ラプチャー 破裂の紹介:2016年アメリカ映画。経済が破綻した近未来。人身売買が横行し、その元締めであるエミールに両親を殺されたサワは復讐のため、暗殺者となります。サワはエミールを追い詰めていくと、そこで両親の死の真相を知ります。
監督:スティーヴン・シャインバーグ 出演:ノオミ・ラパス(レネー)、ピーター・ストーメア(テレンス)、レスリー・マンヴィル(ドクター・ナイマン)、マイケル・チクリス(スキンヘッドの男)、ほか
映画「ラプチャー 破裂」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラプチャー 破裂」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラプチャー 破裂の予告編 動画
映画「ラプチャー 破裂」解説
この解説記事には映画「ラプチャー 破裂」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラプチャー 破裂のネタバレあらすじ:起
レネーは、一人息子のエヴァンと二人暮らし。ある日、レネーは洗面所に現れたクモに大騒ぎ。彼女は大のクモ恐怖症でした。週末は元夫がエヴァンと過ごす決まりなので、レネーはエヴァンを送り、その後は友人とスカイダイビングをしに行く予定でした。ところがその道中、レネーの車は何物かに付けられた装置によってパンクしてしまいます。通りがかりの運転手たちが助けてくれるかと思えば、突然羽交い絞めにされ、トラックに連れ込まれてしまいます。レネーはそのまま気を失うと、目が覚めたときには不気味な施設内に、担架に拘束された状態で目が覚めました。そこには自分と同じように、拘束された人々がいて、そのうちの男性がレネーに向かって「G10-12Xを忘れるな」と囁くのでした。
ラプチャー 破裂のネタバレあらすじ:承
個室に拘束された状態で拘束されると、そこへ医者と思われる男性がやってきて、彼女に謎の問診を始めます。彼はレネーに苦手なものはないかと、次々に当てはまりそうな名前を挙げていきますが、クモの名前が挙がると、レネーは思わず反応してしまいます。するとレネーは、得体の知れない液体を注射され、それが「G10-12X」ではないかと考えます。さらにレネーの腕に大きなクモがセットされると、彼女は恐怖で悲鳴を上げます。その様子を医者のような人たちが眺めるも、特別な成果は得られず、クモは引きあげられます。レネーは隙をついて個室を脱出しますが、どの個室もレネー同様、被験者が最も恐れている恐怖を与える実験を行っていました。
ラプチャー 破裂のネタバレあらすじ:転
レネーは研究員の会話から、この実験が国を跨いで行われている大規模なものだと知ります。施設はどこにも抜け出せるところはなく、レネーは自分の隣の個室に忍び込むと、ブレイクという名の男性が最後の実験を受けているところでした。しかしどうやら男性の実験は失敗に終わったものの、彼は施設から出してもらえることになり、レネーも彼が拘束されている担架に隠れて脱出を図ります。脱出するためにIDを手に入れようと部屋に隠れていると、そこには動向が3つもある不気味な研究員の姿が。さらに廊下には、実験に失敗した男性が、皮膚に異常をきたした状態で置かれていました。再び部屋に戻るレネーに、研究員は「G10-12X」とはあるDNAの遺伝子コードだと説明します。彼らの目的はその「G10-12X」を極限まで恐怖を与えることでラプチャー(破裂)させることでした。ラプチャーに成功すると、その人物は瞳孔が3つになり、顔もぐにゃぐにゃに変化するのでした。
ラプチャー 破裂の結末
レネーは実験を逃れるべく、研究員に襲い掛かり、個室から逃げ出します。しかしすぐに捕まると、レネーは再び拘束されます。ラプチャーに成功すると、新たな人類として進化することができ、研究員は同類を集めて新時代を築こうとしていました。最後の実験として、レネーの顔に透明のヘルメットがかぶされると、そこへ大量のクモが投入されます。逃げ場のない恐怖にもがき苦しむレネーですが、突然動きと悲鳴が止まると、彼女の顔は変形しだし、ラプチャーに成功します。新人類となったレネーは自宅に戻りますが、身なりや性格が突然変った母を、エヴァンは怪訝な表情で見つめます。テレビでは、ブレイクがUFOに攫われたと真顔でインタビューに答えています。レネーの自宅に、エヴァンも取り込もうとする研究員がやってくると、レネーは彼らの見方のフリをしつつ、密かにエヴァンに逃げるよう促します。研究員はそんなレネーにも勘付いており、次第に人間らしい感情はなくなっていくとレネーに伝えます。いずれレネーは新世代の母になると、研究員は大いに期待を寄せるのでした。
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