バニラ・フォグの紹介:1999年アメリカ映画。ニューヨークの小さなレストランオーナー、アマンダは市場で出会ったハンサムなエリート青年トムに一目ぼれします。しかしトムはオープン間近の高級レストランの経営を任される商売敵で…。料理の魔法に導かれ恋に落ちていく男女を描いたロマンティックコメディです。
監督:マーク・ターロフ 出演者:サラ・ミシェル・ゲラー(アマンダ・シェルトン)、ショーン・パトリック・フラナリー(トム・バートレット)、パトリシア・クラークソン(ロイス・マックナリー)、ディラン・ベイカー(ジョナサン・ベンデル)、ほか
映画「バニラ・フォグ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バニラ・フォグ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バニラ・フォグ」解説
この解説記事には映画「バニラ・フォグ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バニラフォグのネタバレあらすじ:起
舞台はニューヨーク。二流シェフのアマンダは母から受け継いだ小さなレストラン、サザンクロスを切り盛りしていますが、経営は芳しくありません。ある朝、アマンダはカニを買いに出掛けた市場で高級デパートで働くビジネスマンのトムに出会います。トムに一目ぼれしてしたアマンダは店のスペシャル料理はカニのナポレオン風なのと見栄を張ってしまいました。
ある日、恋人のクリスにランチを誘われたトムは、たまたまサザンクロスの前を通りかかります。トムからカニ料理をオーダーされたアマンダは窮地に追い込まれますが、魔法でも働いたかのように素晴らしいカニ料理が完成します。出来上がった料理はトムの舌を唸らせますが、チキン料理をオーダーしたクリスのほうは、料理を口にしたとたん凶暴化し、店の皿を割るなど奇行を繰り返して帰ってしまいます。
バニラフォグのネタバレあらすじ:承
クリスの割った皿を弁償したいとトムが申し出たことから、アマンダはトムの働くデパートへやってきます。さらに絶品の手作りエクレアをプレゼントし、トムの心を鷲づかみにします。トムはオープンを間近に控えた高級レストランのフロアにアマンダを連れてきます。すると突如、二人の背後にオーケストラが現れて、美しい音楽を奏ではじめました。トムとアマンダは幻想に包まれながら、一緒にダンスを踊りました。
その後アマンダは見違えるように料理の腕を上げていき、レストランは活気を取り戻していきます。ある夜、店を訪ねてきたトムは蘭の鉢をアマンダにプレゼントします。アマンダが蘭の花びらをバニラに加えると、たちまち辺りはバニラの霧に包まれていきます。二人は甘い香りに包まれ、キスを交わしました。
バニラフォグのネタバレあらすじ:転
トムはアマンダの作る料理の味が忘れられなくなり、仕事に身が入らなくなっていきます。一方アマンダは自分の周辺で不可思議な現象が続いていることに危機感を感じていました。
ある夜、トムとアマンダがキスをすると身体が宙に舞い上がり、トムの身体だけが天井に張り付けられしまうという事件が起きます。トムは徐々にアマンダが魔女なのではないかと疑い始め、二人の仲はぎくしゃくし始めます。
バニラフォグの結末
レストランの開店日が迫っていましたが、突然フランス人シェフバルデロンが辞めると言い出し、トムや責任者のジョナサンは頭を悩まします。アマンダの料理の腕を知るジョナサンは彼女を正式なシェフとして雇いたいと言い出し、トムの反対を押し切ってアマンダを採用します。
レストランのオープニングパーティの日がやってきました。アマンダは彼女をよく思わない他のシェフ達から妨害を受けながらも、素晴らしい料理を次々と完成させていきます。その料理を食べた客達は、美味しさのあまり涙を流し始めました。その光景を見たトムはアマンダの料理が人々に幸福をもたらすことを痛感します。過ちに気づいたトムはアマンダにピンクのドレスをプレゼントし、アマンダもトムを受け入れるのでした。
以上、映画「バニラ・フォグ」のあらすじと結末でした。
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