それをビデオ撮影してポルノ映画のトレーニングを始めます。
マイキーは家に帰ると、レクシーから文句を言われ、夫婦喧嘩を始めます。彼は3000ドルの金を見せて「お前には金がない」とレクシーをバカにします。
レッド・ロケットの結末
ロニーはマイキーを乗せて、車を運転しています。マイキーの指示でロニーは危険運転をし、20台以上の車が巻き込まれる大事故を起こします。二人は無事でしたが、責任を押し付けられるのを恐れ現場から逃走します。
その夜、警察がやってきてロニーを逮捕します。翌朝、事件がテレビで報道され、ロニーの弁護士が「すべての責任はロニーにある」という声明を読み上げます。マイキーは自分に責任無しと解釈し、大喜びします。
マイキーは、ストロベリーのドーナツ店に行って花束を渡し、「一緒にカルフォルニアへ行こう」と言います。ストロベリーは喜び、店長に仕事をやめると告げます。マイキーは家に帰り、カルフォルニアへ帰ると言います。レクシーとリルは、マイキーの身勝手ぶりに怒り、復讐を考えます。
その夜、ジューンと彼女の兄弟のアーネストが、レクシー、リルと現れます。4人はマイキーを脅し、カルフォルニアへ帰るための3000ドルを取り上げます。ジューンはマイキーに30秒数えるから、着替えて出ていけと言います。4人が部屋に戻ると、マイキーは窓から逃げだしていました。
マイキーは、ジューンの母レオンドリアの家に行きます。彼女は、ジューンが金をとったことは知りません。ジューンたち4人が到着します。彼らは、マイキーに200ドル渡し、この町から永久に出て行けと言います。マイキーは4人に怒鳴り、捨て台詞を残してその場を去ります。
翌朝、マイキーはストロベリーの家に行きます。彼はストロベリーがセクシーな水着でドアから出てくることを想像するのでした。
以上、映画「レッド・ロケット」のあらすじと結末でした。
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