マイ・ファニー・レディの紹介:2014年アメリカ映画。女優になる夢を持つコールガールの女性が、ふとしたことからブロードウェイの演出家と出会い、周りの複雑な人間関係に翻弄されながらも夢を叶えようとする群像コメディ映画です。
監督:ピーター・ボグダノヴィッチ 出演者:イモージェン・プーツ(イサベラ・”イジー”・パターソン)、オーウェン・ウィルソン(アーノルド・アルバートソン)、キャスリン・ハーン(デルタ・シモンズ)、ウィル・フォーテ(ジョシュア・フリート)、リス・エヴァンス(セス・ギルバート)ほか
映画「マイ・ファニー・レディ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マイ・ファニー・レディ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マイ・ファニー・レディの予告編 動画
映画「マイ・ファニー・レディ」解説
この解説記事には映画「マイ・ファニー・レディ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マイ・ファニー・レディのネタバレあらすじ:起
ニューヨークのとあるバー、若きハリウッド女優のイジー(イモージェン・プーツ)は、女性記者(イリアナ・ダグラス)を前にインタビューに応じ、自らのこれまでの道のりを打ち明けていました。イジーはかつて高級コールガールだった過去も明け透けに話し、そしてひとつの出会いがもたらした奇跡について語り出しました。4年前、イジーは、コールガールの仕事で生活費を稼ぎながら、いつか女優になる日を夢見ていました。そんなある日、仕事のために高級ホテルの一室に呼び出されたイジーは、客として現れた中年男から「君が今の仕事を辞めるのなら、君の夢のために3万ドルをあげるよ」という取引を持ち掛けられます。
マイ・ファニー・レディのネタバレあらすじ:承
イジーはその申し出を受けてコールガールの仕事を辞め、早速ブロードウェイの舞台のオーディションを受けるために会場入りします。そこにいたのは、偶然にも先日3万ドルをくれた客である著名な舞台演出家アーノルド(オーウェン・ウィルソン)でした。しかもそのミュージカルにはアーノルドの妻で女優のデルタ(キャスリン・ハーン)が主演することになっていました。まさかのイジーの登場に慌てたアーノルドは妻との衝突を避けるため、何とかイジーを落選させようとしますが、何とイジーの演技はデルタや脚本家のジョシュア(ウィル・フォーテ)、デルタの相手役を演じる俳優セス(リス・エヴァンス)らの心を掴んでしまい、見事オーディションに合格しました。
マイ・ファニー・レディのネタバレあらすじ:転
イジーは役を射止めたお礼にとアーノルドに接近しますが、妻の前では事情を明かすわけにはいかないアーノルドは素っ気ない態度を取り続けます。そんな中、セスはアーノルドの浮気癖を利用してデルタを口説き落とそうと画策し、人の話を聞かないセラピストの恋人ジェーン(ジェニファー・アニストン)との関係に疲れ切ったジョシュアはイジーに一目惚れしてしまいます。ところがイジーはジェーンの顧客でもあり、互いが事情を知らぬままイジーとジェーンはセラピストと顧客としての関係を深めていきます。しかしジェーンの顧客の一人である判事のペンダガスト(オースティン・ペンドルトン)はイジーの虜になってしまい、わざわざ私立探偵(ジョージ・モーフォゲン)を雇ってイジーの身辺を探らせようとします。
マイ・ファニー・レディの結末
舞台初日が近づいたある日、セスはデルタをイタリアンレストランへ食事に誘うことに成功しますが、その店には意を決してイジーを誘ったジョシュアとイジーも来店していました。さらには偶然にもアーノルドやジェーン、さらにはイジーのコールガール時代の客だった老人など、様々な人々が一同に会してしまい大混乱に。何とか舞台の初日を迎えますが、イジーは堂々たる演技で観客を魅了し、舞台は大成功を収めます。イジーがアーノルドにお礼を言おうとしたその時、見知らぬ女がアーノルドの前に現れ、あなたがくれた2万ドルのおかげで今の私があると礼を言います。どうやらアーノルドはイジー以外にも複数の女性を同様の手口で口説いていたようです。激怒したデルタはアーノルドに当たり散らしました。そして現在。インタビューを終えたイジーは、アーノルドへの感謝の気持ちを述べると、新恋人と共にバーを後にしました。
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