卒業白書の紹介:1983年アメリカ映画。女のことしか興味のない高校生が、両親の不在中に巻き起こした騒動を描いた作品で、トム・クルーズの出世作ともなりました。トムがワイシャツにブリーフ姿で踊る場面が有名です。
監督:ポール・ブリックマン 出演者:トム・クルーズ(ジョエル)、レベッカ・デモーネイ(ラナ)、カーティス・アームストロング(マイルズ)、ブロンソン・ピンチョット(バリー)、ジョー・パントリアーノ(グイド)ほか
映画「卒業白書」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「卒業白書」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「卒業白書」解説
この解説記事には映画「卒業白書」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
卒業白書のネタバレあらすじ:起
シカゴ郊外のハイスクール3年生のジョエル(トム・クルーズ)は、一流大学を出て一流企業で働きたいという夢を持っていますが成績は今一つで、しかも勉強よりもセックスのことが気になる思春期真っ盛りです。ある日、ジョエルの両親(ニコラス・プライア、ジャネット・キャロル)が旅行でしばらく不在することになり、留守番を任されたジョエルはここぞとばかりに酒のコーラ割りを飲み、父のステレオでロックをガンガン鳴らしながらワイシャツにブリーフで踊り、父が大事にしているポルシェを乗り回して遊んでいました。そこに、ハーバード大学進学が決まっている親友のマイルズ(カーティス・アームストロング)が家に遊びに来て、勝手に出前サービスの娼婦を頼んでしまいます。
卒業白書のネタバレあらすじ:承
ジョエルの家に来たのは何とオカマでした。二人は手数料を払って帰ってもらいますが、その代わりにラナ(レベッカ・デモーネイ)という女性を勧められます。早速呼んでみると、それはまさにジョエルの理想のタイプでした。ジョエルはラナとのセックスを楽しみますが、翌朝ラナから300ドルを請求されます。ジョエルは慌てて銀行に行き、祖母からもらった国債を現金に換えますが、帰ってみるとラナはおらず、しかも母の大事な宝物であるクリスタルの置物が消えていました。慌てたジョエルはマイルズと共にラナの行方を探し出しますが、ラナはポン引きのグイド(ジョー・パントリアーノ)と口論の真っ最中でした。ラナはジョエルのポルシェに乗り込み、結局ジョエルは再びラナと一晩を過ごしました。
卒業白書のネタバレあらすじ:転
翌日、登校したジョエルはまたラナが何か盗まないか気が気でなくなり、授業に集中できず急いで家に帰ると、ラナは娼婦仲間を家に引っ張り込んで商売をしていました。ジョエルはラナや娼婦らとドライブに出ますが、誤ってポルシェをミシガン湖に落としてしまい、修理代600ドルを請求されます。困り果てたジョエルに、ラナが金持ちを集めた一大乱交パーティを開いてみたらと提案します。ジョエルは渋々開催してみると、続々と金持ちが集まってきて、パーティは大成功しジョエルは大金を得ます。しかも客の中には、ジョエルが進学を希望しているプリンストン大学の面接官ラザフォード(リチャード・メイサー)がおり、娼婦たちのおもてなしとジョエルの才覚にすっかり気を良くして帰っていきます。パーティ終了後、ジョエルはラナと明け方の地下鉄でセックスに明け暮れます。
卒業白書の結末
ジョエルが帰宅すると、何と家の家具が全て盗まれていました。しかもこの日は両親が帰って来る日です。ラナのヒモであるグイドの仕業と知ったジョエルはグイドと交渉し、パーティの売上金を払って何とか家具を買い戻します。そしてポルシェも修理から戻ってきて、両親が家に到着するまでには何とか間に合いました。しかし、母は宝物のクリスタルの置物にヒビが入っているのを見つけてしまいます。その時、プリンストン大学から、ジョエルの合格が決まったという連絡が入ってきました。
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