ブルース・ブラザースの紹介:1980年アメリカ映画。「アニマル・ハウス」の大ヒットで一躍注目されたジョン・ランディス監督が潤沢な製作費を得て演出したミュージカル・コメディの傑作。日本でも高い評価を受け、この手の喜劇としては珍しくキネマ旬報のベストテンに入選した。
監督:ジョン・ランディス 出演:ジョン・ベルーシ(ジェイク・ブルース)、ダン・エイクロイド(エルウッド・ブルース)、キャリー・フィッシャー(謎の女)、アレサ・フランクリン(マット・マーフィの妻)、レイ・チャールズ(レイ)ほか
映画「ブルース・ブラザース」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブルース・ブラザース」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ブルース・ブラザース」解説
この解説記事には映画「ブルース・ブラザース」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブルース・ブラザースのネタバレあらすじ:起
イリノイ州ジョリエット刑務所で、いま1人の囚人が刑期を終え、出所しようとしています。彼の名はジェイク・ブルース。強盗罪で3年の刑に服していたのです。鉄扉が開かれると、弟分のエルウッドが出迎えに来ていました。彼らはエルウッドが盗んだパトカーに乗り、そのまま自分たちが育ったカトリックの孤児院へ。そこで経営者であるシスターから、「5000ドル分の税金が払えないと孤児院は閉鎖される」という話を伝えられます。
ブルース・ブラザースのネタバレあらすじ:承
シスターを助けたいと願う2人。教会で時を過ごすうち、妙案が閃きます。ジェイクが入獄したため解散したブルース・ブラザース・バンドを再結成し、その演奏で5000ドルを調達しようというのです。早速かつてのバンドメンバーを訪ねてゆく2人。奥さんと食堂をやっていたり、別のバンドにいたり、レストランでマネージャーをやっていたりと、元メンバーはそれぞれ別の道を歩んでいましたが、半ば脅迫するように彼らを復帰させます。
ブルース・ブラザースのネタバレあらすじ:転
その一方で、何かとトラブルメーカーの彼らは警察と揉め、指名手配される羽目に。そしてジェイクと訳ありの関係である謎の女が彼らを追いかけ、バズーカ砲や火炎放射器を使って命を狙ってくるのです。やがて、シカゴ郊外のパレス・ホールでコンサートを開くこととなり、観客が押し寄せます。その中にはジェイクたちがゆく先々でトラブルを起こしたネオ・ナチなどの連中も混じっていて、復讐の機会をうかがっています。色々と邪魔が入り、なかなかコンサート会場にたどり着けないジェイクとエルウッド。敵の目を逃れて会場に潜り込み、何とか演奏を行います。
ブルース・ブラザースの結末
コンサートは結果的に大成功で、レコード会社との契約も成立。そして敵たちが追いかける中、2人は収益金を持ってシカゴの中心部へ向かいます。大掛かりな追跡撃が繰り広げられる中、2人はまっすぐ税務署へ。税金は納めたものの、その場で警官たちに囲まれ、御用となります。彼らは刑務所に入ることになりますが、そこでもライブを行い、囚人たちを喜ばせるのです。
何度見返しても面白い、大好きな映画です。ブルースブラザースのひょうひょうとしたやりとりが最高にクールで、そして笑える。バンドを再結成するために昔の仲間をひとりひとり訪ねて、バンドに加わるよう説得していくのですが、そのやり方がどれも汚いw お金をかき集めるためにあらゆる手を使ってショーを行い、最後はハチャメチャなカーチェイスを繰り広げながら税務署に向かいます。もうそのスケールが桁違い!車が宙を舞い、警官たちが銃をぶっ放し、ワイルドスピードも真っ青の超展開です。余談ですが、ランチ休憩を取っていた例の税務署職員は、若き日のスピルバーグだとか… 本当かな?