怪談雪女郎(かいだんゆきじょろう)の紹介:1968年日本映画。師匠と山に観音菩薩像を作る大木を探しに行った弟子の与作は、山小屋で夜を明かしている時、雪女に会い、師匠は殺されました。雪女は与作を殺さない代わりに、決して誰にも言うなと言い、誰かに話したら殺すと言って立ち去りました。その後、雨宿りにきた「ゆき」という女と結婚した与作でしたが・・・という古典怪談『雪女』の映画化作品です。
監督:田中徳三 出演者:藤村志保(ゆき)、石濱朗(与作)、長谷川待子(奥方)、内藤武敏(美濃権守)、鈴木瑞穂(行慶)、須賀不二男(地頭)、花布辰男(茂朝)、原泉(巫女)、ほか
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「怪談雪女郎」のネタバレあらすじ結末
「じゃりン子チエ」のネタバレあらすじ結末
じゃりン子チエの紹介:1981年日本映画。はるき悦巳原作の同名漫画作品を映画化した作品。大阪の下町を舞台に甲斐性なしの父を持つしっかり者の娘チエの奮闘ぶりをユーモアたっぷりに描くアニメーション映画。アニメ界の巨星高畑勲が監督を務めた作品であり、その後テレビアニメシリーズとしても人気を博しました。声優陣には吉本興業所属のお笑い芸人が多く起用されています。
監督:高畑勲 出演者:中山千夏(竹本チエ)、西川のりお(竹本テツ)、三林京子(竹本ヨシ江)、京唄子(竹本菊)、鳳啓助(おジィ)、島田紳助(小林マサル)、小鉄(西川きよし)、アントニオ(横山やすし)、桂三枝(花井渉)、芦屋雁之助(百合根光三)、笑福亭仁鶴(花井拳骨)、ほか
「私は猫ストーカー」のネタバレあらすじ結末
私は猫ストーカーの紹介:2009年日本映画。下町情緒あふれる街の冬。イラストレーターのハルは古本屋でアルバイトをしながら、猫たちをそっと追いかける。浅生ハルミンのエッセイの映画化。脚本家、俳優、短編映画の監督として活躍してきた鈴木卓爾が長編映画の監督を初めて手掛けた。もちろん猫がたくさん出てきます。原作者が作詞をし、この映画の音楽で第64回毎日映画コンクール音楽賞を受賞した蓮実重臣が作曲したテーマ曲も聴く価値ありです。
監督:鈴木卓爾 出演者:星野真里(ハル)、江口のりこ(真由子)、宮崎将(鈴木)、徳井優(古本屋の主人)、坂井真紀(古本屋の奥さん)、品川徹(猫仙人)、諏訪太朗(僧侶らしい男)、麻生美代子(大家)、岡部尚(健吾)、ほか
「亡国のイージス」のネタバレあらすじ結末
亡国のイージスの紹介:2005年アメリカ映画。福井晴敏が1999年に発表した同名小説を映画化したサスペンス・アクション映画で、某国のテロリストに乗っ取られ、東京都民全てを人質に取られた海上自衛隊のイージス艦の乗組員たちの苦闘を描きます。
監督:阪本順治 出演者:真田広之(仙石恒史)、勝地涼(如月行)、中井貴一(ホ・ヨンファ(溝口哲也))、寺尾聰(宮津弘隆)、佐藤浩市(渥美大輔)、吉田栄作(竹中勇)、豊原功補(杉浦丈司)、真木蔵人(宗像良昭)、谷原章介(風間雄大)、斉藤陽一郎(田所祐作)、安藤政信(ドンチョル(山崎謙二))、岸部一徳(瀬戸和馬)、原田芳雄(梶本幸一郎)、光石研(若狭祥司)ほか
「逆襲!殺人拳」のネタバレあらすじ結末
逆襲!殺人拳の紹介:1974年日本映画。自身の拳法を使い、高い報酬でどんな仕事でもやる剣琢磨が、500万円の報酬で大和田剛を助けたものの、依頼者で兄の青厳が金を支払わず、殺そうとしたため、金と復讐の為、裏組織に立ち向かうという千葉真一主演の殺人拳シリーズ3作目です。
監督:小沢茂弘 出演者:千葉真一(剣琢磨)、池玲子(大和田亜矢)、北村英三(大和田青厳)、汐路章(大和田剛)、キャッシー(中山君子)、志穂美悦子(火鳳)、和田浩治(国頭武良)ほか
「江戸川乱歩の 陰獣」のネタバレあらすじ結末
江戸川乱歩の 陰獣の紹介:1977年日本映画。探偵小説の人気作家の寒川の元へ、ファンだという美人妻の静子が訪ねてきました。静子はもう一人の人気作家、大江春泥に脅迫されていると言いました。やがて寒川は、行方の分からない大江春泥を探すことになりますが・・・という江戸川乱歩の小説『陰獣』の映画化作品です。
監督:加藤泰 出演者:あおい輝彦(寒川光一郎)、香山美子(小山田静子)、大友柳太朗(小山田六)、川津祐介(市川荒丸)、田口久美(ヘレン・クリスティ)、加賀まりこ(増田芙美子)、尾藤イサオ(青木民蔵)、任田順好(佐々木初代)、若山富三郎(本田達雄)ほか
「牡丹燈籠(1968年)」のネタバレあらすじ結末
牡丹燈籠の紹介:1968年日本映画。お盆の16日、燈籠流しをしていた新三郎が、お米と若いお露という女性と会い、お露に惚れた新三郎は関係を持ってしまいました。しかしお米とお露は幽霊で、新三郎の精気は日に日に吸い取られていきました…という、中国に伝わる怪談と、三遊亭円朝の怪談話を元に撮られた怪談映画です。古典作品ながら、現在においても新鮮な怖さを見せる内容です。
監督:山本薩夫 出演者:本郷功次郎(新三郎)、赤座美代子(お露)、小川真由美(おみね)、西村晃(伴蔵)、志村喬(白翁堂)、大塚道子(お米)、宇田あつみ(次男の嫁菊)ほか
「女囚701号 さそり」のネタバレあらすじ結末
女囚701号 さそりの紹介:1972年日本映画。刑事である恋人に裏切られ、恋人の命を狙い殺人未遂で女子刑務所に送られたナミは、囚人番号701号で呼ばれていました。ナミの最終目的は、元恋人への復讐でした・・という内容の篠原とおるの漫画『さそり』を原作とした『女囚さそりシリーズ』の一作目の作品です。全編を通じ、エロス、暴力、凌辱、拷問シーンの連続で、バイオレンスアクションと言えます。バックに流れる、梶芽衣子さんが唄う『怨み節』が印象的です。
監督:伊藤俊也 出演者:梶芽衣子(松島ナミ)、扇ひろ子(進藤梨恵)、渡辺やよい(木田由起子)、横山リエ(片桐)、渡辺文雄(郷田)、室田日出男(仲崎)、夏八木勲(杉見次雄)、伊達三郎(海津敏)ほか
「226」のネタバレあらすじ結末
226の紹介:1989年日本映画。二・二六事件の経過を陸軍将校の視点から描いた大作映画。昭和11年2月26日、昭和維新を掲げた青年将校たちのクーデターは失敗に終わりました。この歴史上の事実を元に、豪華キャストで制作された作品です。全て実名で演じられ、成功したかに思われたクーデターの内部で何が行われていたのかが克明に描かれています。
監督:五社英雄 出演者:萩原健一(野中四郎大尉)、藤岡重慶(寺内寿一大将)、藤谷美和子(坂井孝子)、松方弘樹(伊集院兼信少佐)、三浦友和(安藤輝三大尉)、宅麻伸(丹生誠忠中尉)、竹中直人(磯部浅一)、田村高廣(湯浅倉平宮内大臣)、丹波哲郎(真崎甚三郎大将)、鶴見辰吾(高橋太郎少尉)、仲代達矢(杉山参謀本部次長)、長門裕之(木戸幸一内大臣秘書館長)、うじきつよし(中橋基明中尉)、梅宮辰夫(山王ホテル支配人)、大和田伸也(小野木伍長)ほか
「新宿アウトロー ぶっ飛ばせ」のネタバレあらすじ結末
新宿アウトロー ぶっ飛ばせの紹介:1970年日本映画。死神の異名を持つ西神勇次が刑務所から出所すると、松方直という男が待っていました。直はヤクザにだまし取られた3000万円を取り戻すために、勇次に協力してほしいと頼みました…という内容の、青春アウトロー映画です。日活が渡哲也を主役にしたシリーズ作品の一本です。
監督:藤田敏八 出演者:渡哲也(西神勇次)、原田芳雄(松方直)、梶芽衣子(笑子)、成田三樹夫(サソリ)、今井健二(湯浅)、沖雅也(力哉)ほか
「奇談 キダン」のネタバレあらすじ結末
奇談 キダンの紹介:2005年日本映画。大学研究員の里美は、小学生の頃の2年間の記憶がなくなっていました。渡戸村の教会を見た里美に少しずつ記憶が蘇り、16年前に神隠しに二人が遭い、自分だけが帰ってきたことを思い出した里美は、渡戸村で記憶探しの旅に出ました…という内容のミステリーホラー映画です。漫画家、諸星大二郎の最高傑作と言われる『生命の木』の映画化です。
監督:小松隆志 出演者:藤澤恵麻(佐伯里美)、阿部寛(稗田礼二郎)、ちすん(静江)、柳憂怜(中原巡査)、神戸浩(重太)、田中碧海(新吉)、草村礼子(妙ばあさん)、清水紘治(神父)、やべけんじ(善次)ほか
「人間の條件 完結篇」のネタバレあらすじ結末
人間の條件 完結篇の紹介:1961年日本映画。小林正樹が全6部で描ききった超大作の完結編で、第5部と第6部にあたる。関東軍の敗走ぶりと避難民の様子が詳細に描かれ、過酷な捕虜収容所のパートを経て悲劇的なフィナーレを迎える。3部作の中では最もエンターテイメント性に富んだ内容となっている。
監督:小林正樹 出演:仲代達矢(梶)、新珠三千代(美千子)、中村玉緒(避難民の少女)、川津祐介(寺田二等兵)、金子信雄(桐原伍長)、清村耕次(匹田一等兵)、内藤武敏(丹下一等兵)、ほか
「人間の條件 第3部望郷篇/第4部戦雲篇」のネタバレあらすじ結末
人間の條件 第3部望郷篇/第4部戦雲篇の紹介:1959年日本映画。巨匠・小林正樹が全6部で描いた超大作の第2作で、第3部と第4部にあたる。舞台は1作目の鉱山から陸軍の内務班へ移り、古兵による初年兵いじめ、さらにソ連との戦いが描かれる。特に第3部は山本薩夫監督の「真空地帯」同様、戦時下の陸軍の醜悪な体質を糾弾する内容となっている。
監督:小林正樹 出演:仲代達矢(梶)、新珠三千代(美千子)、川津祐介(寺田二等兵)、佐藤慶(新城一等兵)、田中邦衛(小原二等兵)、内藤武敏(丹下一等兵)、佐田啓二(影山少尉)、ほか
「人間の條件 第1部純愛篇/第2部激怒篇」のネタバレあらすじ結末
人間の條件 第1部純愛篇/第2部激怒篇の紹介:1959年日本映画。五味川純平のベストセラー小説を小林正樹監督が完全映画化。自らの兵隊生活のディテールを盛り込み、渾身の大作に仕上げた。同年製作の3部4部、さらに2年後の完結篇まで含めると、総上映時間は9時間半に及ぶ。
監督:小林正樹 出演:仲代達矢(梶)、新珠三千代(美千子)、有馬稲子(楊春蘭)、山村聡(沖島)、石浜朗(陳)、南原伸二(高)、三島雅夫(黑木所長)、ほか
「クレーマー case2」のネタバレあらすじ結末
クレーマー case2の紹介:2008年日本映画。自社の飲料商品が原因で流産したというクレームを受けたお客様相談室の夏美は、マニュアル通りの対応をして客の女を怒らせました。翌日、その女が飛び降り自殺をし、それ以降、同じ女と思われる女から電話が入り、電話を受けた社員たちが次々死んでしまい…という内容のホラー映画です。case1がサスペンススリラー作品であったのに対し、case2はオカルトホラー作品となっています。
監督:金子大志 出演者:小野真弓(宮田夏美)、長澤奈央(浅見)、三浦アキフミ(大竹)、高松いく、坂本一敏、加藤翼、大門正明、ほか