イノセント・ガーデンの紹介:2013年アメリカ映画。18歳の誕生日を迎えた少女のもとに、長年消息不明だった叔父が突然現れたことで、彼女の周りで不審なことが起きると同時に彼女の狂気が目覚めていくサスペンス。
監督:パク・チャヌク 出演:ミア・ワシコウスカ(インディア・ストーカー)、ニコール・キッドマン(イヴリン・ストーカー / エヴィ)、マシュー・グード(チャールズ・ストーカー / チャーリー)、ダーモット・マローニー(リチャード・ストーカー)、ジャッキー・ウィーヴァー(ジン・ストーカー)、ほか
映画「イノセント・ガーデン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「イノセント・ガーデン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
イノセント・ガーデンの予告編 動画
映画「イノセント・ガーデン」解説
この解説記事には映画「イノセント・ガーデン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
イノセント・ガーデンのネタバレあらすじ:起・誕生日
大邸宅で暮らす少女インディアは18歳の誕生日を迎えていた。毎年誕生日には、父からの靴のプレゼントを庭で捜すのが楽しみだったが、この日見つけた箱には鍵が1つ入っているだけだった。そしてその日、父のリチャートが事故死したという知らせが入る。インディアは父から狩りを教わり、共に狩りを楽しんだりと父との仲は良かったが、美しい母エヴィとはなぜかそりがあわず、家政婦のマクガーリック夫人がインディアにとっては母のような存在だった。
イノセント・ガーデンのネタバレあらすじ:承・叔父の存在
父の葬儀の日、長く行方がわからなかった父の弟チャーリーが突然現れる。海外をずっと旅していたというチャーリーは参列者から不審な目で見られていたが、エヴィはチャーリーがしばらく屋敷に留まるという。インディアはマクガーリック夫人とチャーリーが深刻に話す場面を目撃するが、その日を最後に夫人は姿を消す。
リチャードが亡くなったばかりだというのにチャーリーに媚びる母に嫌悪し、チャーリーに不審なものを感じたインディアは2人が出かけている間にチャーリーの荷物を盗み見ると、そこには父から贈られたはずのプレゼントと同じ箱があるのを見つける。一方のチャーリーはエヴィの気をひきながらもインディアにも接近する。
イノセント・ガーデンのネタバレあらすじ:転・殺人鬼
ある時、チャーリーとリチャードの叔母ジンが訪ねてくる。屋敷にチャーリーがいることに驚いたジンは早々に屋敷を後にする。その後携帯を無くしたことに気づいたジンが電話ボックスに入ると、そこにチャーリーが現れてジンに襲い掛かる。その頃、インディアは地下室の冷凍庫の中でマクガーリック夫人の遺体を発見し、チャーリーを疑うが、何故か誰にもこのことを話さなかった。その後、チャーリーとエヴィが抱き合う姿を目にしたインディアは家を飛び出し、そこで出くわした同級生のホイップに襲われそうになたところへチャーリーが現れ、ホイップを殺し、インディアに手伝わせて遺体を庭に埋める。そこでジンの携帯に電話をかけたインディアは土の中から着信音が聞こえたことでジンもチャーリーの手にかかったことを確信する。呆然としながらもインディアはホイップが殺されたと時のことを思い出しながら欲情していた。
イノセント・ガーデンの結末:狂気の血
遺品の整理のために父の部屋に入ったインディアは、そこで鍵のかかった引き出しを見つけ、最後のプレゼントとなった鍵で開ける。中にあった写真や手紙から、チャーリーはずっと精神科の病院に入院していたことを知る。そしてチャーリーから、幼い頃末の弟を殺したことでずっと入院し、インディアの誕生日が退院の日で迎えに来たリチャートから一緒には住めないと言われて彼を殺したことを告白する。インディアの中にも自分と同じ欲求があることを感じ取っていたチャーリーはインディアに一緒に逃げようと持ちかける。エヴィも真実に気づき、インディアに嫉妬して行かせまいとするが、チャーリーはエヴィも手に掛けようとする。それを見たインディアはチャーリーを猟銃で撃ち殺し、庭に埋める。そしてひとり、車に乗って屋敷を出るインディア。途中保安官にスピード違反で止められるが、彼の喉を切り、逃げる保安官を猟銃で撃つ。狩りの快感が彼女を支配していた。
この映画の感想を投稿する