ビヨンド・ザ・トレックの紹介:2016年アメリカ映画。21世紀初頭、遺伝子組み換えより完璧な人間、通称“CGヒューマン”が誕生します。CGヒューマンから構成されるテイレオス号は、消息を絶ったアトロミトス号の救出のため深宇宙に飛び立ちます。発見したアトロミス号で、意外な真実を突き付けられてしまったCGヒューマンたちの運命を描くSFアクション作品です。
監督:イアン・トゥルートナー 出演者:サニー・メイブリー(ダンカン)、ランス・ブロードウェイ(リンデン艦長)、T・J・ホーバン(ジマー)、クリスチャン・ピトル(アンダーソン)、マイケル・シャノン・ジェンキンス(オーソン)ほか
映画「ビヨンド・ザ・トレック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビヨンド・ザ・トレック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ビヨンド・ザ・トレックの予告編 動画
映画「ビヨンド・ザ・トレック」解説
この解説記事には映画「ビヨンド・ザ・トレック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビヨンド・ザ・トレックのネタバレあらすじ:起・CGヒューマン
21世紀初頭、人間の遺伝子組み換えで、IQが高い完璧な子供たちが誕生します。第一世代が成人となった彼らは、技術を生み出した会社名から“CGヒューマン”と呼ばれます。悪化する地球の気象条件を解決するため、人間に代わりとしてCGヒューマンの深宇宙派遣が開始されます。完璧であるCGヒューマンは、人間を下等とみなしている傾倒があります。3年の冷凍睡眠から目覚めたテレイオス号のクルー、リンデン艦長、ダンカン、ジマー、アンダーソン、オーソンらCGヒューマンたちは、土星の衛星タイタンで音信不通となったアトロミス号を発見します。クルーは全員死亡しましたが、地球環境を回復させる触媒を発見したアトロミトス号からその積荷を回収するのが彼らの任務です。
ビヨンド・ザ・トレックのネタバレあらすじ:承・積荷の行方
船内に積荷はなく、精神不安定な技術者オニールとARTと呼ばれる人型ロボット・ルルだけが見つかります。ルルのメモリーは消去されているため、オニールから積荷の居場所を聞き出そうとします。心理学に精通しているダンカンは、オニールがルルに人間に対するような愛情を抱いていると感じます。そして、ルルには生殖器が増設されていると判明します。オニールを心理的に支配するため定期的にルルに会わせるように画策します。そんな中、完璧なはずのCGヒューマンたちに、任務に支障をきたす問題行動が見られ始まます。
ビヨンド・ザ・トレックのネタバレあらすじ:転・オニールの苦悩
正常だと判断されたオニールに、リンデンとオニールはルルを破壊する行為に出ます。ルルが破壊される行為に耐えられなくなったオニールは、積荷は船外に投機にしたと白状します。リンデンとジマーが積荷回収に向かいます。発見した地球環境を回復させる触媒は、有害物質だと判明します。会社の命令に従い、地球に持ち帰るか否かで対立となり、常軌を逸したクルーたちは殺戮行動を起こします。戦闘スキルが皆無のオニールでしたが、隙を付いてクルーを殺害し生き延びていたのです。そして、遺体と積荷を投棄し、ルルのメモリーを消去したのです。
ビヨンド・ザ・トレックの結末:正しい選択
CGヒューマンは予期せぬ突然変異により、正気を失うことが判明します。一時的に措置として、オニールの血液を輸血することが提案されますが、大量の血液を必要とするためにオニールに死に至ることになります。積荷を回収したリンデンとオーソンを含めた5人で、多数決により血液採取が決行されますが、再起動したルルは高度な戦闘能力でCGヒューマンら殺傷します。オニールを守ろうとする自我が芽生えたロボットであるルルは、アトロミトス号のクルーを殺害したのだとダンカンは判断します。更に、オニールの親密になりたいと思ったルルは自身で生殖器を増設したのだと結論付けます。元々、人間的な感情を持ち合わせていた欠陥品であるダンカンは、今回の一件の公表をオニールに託し、ルルと共にテレイオス号で地球に帰還するように促します。死を覚悟したダンカンは、積荷と共に アトロミトス号をタイタンに突っ込ませます。
以上、映画ビヨンド・ザ・トレックのあらすじと結末でした。
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