松本清張原作映画一覧

松本清張原作映画のネタバレあらすじ一覧です。松本清張原作のおすすめ映画、人気映画から、題材として扱われた作品まで、松本清張原作映画のネタバレあらすじ一覧です。

「霧の旗」のネタバレあらすじ結末

霧の旗の紹介:1965年日本映画。殺人罪で投獄された兄の無実を証明するために、東京の有名な弁護士に弁護を頼みに来た桐子でしたが、費用が払えないなら弁護は出来ないとあしらわれます。それでも何度も頼み込む桐子でしたが、弁護士の大塚は愛人と伊豆へ旅行に行ってしまいます。1年後、兄が獄中死したことで、桐子は大塚への復讐を始めました…という内容の松本清張原作、倍賞千恵子主演のサスペンス映画です。
監督:山田洋次 出演者:倍賞千恵子(柳田桐子)、滝沢修(大塚欽三)、露口茂(柳田正夫)、新珠三千代(河野径子)、川津祐介(杉田健一)、近藤洋介(阿部幸一)、内藤武敏(島田検事)ほか

「張込み(松本清張原作)」のネタバレあらすじ結末

張込みの紹介:1958年日本映画。松本清張(原作)、橋本忍(脚色)、野村芳太郎(演出)という名トリオが初めて手を組んだ作品で、それまでプログラムピクチャーばかり撮ってきた野村監督の出世作となった。ごく短い原作を長編化した橋本忍の構成力と野村監督の粘りのある演出が見事。
監督:野村芳太郎 出演:大木実(柚木隆雄)、宮口精二(下岡雄次)、高峰秀子(横川さだ子)、田村高廣(石井)、浦辺粂子(肥前屋の女将)、菅井きん(下岡の妻)、ほか

「顔」のネタバレあらすじ結末

顔の紹介:1957年日本映画。列車から、邪魔な男を突き落として殺した秋子は、自分に都合のいい男を利用して、ファッションモデルのスターにまでのし上がっていました。しかし秋子の周りには、刑事と列車殺人の目撃者の石岡がうろつきはじめ・・・という内容の岡田茉莉子が悪女を演じる、松本清張原作のサスペンス映画です。
監督:大曾根辰夫 原作:松本清張 出演:大木実(石岡三郎)、岡田茉莉子(水原秋子)、笠智衆(長谷川刑事)、森美樹(江波彰)、宮城千賀子(三村容子)、内田良平(前田記者)、山内明(飯島哲次)、千石規子(久子)ほか

「黒の奔流」のネタバレあらすじ結末

黒の奔流(くろのほんりゅう)の紹介:1972年日本映画。多摩川渓谷で起きた殺人事件の犯人・藤江の国選弁護士となった矢野は、事務所の女性と関係を持ち、さらに弁護士会の大物の娘との政略結婚も狙っていました。しかし矢野は藤江の美貌と魅力で関係を持ってしまった事から、人生が狂いはじめます…という松本清張原作のサスペンス映画です。
監督:渡辺祐介 出演者:山崎努(矢野武)、岡田茉莉子(貝塚藤江)、谷口香(岡橋由基子)、松村達雄(若宮正道)、松坂慶子(若宮朋子)、穂積隆信(阿部達彦)ほか

「内海の輪」のネタバレあらすじ結末

内海の輪の紹介:1971年日本映画。松山の呉服屋の嫁と、東京の大学の考古学者との不倫の行く末を描いた、松本清張の小説の映画化作品です。呉服屋の嫁を岩下志麻、考古学者を中尾彬が演じ、愛し合う二人が、憎悪に変わっていく様子を上手く描いています。
監督:斎藤耕一 出演者:岩下志麻(西田美奈子)、中尾彬(江村宗三)、三國連太郎(西田慶太郎)、富永美沙子(川北政代)、入川保則(江村寿夫)、夏八木勲(長谷記者)ほか

「疑惑」のネタバレあらすじ結末

疑惑の紹介:1982年日本映画。夫に多額の保険金をかけ殺害したという疑惑をかけられた魔性の女、球磨子。彼女の弁護を担当することになった佐原律子は球磨子の無罪を立証すべく法廷に立つ。松本清張原作、野村芳太郎監督による手に汗握る法廷サスペンス映画です。捉えどころのない悪女球磨子役の桃井かおりとクールな弁護士律子役の岩下志摩、二大女優の演技対決が話題となりました。
監督:野村芳太郎 出演者:桃井かおり(白河(鬼塚)球磨子)、岩下志摩(佐原律子)、鹿賀丈史(豊崎勝雄)、柄本明(秋谷茂一)、 仲谷昇(白河福太郎)、 森田健作(藤原好郎)、北林谷栄(白河はる江)ほか

「影の車」のネタバレあらすじ結末

影の車の紹介:1970年日本映画。松本清張原作の短編小説「潜在光景」を映画化した作品。平凡な中年男が不倫相手の息子から向けられる殺意に恐怖を抱いていく様がスリリングに描かれたサスペンス映画です。
監督:野村芳太郎 出演者:加藤剛(浜島幸雄)、岩下志麻(小磯泰子)、滝田裕介(浜島のおじさん)、岩崎加根子(浜島の母親)、芦田伸介(刑事)、ほか

「鬼畜」のネタバレあらすじ結末

鬼畜の紹介:1978年日本映画。推理小説の大家、松本清張の同名小説を映画化した作品です。善良で気の弱い男が隠し子を押し付けられたことで追い詰められ、非道な行為に走っていく様がスリリングに描かれた人間ドラマです。
監督:野村芳太郎 出演:緒形拳(竹下宗吉)、岩下志麻(お梅)、大滝秀治(銀行貸付係)、加藤嘉(医師)、田中邦衛(パトカーの警官)、蟹江敬三(阿久津)、穂積隆信(ブローカーの水口)、大竹しのぶ(婦人警官)、ほか

「点と線」のネタバレあらすじ結末

点と線の紹介:1958年日本映画。博多郊外で起きた心中事件は実は官庁の汚職がらみの殺人事件なのでは?刑事たちが執念の捜査で完全犯罪に挑む。松本清張の最初の長編推理小説を映画化。清張作品を原作とする映画の中でも名作と言われるものの一つ。
監督:小林恒夫 出演者:高峰三枝子(安田亮子)、山形勲(安田辰郎)、南廣(三原紀一)、加藤嘉(鳥飼重太郎)、志村喬(笠井警部)、河野秋武(土屋刑事)他

「天城越え(1983年)」のネタバレあらすじ結末

天城越えの紹介:1983年日本映画。松本清張の短編小説を題材にしたサスペンス映画。家出した孤独な少年は道中で出会った美しい女性に心惹かれていきますが、二人にはある悲劇が待ち受けていました。運命に翻弄される娼婦を熱演した田中裕子の演技が高く評価され、1983年のモントリオール世界映画祭において主演女優賞を受賞をしました。
監督:三村晴彦 出演者:渡瀬恒彦(田島松之丞)、田中裕子(大塚ハナ)、平幹二朗(小野寺建造)、吉行和子(建造の母)、山谷初男(山田警部補)ほか

「わるいやつら」のネタバレあらすじ結末

わるいやつらの紹介:1980年日本映画。松本清張の同名小説を映画化した作品。病院経営に行き詰り、赤字を埋めるために愛人達から金を巻き上げている悪徳医師。彼が思わぬ罠にはまり、身を破滅させていく様がスリリングに描かれたサスペンス映画です。
監督:野村芳太郎 出演者:松坂慶子(槙村隆子)、片岡孝夫(戸谷信一)、梶芽衣子(藤島チセ)、緒形拳(井上警部)、藤田まこと(下見沢作雄)

「ゼロの焦点」のネタバレあらすじ結末

ゼロの焦点の紹介:2009年日本映画。松本清張の同名小説「ゼロの焦点」を映画化。お見合いをし結婚した憲一と禎子。結婚から1週間後、金沢に向かった憲一が帰宅予定日になっても帰ってこない。心配した禎子は金沢に向かい、そこで不可解な事を知る。憲一が金沢で仕事をしていた時は下宿に住んでいたと聞かされていた禎子だが、下宿には住んでなかった。調査を進める中で憲一の兄が何者かに殺される。そして室田の会社に勤める田沼久子を調べていた本多も殺されてしまう。徐々に浮かび上がる憲一の過去。衝撃の結末に禎子はたどり着く。
監督:犬童一心 出演:広末涼子(鵜原禎子)、中谷美紀(室田佐知子)、木村多江(田沼久子)、杉本哲太(鵜原宗太郎)、崎本大海(鳴海亨)、西島秀俊(鵜原憲一)ほか

「砂の器」のネタバレあらすじ結末

砂の器の紹介:1974年日本映画。松本清張の同名推理小説を映画化したサスペンス作品です。迷宮入りしかけた殺人事件を追う刑事と、数奇な運命に翻弄される天才音楽家の物語です。
監督:野村芳太郎 出演者:丹波哲郎(今西栄太郎)、森田健作(吉村弘)、加藤剛(和賀英良)、緒形拳(三木謙一)、加藤嘉(本浦千代吉)ほか

「黒い画集 あるサラリーマンの証言」のネタバレあらすじ結末

黒い画集 あるサラリーマンの証言の紹介:1960年日本映画。松本清張の短編小説「証言」に基づくサスペンス・ドラマの秀作。「砂の器」「張込み」と並ぶ清張原作の映画の代表作であり、キネマ旬報ベスト・テンでは2位にランクイン。清張作品の常連スタッフである橋本忍がシナリオを担当している。
監督:堀川弘通 出演:小林桂樹(石野貞一郎)、原知佐子(梅谷千恵子)、江原達怡(大学生・松崎)、小池朝雄(チンピラ)ほか

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