勇魂よ永遠にの紹介:1950年アメリカ映画。『ロビンフッドの冒険』等のアクション・スター、エロール・フリン主演の西部劇。リー将軍の密命を帯びた8人の南軍兵士がカリフォルニアへ。だが、先住民に襲撃される駅馬車の客を救出したために、彼らは窮地に陥る。フリンと共演者のパトリス・ワイモアは、この作品の後に結婚します。
監督:ウィリアム・キーリー 出演者:エロール・フリン(バーストウ大尉)、パトリス・ワイモア(ジョアンナ)、スコット・フォーブズ(リック)、ハワード・ペトリー(コール・スミス)その他
映画「勇魂よ永遠に」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「勇魂よ永遠に」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「勇魂よ永遠に」解説
この解説記事には映画「勇魂よ永遠に」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
勇魂よ永遠にのネタバレあらすじ:起・岩山の客人
南北戦争の末期。南部連合のリー将軍の密命を受けてバーストウ大尉と7人の部下は砂漠を渡りカリフォルニア州に入る。ここに大きな勢力をもつ無法者の首領コール・スミスを味方にする計画だった。南部連合の運命は今や彼らの肩にかかっていた。
待ち合わせ場所としてスミスに指定されていたロッキー・マウンテンまたの名をゴースト・マウンテンという岩山で待っていたのはコール・スミスの使者カリフォルニア・ビールと名乗る男ただ一人だった。バーストウは失望するがビールは、いざとなればスミスが大軍を率いてカリフォルニアを支配下に置くと豪語。
そのとき、駅馬車がショショーニ族の一団に追われるのが眼下に見える。バーストウたちはやむなくショショーニ族を追い払い馭者と若い娘ジョアンナ・カーターを救出する。ジョアンナは、2年間離れ離れの婚約者、北軍中尉リックと結婚すべく駐屯地に行く途中であった。バーストウは二人を山に拘束することにする。
夜、バーストウはジョアンナと話し、彼女の兄も北軍兵士だったがバーストウも参加していた戦闘で戦死していたことを知る。
勇魂よ永遠にのネタバレあらすじ:承・リックとジョアンナの再会
翌日、バーストウは北軍兵士と斥候の先住民を捕らえる。兵士たちを率いていたのはリックだった。リックとコール・スミスに面識があったため、カリフォルニア・ビールが実はスミスであることがわかる。
彼は取引相手を試すために正体を隠していたのだ。スミスは2日以内に兵士を連れて帰ると約束して山を去った。
勇魂よ永遠にのネタバレあらすじ:転・先住民の襲撃に備える
その夜捕虜の先住民が脱走する。彼らはショショーニ族の有力者であり、きっと大軍で復讐に来るだろう。一方、ジョアンナはバーストウだけでなく炊事担当の16歳の兵士ジミーとも親しくことばを交わすようになっていく。
翌朝リックは駐屯地までジョアンナを送り届けて戻ってくるとバーストウに申し出るが、スミスの兵士に期待するバーストウは申し出を拒絶する。ショショーニ族の鳴らすドラムのうるさいその夜、リックは単身で逃亡する。
勇魂よ永遠にの結末:南部連合の旗の元に
翌朝、コール・スミスの馬が無人で帰ってきた。スミスは先住民に殺されたに違いない。もう彼の兵士は期待できない。バーストウはジョアンナたち捕虜の命が助かることを優先する。捕虜を山に残してバーストウとその部下は山を下りて南部連合の旗と共に馬を走らす。ショショーニ族が彼らを追う。
一方、リックが連れ帰った北軍の大軍がジョアンナたちを保護した後にバーストウたちを助けるためにショショーニ族を追う。しかしリックたちが見出したのは、行く手を山に遮られためにショショーニ族と戦い全滅したバーストウたちだった。
リックは山の頂に南部連合の旗を掲げバーストウたちに敬意を表する。ジミーについてきた愛犬のスポットはジョアンナに引き取られた。
以上、映画「勇魂よ永遠に」のあらすじと結末でした。
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