監獄島の紹介:2007年アメリカ映画。富豪のプロデューサーが世界中から死刑因を孤島に集め、生き残りをかけた殺し合いをさせる。その様子をネット中継することで莫大な利益を得ようと試みる。果たして生き残るのは誰なのか、勝者は誰なのか。
監督:スコット・ワイパー 出演:スティーヴ・オースティン(コンラッド)、ヴィニー・ジョーンズ(マクスターリー)、ロバート・マモーネ(ブレッケル)、リック・ホフマン(ゴールドマン)、ほか
映画「監獄島」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「監獄島」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
監獄島の予告編 動画
映画「監獄島」解説
この解説記事には映画「監獄島」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
監獄島のネタバレあらすじ:起
プロデューサーが刑務所を訪れ囚人同士を戦わせます。その様子を映像で確認し品定めをしていきます。そうして世界中から10人の死刑因を集めますが、その中の一人が死亡してしまいます。追加候補を選んでいると、エルサルバドル刑務所に収監されているアメリカ人の大男コンラッドが目に留まります。コンラッドがほかの囚人を一蹴するのを見て、補充をコンラッドに決めます。集められた10人は足枷に爆弾を付けられます。これから、孤島で一人の生き残りをかけて戦ってもらう、足枷の爆弾は時間切れ、無理に外そうとする、タブを取ると爆発すると説明します。手枷をされヘリで孤島へ運ばれる10人。手枷を外すキーを口に渡されながら次々に海へ放り出されます。その中の一人が誤って桟橋へ投げ出され死亡、9名となってしまいます。コンラッドはヘリの搭乗員に抵抗し、キーを渡されないまま砂地へ投げ出されます。黒人の女性死刑因を男性死刑因が襲います。その様子をカメラで撮影、中継基地からネット中継を始めます。一方的に女性死刑因をなぶりますが、女性は隙をついて反撃し男性の足枷のタブを引き抜き逃げ出します。男性は爆発し死亡、残り9名となります。爆破の瞬間を生中継し、基地のスタッフは大歓声を上げます。すでにネットでは500万アクセスを超えていました。プロデューサーは目指すは4000万だと豪語します。
監獄島のネタバレあらすじ:承
コンラッドは手枷をしたまま、後を追ってきたメキシコ人の男と対峙します。追いつめて警告しますが、メキシコ人は妻を探しているだけだと話します。コンラッドは話を信じメキシコ人を解放、礼として手枷の鍵を受け取ります。奥地でヘリから物資が投下され、取り合い争う黒人と日本人。黒人は逃げ出し、後を追う日本人はマクスターリーと出会います。いきり立つ日本人を前に手を組まないかとマクスターリーは提案します。コンラッドは大男と鉢合わせになります。やめておけと警告しますが、二人は格闘し崖下へ転落します。その最中大男のタブが外れ爆発、残り8名となります。ネットはでは1200万アクセスを超えます。ネット中継を聞きつけたFBIが捜査を始めました。中継を見た通報者から、コンラッドがジャックという名であることが分かります。ジャックの恋人のサラは、一年前に行方不明となった姿をネット中継で目にします。孤島では、メキシコ人とその妻が再会します。再会の喜びもつかの間、マクスターリーと日本人のコンビに襲われます。膝を折られたメキシコ人は木につるされ、妻は夫の目の前で暴行をうけ最後はタブを抜かれて爆破されてしまいます。その様子を中継していた基地では、プロデューサーの恋人ジュリーがもうやめてと伝えます。プロデューサーはなぜ止める必要がある、元々死刑になる者だったのだからと取り合いません。
監獄島のネタバレあらすじ:転
メキシコ人は二人の隙を見て逃げ出しジャックと落ち合います。二人を殺してほしいと頼みますがジャックは拒否し、それよりもやることがあると伝えます。ヘリから電波塔へ行き連絡したい人がいると話します。黒人の男は黒人の女を襲いますが、慌てるなと話し殺しません。足枷を外す方法を探っている、手を組まないかと提案します。マクスターリーと日本人は、さらにヘリからの補給物資を受け取り、弓とナイフを手に入れます。ジャックはメキシコ人を残し電波塔へ向かいます。サラとの連絡に成功し、自分を信じてくれと伝え、万が一の為に自分の口座番号、島の座標も伝えます。伝える途中でプロデューサーに発見され、兵士を送り込まれ銃撃をうけ逃走します。黒人の男は黒人の女に今まで女性に騙され続けてきたと話しますが、ふと気が付くと女がいません。足枷のタブを抜かれていました。また騙されたのかと叫ぶと同時に爆発、残り5人となりました。メキシコ人はマクスターリーと日本人の二人に見つかり、なぶり殺しに合っていました。その様子を中継基地で見ていたジェリーは、撮影責任者と共に再びプロデューサーに止めるよう求めます。プロデューサーは、アクセスは2800万を超えなぜ止める必要がある、こうなることは分かっていただろうと取り合いません。ジャックが戻った目の前で、マクスターリーはメキシコ人へ止めを刺します。反撃を誓ったジャックは準備を進め、日本人へ戦いを挑みます。追いつめますが、マクスターリーの矢の反撃にあい逃走、建物跡内に逃げ込みます。そこで同じく身を潜めていた黒人の女ともみ合いになりますが、マクスターリーの矢に女が打たれてしまいます。日本人は容赦なく火炎瓶を建物内へ投げ込みます。死を悟った女は自ら足枷のタブを引き抜きます。爆破の直前にジャックは地下へと身を投げます。
監獄島の結末
生きていたジャックは日本人と再び戦い撃破します。さらにマクスターリーと戦い追いつめますが、滝つぼへ逃走を許してしまいジャックも後を追います。マクスターリーはヘリからの補給で銃を手に入れます。再びジャックと激突し銃撃、ジャックは崖を転げ落ちながら川へと転落します。背を浮かべ動かないジャックへ止めの銃弾を放とうとしますが弾切れでした。勝者がマクスターリーへと決まります。アクセス数は4000万を超えます。中継を批評するレポーターは、番組を見ている私たちこそ罰せられるべきではないか、と訴えます。エンディングの準備をする中継基地へマクスターリーが運ばれてきます。プロデューサーと再会したマクスターリーは俺の金はどこだ、番組を盛り上げてやった、そういう取引だったろうと詰め寄ります。プロデューサーは死刑になる身だったのが生きられるだけでも十分だろうと取り合いません。FBIの捜査が及ぶことを察したプロデューサーは、スタッフを残し護衛と共に逃げる手はずを進めます。マクスターリーは銃を奪い、番組スタッフを次々に殺害。最後にジュリーに銃を向けた所で、背後にジャックが現れます。観念したマクスターリーはジャックと対峙し、最後はジャックに銃撃され死亡します。一人逃げ出したプロデューサーを追うジャック。プロデューサーが逃げ込み飛び立つヘリに銃撃しますが、仕留めきれません。上空で余裕の笑みを浮かべるプロデューサー。ジャックの傍らにジュリーが立ち、ジャックへタブを引き抜いた足枷を渡します。足枷をヘリへ投げ込むジャック。プロデューサーは慌てて足枷を取ろうとしますが、爆発ヘリは墜落します。生還したジャックはサラと再会するのでした。
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