ローズマリーの赤ちゃんの紹介:1968年アメリカ映画。訳あり物件のアパートに引っ越しをしてきた夫婦。その夫婦がおいつめられる恐怖を描く、ロマン・ポランスキー監督、ハリウッドデビュー作。
監督:ロマン・ポランスキー 出演:ミア・ファロー(ローズマリー・ウッドハウス)、ジョン・カサヴェテス(ガイ・ウッドハウス)、ルース・ゴードン(ミニー・カスタベット)、シドニー・ブラックマー(ローマン・カスタベット)、ほか
映画「ローズマリーの赤ちゃん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ローズマリーの赤ちゃん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ローズマリーの赤ちゃん」解説
この解説記事には映画「ローズマリーの赤ちゃん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ローズマリーの赤ちゃんのネタバレあらすじ:やめておけばよかった引っ越し
1965年のアメリカ、ニューヨーク。若い女性のローズマリー・ウッドハウスは、夫のガイと共に、新居を探していた。不動産会社の管理人に案内されたアパートは、築年数はあるものの、交通の便がよく、とにかく、家賃が格安であった。それを気に入り、2人は、そこに引っ越した。しかし、そこには、1959年に新聞紙で包んだ赤ん坊の遺体が発見されたり、前の住人・ガーデニア夫人という89歳の老女で、病院で意識不明で数日前に亡くなったりと、いわくつき。隣家は、ローマンとミニーのカスタベット夫妻。夫婦は、テレサという黒人女性を養女にしている。ローズマリーと親しく話したテレサは、その夜、飛び降り自殺をした。引越し当日に挨拶をしていたが、「テレサは幸せそうで、カスタベット夫妻に、感謝していた」と、証言し、カスタベット夫妻と、ローズマリーは仲良くなることに。翌日、隣家の妻、ミニーが部屋にズカズカと入ってきて、ソファの値段を聞くなど、失礼なことをするが、親切な人に変わりはない。「ふたりきりじゃ寂しい」と言われ、夕食を誘われたローズマリーは、断りきれず、訪問を約束。
ローズマリーの赤ちゃんのネタバレあらすじ:奇妙な夢
役者をやっているガイと、芝居好きの主人・ローマンは、お互いを気に入る。そして、同じアパートの12階の住人を連れて来たミニー。ミニーは編み物。ローラは刺繍を、勝手にソファに座ってやり始めるが、断ることが出来ない。カスタベット夫妻と仲良くなってから、ガイの役者の仕事が回ってくるようになる。そして、子供を作ろうとする。ムードの邪魔になるから、と、ミニーの訪問を断るローズマリー。デザートだけ受け取るが、デザートは壁土のような変な味がした。その夜、奇妙な夢を見る。アパートの住人が裸体で集まり、自分を囲み、両手を拘束される夢。そして、翌朝起きたローズマリーの体には、多くの引っかき傷が。その後、ローズマリーは妊娠した。
ローズマリーの赤ちゃんの結末:恐怖の真実
アドバイスをくれるカスタベット夫妻の言うとおりに行動をしたのだが、カスタベット夫妻はじめ、アパートの住人、医師も全て皆、悪魔教の信者だった。ローズマリーは、悪魔にレイプされ、悪魔の子を生んでいたのだ。ローズマリーは、真実を知ってもなお、母として、子を育てることを決意した。
この映画の感想を投稿する