ザ・スティールの紹介:2008年アメリカ映画。一人の有能な建築家のデザイナーが、空港にいた東洋人アテンダーに一目ぼれした。彼女の遊び心の頼みで、怒りながら電話する男を面白半分にスケッチしたことから男の罠
にハマリ、人生を転落させられるという内容のサスペンス映画です。
監督:ジェイコブ・パンダー 出演者:ジョシュア・レンガート(ディラン)、モー・ガリーニ(ウェスリー・ストーン)、ジェン・ホン(アン)、オクトーバー・ムーア(ジェニー)ほか
映画「ザ・スティール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・スティール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・スティールの予告編 動画
映画「ザ・スティール」解説
この解説記事には映画「ザ・スティール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・スティールのネタバレあらすじ:起
シアトル空港で前に座る東洋人アテンダーに一目ぼれし、アテンダーのデッサンを描くディランがいました。自分が描かれている事を知ったアテンダーはディランの側にきました。ディランは建築家の有能なデザイナーで、アテンダーはアンという名前でした。そしてアンは前に座って怒りながら電話をしている男を描いてと頼みました。ディランは好みのタイプの女性に言われ、描き始めました。そして笑いながら自分を描かれている事がわかった男が、近寄って来ました。そしてディランとアンに怒り始めました。アンは知らぬ間に逃げ出し、ディランは男をなだめその場を切り抜けました。男は雑誌の表紙にある記事から、ディランの事を知りました。
ザ・スティールのネタバレあらすじ:承
ディランには同棲する彼女ジェニーがいました。仕事一筋のディランに対し、子供が欲しいと話しますが、ディランは今はいらないと突っぱねました。夜ディランのPCにチャットメールが来ました。銀行からのメールでアップデートを要求されました。ディランは何も考えずアップデートしました。会社ではディランの設計したテックランド・タワーの設計変更が求められていました。ディランは有能でしたが、共同経営者のジェフやテッサの要請には耳を傾けず、自分の設計を押し通しました。そんなディランにジェフはチームで動くことを考えろとしきりに言いました。マンションの部屋から下を見たディランがアテンダーのアンを見つけました。気になるディランはアンを探しに下に降りました。
ザ・スティールのネタバレあらすじ:転
アンは地下駐車場で大きなボックスを受け取っていました。偶然を装ったディランはボックスを運ぶのを手伝いました。ディランの視線はアンの身体にいっていました。アンの部屋まで運ぶとディランは自分の部屋に帰りました。そのボックスには双子のアンの姉が入っていました。不法入国でした。アンは姉の借金を返すため、麻薬をぬいぐるみに入れ運び屋をやっていました。アンは姉に一歩も外に出るなと言い、閉じ込めました。退屈な姉はアテンダーの制服を着て公園に出ました。アンと勘違いしたディランが話しかけました。この光景を通りかかったジェニーがじっと見ていました。部屋に帰ったディランはジェニーに追及されましたが単なる知り合いとごまかしました。一人になったディランにアンから電話がかかり、出ると叫び声がしました。慌てて駆けつけるとアンが殺され、姉は生きていました。
ザ・スティールの結末
ディランの会社の口座から50万ドルが引き出されていました。ディランのアップデートが原因でした。更にアンを刺した包丁にディランの指紋が付いていたため、ディランは容疑者として報道されました。このことによりテックランドタワーの仕事はキャンセルされ、ディランは会社を離れました。ジェニーにも追い出され、一人歩いてシアトルを目指したディランは自分の書いたスケッチブックを見ました。そこに空港で描いた男の持っていた会社のバックが描かれていました。その会社に向かいますが倒産していました。ディランは男の素性を調べるとウェスリー・ストーンだと分かり、自宅に侵入すると、ディランの個人情報を盗み、金を引き出しているのがわかりました。アンの姉を連れ帰ってきたストーンはディランの伝言に怒りが爆発し、ディランの待つ場所へ行きました。殺されそうになったディランを助けたのはアンの姉でした。ディランは水たまりでストーンを溺死させ、身分証を偽造し、ストーンに成りすまし、貸金庫から50万ドル取り出しました。傍らにはアンの姉がいました。
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