スパングリッシュ 太陽の国から来たママのことの紹介:2004年アメリカ映画。ヒスパニック系のシングルマザーのフロールと聡明で美しい娘クリスティーナ親子が故郷のメキシコを離れ、ロサンジェルスに移り家政婦として住み込みで働く事から物語が始まり、その家の自由奔放な裕福なデボラ婦人と主人のジョンによって親子で心を乱され終止符を打つまでの話です。“スパングリッシュ”とはヒスパニック系の人達の言葉のスパニッシュとイングリッシュが入り混じった言葉の事です。
監督:ジェームズ・L・ブルックス 出演:アダム・サンドラー(ジョン・クラスキー)、パス・ベガ(フロール)、ティア・レオーニ(デボラ・クラスキー)、クロリス・リーチマン(エヴェリン)、シェルビー・ブルース(クリスティーナ)、サラ・スティール(バーニー)、イアン・ハイランド(ジョージー)、ほか
映画「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」解説
この解説記事には映画「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スパングリッシュ 太陽の国から来たママのことのネタバレあらすじ:起
クリスティーナはプリストン大に入学するため願書に添付する小論文に自分の生い立ちを書きました。”12年前父親が家を出て母フロールに大きな影響を受けて育った・・・” メキシコからクリスティーナと共にロサンジェルスに移り住んだシングルマザーのフロールはクラスキー家でハウスキーパーとして働くことに、その日は就職祝いに二人で少しリッチな外食をします。初出勤の日朝から高カロリーのフレンチトーストを食べる太めのバーニーとクラスキー夫妻は子育て方の事で喧嘩をしています。夫のジョンはシェフ、今日はタイムズからレストラン評論家がやってくると言うことだが「4星取ると後は減るのが心配」とそこで閃きます。「欲しいのは 星3つと4分の1それなら完璧だ」「ほとんど文句無くいいってことだし、今後の経営にはいい影響だけが残る」
スパングリッシュ 太陽の国から来たママのことのネタバレあらすじ:承
自宅では祖母エヴェリンは朝からワインを飲みながらバーニーと会話をしているとデボラ婦人に叱られます。デボラはバーニーの減量の為にわざとMサイズの服を買って帰るとバーニーは泣きながら部屋に引きこもります。クリスティーナは英語が不慣れなフロールに一つの言葉を教えます「ちょっと 着てみて」クリスティーナは願書にこう書きます。”研究したい仮説があります。アメリカの白人女性もヒスパニック女性も太る原因は充足感への欲望だと思います。” フロールは翌朝バーニーに買ったMサイズの服を補正し、バーニーに「ちょっと 着てみて」入らないと思った洋服が入った事に喜びながら鏡を見るバーニーが補正後を見てフロールに抱きつき「ありがとう」と笑顔で感謝の言葉を送ります。ジョンは恐る恐る新聞を広げ評論家が星を幾つ付けたかを確認、結果は4ツ星、家族は大喜びです。それからデボラは別荘を購入してフロールはクリスティーナと共に別荘に住み込みで働く事になります。デボラはクリスティーナを見た瞬間からその美しさを気に入り、翌朝にはクリスティーナをノミの市に連れ出します。クリスティーナはとても喜びますがフロールは気に入りません。ジョンに「人の子は放っておいて大人の見解の違いから子供は容易に親を信じなくなる」とまくし立てますがジョンはバーニーの服の件を持ち出します。この時フロールは自分が英語が出来ないため全てクリスティーナに通訳をさせたことを恥て通信販売で英語教材を購入し勉強します。
スパングリッシュ 太陽の国から来たママのことのネタバレあらすじ:転
時にはワインを片手にしたエヴェリンと。一方ジョンの店は予約が殺到しますがジョンは「困るよふらっと来て入れない店は嫌だ、何も変えたくない」とその日はデボラは外出中、酔って「4つ星なんて最低だなぁ」と言いながら、すると部屋で英語の勉強をするフロールを見て部屋に入り自室に戻ろうとするフロールに「いいんだよ続けて」話しながらフロールに近づいて行き「優しく繊細にされると困るよステキで」ジョンは「近づきすぎた悪かった」と言いながらその場を去ります。デボラはクリスティーナの学力の高さも気に入り奨学金で バーニーと同じ私立校に入学させようとします。フロールはクリスティーナの件をジョンに相談します。ジョンもまたバーニーの事を学校は認めていないと悩みを打ち明けます。フロールはクリスティーナが「教室であの子だけ変か、他の子に自分を似せていくか」するとジョンは「バーニーの時もそう思った」「”変か同じか”なら変な方がいい」と言った事に対しフロールは「まったく同感」だと言います。
スパングリッシュ 太陽の国から来たママのことの結末
クリスティーナは重い教科書の入ったバーニーのお古のカバンをデボラから受け取り入学祝だと言って高価そうなネックレスをクリスティーナの首にかけます。エヴェリンは夜車で出かけようとするデボラを引き止めます」「こんな事を続けてたらジョンに逃げられるわ・・・」そしてデボラは帰宅したジョンに泣きながら「11週間浮気してたけどもう終ったから・・・」「不安で誰かに認めてほしかったのね」ジョンは頭を整理してから「彼と寝たか」と尋ねます。フロールは「寝たわ」「詳しく話を聞けばあなたもきっと解決法が見えるとにかく話を・・・」とまくし立てるデボナにジョンは「限界だ行くよ」と部屋を出ます。フロールは辞めるつもりで娘を迎えに来て出くわしたジョンに車で送ってもらうことになり、その様子を窓からデボラは不安そうに見ていました。車内でフロールは「私辞めます」「僕も辞めたい」と怒鳴ります。そして二人はジョンの店へ酒を進め自分も飲もうとしたジョンでしたがフロールが止め「お互い酔うべきじゃないと思う」と言います。するとジョンは静かに酒の入ったグラスを置きます。ジョンの料理を堪能したフロールは「この味を永遠に忘れない」ジョンは「僕を見てる君は最高にきれいだった」二人はキスをします。フロールは「子供がいれば冒せないミスがある」床から足を浮かせて座っている二人ですがジョンが「床に触ったら現実社会だそういそがないで」と言います。 フロールはゆっくりと床に足を下ろし足早に去っていきます。自宅に戻ったジョンにデボラは「帰ってくれて良かった」と一言だけ言って部屋に戻ります。別の部屋に戻ったジョンの顔を見に家族の異変に気づいたバーニーをジョンが抱きしめます。フロール皆に別れの挨拶をデボラの呼ぶ声は無視をしてクリスティーナを連れて帰ります。ジョンは「いい男と出会えよ」そういってフロールを抱きしめます。その後クリスティーナはプリストン大の小論文に”入学で私という人間の価値が決まるものではありません。私の人格は以下の事実のみに帰結するのです。””私は母の娘”クリスティーナの泣きはらした顔は揺れるバスの中で母の胸の中にありました。
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