あの頃、ティファニーでの紹介:2010年アメリカ映画。人気俳優ヒューと婚約中のジェーンは幸せを手に入れたはずだった。そんなジェーンの前に現われた20年前に別れた空想の友達マイケルとのかけがえのない時間とマイケルに抱く愛情を描いたラブロマンスです。
監督:マーク・ピズナースキー 出演:アリッサ・ミラノ(ジェーン)、エリック・ウィンター(マイケル)、イヴァン・セルゲイ(ヒュー)、クリスティン・ブース(ジャクリーン)、ストッカード・チャニング(ヴィヴィアン)、エミリー・アリン・リンド(10歳のジェーン) ほか
映画「あの頃、ティファニーで」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「あの頃、ティファニーで」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
あの頃、ティファニーでの予告編 動画
映画「あの頃、ティファニーで」解説
この解説記事には映画「あの頃、ティファニーで」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
あの頃、ティファニーでのネタバレあらすじ:起
クリスマスイブでジェーン10歳の誕生日、マイケルと母とレストランへ食事に行き、ジェーンはパフェを頬張りながら隣の家族を見ながら、どんな間柄なのかを妄想します。母はジェーンの誕生日プレゼントにティファニーに入り、プレゼントを選びます。その横でジェーンは大人のふりをして指輪をはめて「マイケル、素敵でしょ」と喜んでいます。
マイケルはジェーンに「君が生まれた5時15分になると僕はいなくなる。担当の子が10歳になると“空想の友達”は去る決まりなんだ」と告げます。ジェーンは泣きながら「世界一の親友だわ、大好き」と言うと、マイケルは「心の中でずっと繋がってるよ」と言って去っていきます。泣き叫ぶジェーンに母は「彼を卒業するときかも」とジェーンに言い聞かせます。
あの頃、ティファニーでのネタバレあらすじ:承
20年が経ち、結婚式を1ヶ月後に控えたジェーンは、婚約指輪を受け取りに行った時、店の前で道の向こうからこちらに渡ろうとしている男性に見つめられます。ジェーンは人気俳優ヒューとの結婚準備を着々と進め、その結婚はマスコミでも報道されます。ドレスの試着に訪れた店に、あの男性がやって来ます。「子供の頃、親友だった」と言う男性をジェーンはストーカーだと思い、友人のジャッキーに相談します。
マイケルはジェーンに思い出してもらいたくて、ティファニーで別れたときの話しをして、やっとジェーンを信じさせることが出来ました。今の自分の生活や、環境に満足しているジェーンは、過去から蘇った“空想の友達”だなんて、信じたいけど自分が“イッちゃってる”気がする、と爪の手入れをしてもらいながら話します。
あの頃、ティファニーでのネタバレあらすじ:転
ヒューとの夕食の席にも、マイケルはやって来ます。マイケルの発する言葉にヒューは困惑し、ジェーンは誤解を招かないようにマイケルを幼稚園時代の幼馴染だとマイケルを紹介します。レストランの前で別れたマイケルは、ジェーンの家の前のベンチに座り待っていました。ベンチで寝ようとするマイケルを見かねたジェーンは、自宅に泊めることにします。「何故戻ったの?」と言うジェーンにマイケルは「たぶん君に力を貸す為」と言います。
結婚式の準備で忙しいジェーンにマイケルも同行する事になります。なかなか決められなかったブーケもドレスも、マイケルと一緒だと直ぐに決める事ができます。ドレスを試着した時に、どちらからとも無くキスを交わし、ジェーンは「ただの旧友のキスよ」と言い、自分自身を納得させようとします。
ヒューと街を歩くジェーン。くしゃみをしたジェーンにヒューは「風邪か?」と問いかけ、「看病してくれる?」と言うジェーンにヒューは「共倒れになるのに」と言います。ジェーンはマイケルがは皿洗いをしているという店を、マイケルへのクリスマスプレゼントを持って訪ねます。皿洗いではなくシェフになっていたマイケル。そしてメニュー看板にはジェーンの得意料理の名前がありました。ジェーンは帰り際に「また会える?」とマイケルに聞くと、「どうかな、そう願うけど」と言いますが、2人はそのまま別れられず抱き合い愛し合います。
翌朝、マイケルはジェーンに「帰らなきゃいけない、君を愛した事は最高の出来事だった」と言うと、ジェーンは「本当に愛してたら離れたり出来ない、一瞬たりともあなたのために人生のムダ遣いはしない。二度と顔を見せないで」と言うと、去っていきました。
あの頃、ティファニーでの結末
そして迎えた結婚式。バージンロードを歩きながらジェーンはヒューがどれだけ自分の事を知っているか、いくつも質問をしますが、残念な結果に。ヒューは「僕もいたらなかった、とにかく結婚を」と言いますが、ジェーンは「こんなの愛じゃない」とヒューに指輪を返して駆け出します。
マイケルがまた居なくなるとしたらジェーンの生まれた時間、その時まで15分。ティファニーへと急ぎます。エレベーターに乗ろうとするマイケルを引き止めますが、マイケルはエレベーターに乗り込んでしまいます。ティファニー前のベンチで座り込むジェーン、すると背後からマイケルの声がします。
ジェーン「帰ったんじゃ?」。マイケル「無理だった」。マイケル「僕が戻ったのは僕の存在に君が不可欠だから」。
キスをする二人「愛してる」「僕も愛してる」肩を抱かれ歩く2人、ジェニーの薬指にはマイケルから贈られた20年前のあの指輪が光っていました。
以上、映画「あの頃、ティファニーで」のあらすじと結末でした。
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