デッド・オア・ラン(別題:二重逃亡)の紹介:2016年アメリカ映画。強盗の計画を立て、実行犯たちに計画を売る仕事をしていたニックは、今日も強盗に成功しました。しかしその後、強盗達が何者かに殺され、強盗の父親である麻薬カルテルのボスに命を狙われるはめになりました。しかし背後にはもう一つニックの命の狙う連中がいました…という内容のサスペンスアクション映画です。一人娘の命も狙われ、親子で逃亡を続ける、アクションと親子愛の詰まった作品です。
監督:ピーター・ブリングスリー 出演:ヴィンス・ヴォーン(ニック・バロー)、ヘイリー・スタインフェルド(ケイト・バロー)、ビル・パクストン(キーナン刑事)、ジョナサン・バンクス(ハーパー)、マイク・エップス(ダリル・モーズリー)、ジョルディ・モリャ(ヴィクター・ヴァスケス)、シェー・ウィガム(マティ・ミラー)、ジョン・ファヴロー(ジミー・リンカーン)、ウィリアム・レビー(アレハンドロ・ヴァスケス)ほか
映画「デッド・オア・ラン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デッド・オア・ラン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デッド・オア・ランの予告編 動画
映画「デッド・オア・ラン」解説
この解説記事には映画「デッド・オア・ラン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デッドオアランのネタバレあらすじ:起
ニックは、強盗の計画を立て、その計画を実行グループに行わせて報酬をもらうという泥棒の片棒を担ぐ仕事をしていました。この日はアレハンドロらの4人に強盗の計画書を渡しました。そしてアレハンドロたちは見事強盗に成功しました。そして廃屋の倉庫に逃げ込んだ時、キーナンたちの一団がやって来て、アレハンドロたち4人を皆殺しにしました。キーナンは手下に盗まれた金もろとも死体を焼かせました。
ニックは自分の師匠であるハーパーからの電話でアレハンドロたちが殺されたことを知りました。ハーパーはアレハンドロの父親がメキシコの麻薬カルテルのボスのビクターだと教え、確実に命を狙われるから身を隠せと言いました。受取人を、別れた妻との間の一人娘ケイトにして生命保険に入り、ハーパーの手配した車に乗り込もうとした時、ビクターの手下に拉致され、アパートの一室に連れてこられました。そこでビクターはケイトをさらって来いと手下に命令しました。慌てたニックは見張りが二人になった時に隙をついて二人を射殺し、逃げ出しました。
デッドオアランのネタバレあらすじ:承
ニックはケイトのアパートに行きました。親子関係は崩れていて、刃向うケイトを強引に連れだしました。そして今回の強盗の仲介者のジミーを訪ねました。ジミーは依頼者に電話して会うことになりました。ケイトを連れジミーと向かったビルで、ジミーは射殺されました。そしてニックはジミーを殺した男を殺しました。その男は刑事でした。ニックとケイトは逃げました。
ハーパーから今回の件の全貌を知らされました。盗んだ金は汚職刑事の金で、立件するための重要証拠でした。父親のビクターの金をカジノで使い込んだアレハンドロは、金を返すためにニックの仕事に乗ったのでした。その為、アレハンドロを殺した連中は証拠隠滅のために、初めからニックを罠にはめたのではないかという事でした。アレハンドロが殺されたせいで、ビクターに追われるニックでしたが、もう一つ、この罠を仕組んだ連中にも狙われることになりました。この連中こそ悪徳刑事として有名なキーナン刑事とその仲間たちでした。
デッドオアランのネタバレあらすじ:転
ニックとケイトは田舎町に逃げていました。出来るだけ自然でいようと、こそこそせず堂々と暮らしていました。親子関係が少しずつ成立してきたことから、ニックはケイトを遊園地に誘い出しました。射的でトラブルになっているのを仲介したニックはブラントン保安官に会ってしまいました。署に戻ったブラントン保安官はポスターを見てニックが刑事殺しの犯人だと知りました。緊急配備をして自宅周辺に向かいました。
察知したニックはケイトを車で逃がし、自分は走って逃げようとしましたが逮捕されました。そこへ本署からニックを引き取りに刑事が二人来ました。その二人はビクターの手下でした。偽物だと言うニックの声を聞かず、警察はニックを引き渡しました。その時キーナン刑事から今からニックを引き取りに行くという電話が入り、さっきの二人が偽物だと分かったブランドン保安官は相棒と共に車を追いました。
デッドオアランの結末
ニックの乗せられた車に体当たりしたブランドン保安官らは銃撃戦になりました。ブランドン保安官と相棒は射殺されました。ビクターはニックを外に出しました。その時ビクターの背後に銃を構えたケイトがいました。ニックを解放させ、二人で銃口を向けました。そしてニックはアレハンドロを殺したのはキーナンだと言いました。ニックはオレは殺していないからお前も殺さないと言ってケイトと車で逃げました。ニックはケイトの無謀な行動を叱りつけました。するとケイトが怒り、飛び出していきました。
その後キーナンからケイトを預かったと連絡があり、取引に向かいました。しかしビクターらもキーナンを狙っていて銃撃戦になりました。その隙に逃げた二人はキーナンを陥れる策を考えました。盗んだ金を抜き取って、キーナンに殺されたマティの船からその金を見つけ、ケイトがその金でキーナンをおびき寄せました。その場所にはビクターも呼んでいました。そしてキーナンにアレハンドロ殺しを話させた時、ビクターを登場させました。キーナンはビクターらに捕まりました。一方ニックの指名手配は解かれ、逆にキーナンが指名手配されました。親子の絆を取り戻したニックとケイトがこれからの事を考えながら歩きはじめました。
以上、映画「デッド・オア・ラン」のあらすじと結末でした。
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