赤い部屋の恋人の紹介:2001年アメリカ映画。若くしてビジネスで成功した孤独な男とストリッパーが“契約”で3日間を共に過ごす。愛に不器用な2人が互いに惹かれあい、葛藤する様を描いた官能的なラブストーリー。
監督:ウェイン・ワン 出演:ピーター・サースガード(リチャード)、モリー・パーカー(フローレンス)、メル・ゴーラム、ジェイソン・マッケイブ、カーラ・グギーノ、バルサザール・ゲティ、パット・モリタ、ほか
映画「赤い部屋の恋人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「赤い部屋の恋人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
赤い部屋の恋人の予告編 動画
映画「赤い部屋の恋人」解説
この解説記事には映画「赤い部屋の恋人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
赤い部屋の恋人のネタバレあらすじ:起・孤独な2人
リチャードは20代にしてインターネット株取引で成功し富を手に入れたが、父の死後引きこもりがちになり、真の友人もおらず恋人とも別れて孤独な日々を送っていた。しかし彼はいつも立ち寄るカフェで見かける女性に惹かれ、ある日彼女に声を掛ける。
その女性フローレンスはバンドのドラマーだったが、生活のためにストリッパーをしているという。早速店を訪れ、ストリッパーとしてのフローレンスを見たリチャードはますます彼女に惹かれるが、他人をやすやすと受け入れないフローレンスは単なるナンパとして取り合わない。バーチャルを相手にしてきたリチャードはアプローチの仕方がわからず、彼女と一緒の時間を過ごしたいがためにお金を使うことにする。
赤い部屋の恋人のネタバレあらすじ:承・契約関係
それは1万ドルの報酬で3日間、一緒にラスベガスへ旅行する、というものだった。訝しく思いながらも報酬に惹かれたフローレンスは、体は売らない、として「セックスはしない」「口へのキスはしない」「部屋は別」「拘束時間は夜間10時から2時まで」といった条件をつけて承諾する。
そして2人はラスベガスへ。初日の夜、10時になると身支度を整えたフローレンスがリチャードだけのためにストリッパーとしてのショーを始める。リチャードはフローレンスを抱くことができなくても、一緒に過ごせることに喜びを感じ、仕事の連絡も無視し続ける。
赤い部屋の恋人のネタバレあらすじ:転・すれ違う想い
2日目、日中互いの友人に会ったり、助けを求めてやってきたフローレンスの友人に救いの手を差し伸べるリチャードの人柄に触れたフローレンスも徐々に彼に惹かれ始めるが、契約を理由に自分の気持ちを必死で抑えようとする。
3日目の朝、書置きを残してフローレンスはホテルを去るが、再びリチャードの元に戻り、2人は感情の高ぶりにまかせて体の関係を持つ。リチャードは喜びを感じて愛の告白をするが、フローレンスは頑なにお金の関係だと冷たく突き放す。
赤い部屋の恋人の結末:もう一度会いたくて
契約の3日が終わり傷心のリチャードはPCに囲まれた引きこもり生活に逆戻りする。いつものカフェにフローレンスの姿はなく、彼女もドラマーとストリッパーとしての生活に戻っていた。
そしてリチャードは再びフローレンスのいる店を訪れる。初めて店で交わした会話をし、2人の関係が新たに始まろうとしていた。
以上、映画「赤い部屋の恋人」のあらすじと結末でした。
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