スペース・プレイヤーズの紹介:2021年アメリカ映画。伝説のバスケットボールプレイヤー、マイケル・ジョーダンが出演した「スペース・ジャム」の続編に当たる作品。バーチャル世界に入り込んだ主人公の奮闘を描きます。今回は現役プレイヤーのレブロン・ジェームズが出演となり、ルーニーチューンズの愉快な仲間たちと共演を果たしています。
監督:マルコム・D・リー 出演:レブロン・ジェームズ(レブロン・ジェームズ)、ドン・チードル(アルG・リズム)、クリス・デービス(マリク)、ソネクア・マーティン=グリーン(カマイヤ・ジェームズ)、セドリック・ジョー(ドミニク)、シーエア・J・ライト(ダリウス・ジェームズ)、ハーパー・リー・アレクサンダー(ソーシャ・ジェームズ)、ほか
映画「スペース・プレイヤーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スペース・プレイヤーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スペース・プレイヤーズの予告編 動画
映画「スペース・プレイヤーズ」解説
この解説記事には映画「スペース・プレイヤーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スペース・プレイヤーズのネタバレあらすじ:起
レブロン・ジェームズはプロバスケットボールプレーヤーです。身長201センチ、体重109キロという恵まれた体格を駆使してNBA史上最高の選手の1人と呼ばれる程のスーパースターになりました。
レブロンには愛する妻カマイヤと、娘ソーシャ、息子ダリウスとドミニクの3人の子供がいます。レブロンの息子という事で当然ダリウスとドミニクにはバスケットボールがついて回ります。しかしバスケットボールが上手なダリウスとは違い、ドミニクはバスケットボールが好きではなく実はゲームが好きだったのです。
父として接してあげてという妻の言葉に押され、レブロンはドミニクのために映画会社ワーナー・ブラザースから来た招待状を見せ、一緒に行かないかと提案します。
ワーナー・ブラザースでは、AIであるアル・G・リズムが待っていました。レブロンを使ったゲームを作りたいアル・G・リズムは、レブロンと仲違いしていたドミニクをゲームの世界に吸い込みました。
そしてゲームの中でのバスケットボール試合での勝利を条件に息子を返すと言いだします。そのために仲間のキャラクターを集めろと言うのです。どうしても息子を取り戻したいレブロンは、この世界に留まることにしました。
スペース・プレイヤーズのネタバレあらすじ:承
レブロンがやってきたのは、ルーニーチューンズワールド。ここではレブロンの姿はアニメのようになってしまいます。そこには有名なバックス・バニーがいました。前にも似たような事があったと話すバックス・バニーと一緒に、レブロンは仲間を探すことになりました。
各地を周り、シルベスター・キャット、トゥイーティー、ヨセミテ・サム、ロードランナー、グラニー、ゴッサマー、ローラ・バニーを仲間にしていきます。
アル・G・リズムはドミニクをそそのかして最強のキャラクター達を作り上げるように言いました。アル・G・リズムを悪人だと思っていないドミニクは彼の言うとおりに動きます。そしてドミニク自身の能力値を最強にして、父レブロンに挑むようにと話します。
その頃、バックス・バニー達と試合に向けての練習をしていたレブロンの元に、カマイヤから電話が入ります。なんとカマイヤはソーシャやダリウスを連れてワーナー・ブラザースにやってきていると言うのです。彼らをおびき寄せたアル・G・リズムはバーチャル空間へと誘いこみます。
時間がやってきました。いよいよ試合が始まります。アル・G・リズムの仕業でアニメの世界の観客だけでなく、現実世界の観客もやってきています。
スペース・プレイヤーズのネタバレあらすじ:転
試合が開始されました。この試合はドミニクの考えた世界なので、普通のバスケットボールの試合ではありません。スタイルポイントなどの加点方式が導入されています。なかなかこのルールに馴染めないレブロンチームは、大苦戦のまま前半を終えることになりました。
1000点もの差をつけられて絶望的な状況の中、作戦会議です。アニメそれぞれのキャラクターの特性を活かして戦おうと決め、後半戦に向かいます。
バックス・バニー達はアニメならではの特性を活かして得点を重ね、差を縮めていきます。ボールが回ったレブロンはドリブルを止め、ドミニクが作ったこのゲームを称賛します。
父に認められて嬉しいドミニクはハグをして仲違いを止めました。観客は大喝采、しかしそれが気に入らないアル・G・リズムは、ドミニクを追放します。ドミニクはこれでレブロンのチームに入ることになりました。
アル・G・リズムは卑怯な手を使ってでも勝とうとしてきます。どうしたものかと考えたレブロンとドミニクは、バグを利用した技が使えることに気が付きました。
しかし、そのバグ技を使用したら、そのプレーヤーは消えてしまう可能性がありました。そのプレーヤーに立候補したのはバックス・バニー。バグ技を使って終了直前にゴールを決め、レブロンのチームは僅差で勝利をあげたのです。
スペース・プレイヤーズの結末
ゲームが終了しバーチャル空間に来ていた者達は現実世界に戻っていきます。バックス・バニーもバグ技を使用した影響で、天に上るように消えていきました。レブロンはドミニクと現実世界に戻っていきます。
現実世界に戻り、ドミニクはしばらくゲームを止めてバスケットボールに専念するため、週末のバスケットボール合宿に参加しようと思っていました。
しかし、レブロンがドミニクを連れてきたのはゲーム合宿の会場でした。レブロンは「自分の道を生きなさい」とドミニクの背中を押します。ドミニクは嬉しそうに会場へと向かっていきます。
ドミニクを見送り帰路につくレブロンの前に、消えたはずのバックス・バニーが現れました。アニメだから消えるはずないと笑うバックス・バニーは、仲間の皆と現実世界にやってきていたのです。
レブロンはアニメの皆と楽しく騒がしい週末を過ごす事になりそうです。
以上、映画「スペース・プレイヤーズ」のあらすじと結末でした。
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