浮気のアリバイ作ります。の紹介:2006年ニュージーランド,アメリカ映画。浮気のアリバイ工作会社を経営する男が1つの事件をきっかけに様々なことに追い詰められていくストーリー。ラストの展開はかなり秀逸です。人間の欲望や本能が絡みあい見ていて気持ちよさや何か教訓めいたものすら感じる結末に。
監督:マット・チェコウスキ、カート・マッティラ 出演:スティーブ・クーガン(レイ・エリオット)、レベッカ・ローミン(ローラ)、ジェームズ・ブローリン(ロバート・ハッチ)、サム・エリオット(ザ・モルマン)、ジェームズ・マースデン(ウェンデル・ハッチ)、ジョン・レグイザモ(ハンニバル)、ジェイミー・キング(ヘザー・プライス)、セルマ・ブレア(アデル)、ほか
映画「浮気のアリバイ作ります。」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「浮気のアリバイ作ります。」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「浮気のアリバイ作ります。」解説
この解説記事には映画「浮気のアリバイ作ります。」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
浮気のアリバイ作ります。のネタバレあらすじ:起
浮気のアリバイ工作をする会社を経営するレイ。ある日そんなレイのもとに1 人の女性が面接を受けに来ます。彼女の名前はローラと言い、レイも見とれる程の美貌の持ち主です。レイは彼女をランチに誘いそこで面接を行います。すると偶然にも仕事で顔見知りのパティと出会います。レイはそこで昔の上司だったジャックについてパティから聞かれます。話を聞くと消息不明だったジャックの目撃情報があり彼に多額の賞金がかかっていてボスが探しているとパティは言います。レイはジャックのことは知らないと告げパティはその場を後にします。ローラはパティについてどのような男か言い当てレイはその洞察力に驚きます。そこで仕事の電話が入りレイはローラを同行させます。浮気現場に行くとレイは顧客のロバートのもとへ。そしてこれから起こる修羅場を収めるようローラに言いその場を離れます。するとすぐに怒ったロバートの奥さんが現れ緊迫した状況なりますがローラの機転のきいた演技でまるく納まりローラは正式に採用となります。
浮気のアリバイ作ります。のネタバレあらすじ:承
それから何日か過ぎロバートがレイの会社を訪れます。ロバートはもうすぐ息子のウェンデルが結婚するのでレイに専属になってほしいとお願いに来たのでした。レイは専属にはもうならないと断りますが、ロバートの強い願いに押し切られ依頼を受けることにします。さっそくウェンデルとアリバイについての打ち合わせを行うレイ。アリバイの内容は浮気期間中にレイとウェンデルが入れ替わり、工作したクレジットカードをお互いに持ちウェンデルはレイとして浮気先に滞在し、レイはウェンデルとして数日間過ごしアリバイを作るという計画をたてます。そして迎えたウェンデルの浮気旅行。しかしそこで事件は起きウェンデルは浮気相手のヘザーのことを誤って殺してしまいます。気が動転したウェンデルはレイに連絡します。レイはウェンデルの行動に呆れてしまいますがなんとか助けようと考えます。すると数日前にもらったパティの連絡先が目に入り、レイは仕方なくパティに現場に行ってもらいます。レイはウェンデルに会いクレジットカードを回収し、二度と自分の目の前に現れるなと言い放ちます。そしてレイはロバートにこのことを報告するとロバートはなんとか息子を助けてほしいとお願いされますが、レイは断ります。
浮気のアリバイ作ります。のネタバレあらすじ:転
レイが会社に戻るとヘザー殺害事件のホテルのカード情報を辿って女性刑事が尋ねてきます。レイは事件後すぐにカード会社にカードを紛失したと連絡をしますが疑われてしまいます。しかしレイはヘザーのことを知らないと言いその日は解放されます。レイは刑事にも疑われ頭を抱えますが更に追い打ちをかけるようにパティが現れレイをマフィアのボス、ザ・モルマンのもとへと連れて行きます。モルマンを待つ間レイはモルマンの妻アデルに見初められ誘惑されますが、それを断ります。そしてレイはモルマンと対面します。彼はレイのアリバイ工作の腕を見込み仕事中のアリバイ作りを依頼しますがレイは犯罪に加担することは出来ないと断ります。しかしウェンデルの1件のことをバラすと脅されてしまい、更に悩みの種が増えてしまうのでした。そして事件は続きレイはその晩ヘザーの彼氏でありウェンデルの父ロバートの運転手を勤めるハンニバルとその仲間に襲われてしまいます。ハンニバルはレイが彼女の浮気相手だと思い彼女の行方を吐かせようとします。そしてレイはヘザーがウェンデルに殺されたことを言います。それを聞いてハンニバルはウェンデルに仕返しをしようとしますが、レイはハンニバルを言いくるめ復讐を辞めさせます。なんとか修羅場をくぐり抜けたレイでしたがそこにモルマンから連絡が来ます。その内容はレイのことを恨んだロバートがモルマンにレイを消すよう依頼したとのことでした。レイは翌日モルマンと会う約束をし、ローラの家へと向います。ボロボロになったレイを見てローラは驚愕し何があったのか尋ねます。レイは今まで起こった事件を彼女に話しそし、この八方塞がりとも言える状況を打破するためある計画をたてます。
浮気のアリバイ作ります。の結末
翌日レイはモルマンのもとへと向かいエルロイ・ホテルでの彼の仕事のアリバイ工作の依頼を引き受けます。一方ローラはレイの指示でロバートのもとへ行き、レイがモルマンと繋がっていることをロバートに教え、2人でレイを消す計画をたて、ロバートを誘惑しお金を要求します。レイは作戦をスタートさせ、まずはレイの顧客の刑事にウェンデルに聞き込みをさせます。そこでウェンデルはヘザーと使ったホテルの受付男性クランプが来ることを知り顔を見られてしまっている彼を消すことを考えます。次にレイはアデル宛に手紙と花束を届け、エルロイ・ホテルで会うことを約束します。更にはロバートの自宅にエルロイ・ホテルから荷物を返送手配しロバートの奥さんに見つかるよう仕掛けます。
そして翌日。レイはホテルの入り口でハンニバルに見張りをさせます。するとレイが用意した懸賞に当選したと思っているクランプがホテルに到着します。続いて警察で情報を得たウェンデルもホテルへとやってきます。次にローラとロバートも現れ、ハンニバルを追ってきた刑事も到着します。更には仕事のためモルマン。レイとの約束のためアデルも現れます。レイは浮気者に殺し屋、その妻に警察そして詐欺師まで全員を同じホテルに集め、巧妙な工作でそれぞれの人間関係や本能を利用し、見事自身のピンチを救いそして過去の自分にも別れを告げローラと新しいスタートをきるのでした。
以上、映画浮気のアリバイ作ります。のあらすじと結末でした。
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