イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師の紹介:1976年アメリカ映画。公爵夫人と偽って玉の輿を狙う娼婦と、詐欺師で女たらしの男が、互いの目的を達成するため行動を共にするうちに愛が芽生える西部劇コメディ。
監督:メルヴィン・フランク 出演:ゴールディ・ホーン、ジョージ・シーガル、コンラッド・ジャニス、セイヤー・デヴィッド、ジェニファー・リー、ほか
映画「イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師」解説
この解説記事には映画「イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師のネタバレあらすじ:起・詐欺師と娼婦
1882年のサンフランシスコ。詐欺師のダートウォーター・フォックスことチャーリーはブラッドワーズ一味と組んで銀行強盗に入り4万ドルを盗み出すが、一味が自分を裏切ることを予想していたチャーリーはその金を持ち逃げする。チャーリーは女をはべらせショーパブで豪遊、そこで踊る娼婦ブルーバードに目を付け、しきりにナンパするが無視される。行く先々でモメごとを起こしクビになっていブルーバードは娼婦の生活にも嫌気がさし、別の土地に行って普通の生活がしたいと思っていたが駅馬車に乗る金すら持ち合わせていなかった。
イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師のネタバレあらすじ:承・ニセ公爵夫人
そんな時、金持ちのモルモン教徒一家が子供の家庭教師を探しに街に来ていることをしった彼女は、玉の輿を狙い、公爵夫人になりすまして面接をうけることを画策する。服を買うための金を手に入れるため、チャーリーの誘いに乗ってホテルの部屋に行ったブルーバードは彼に眠り薬を盛り、寝ている間に4万ドルが隠された鞄を盗み出す。そして公爵夫人になりすましたブルーバードはまんまと家庭教師の職を得て一家とともにソルトレークシティへ向かう。
イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師のネタバレあらすじ:転・4万ドルを追って
目が覚めたチャーリーは鞄がないことに気づくが、そこへブラッドワーズ一味がチャーリーを追ってやってくる。慌てた逃げ出したチャーリーは逃げる途中で駅馬車に追いつき、助けを求めて強引に乗り込むと、そこには公爵夫人を装ったブルーバードが乗っていた。ブルーバードの思惑を知ったチャーリーは、玉の輿に乗った暁には分け前をよこすことを条件に彼女の計画に協力することにする。ところが途中で馬車が一味に襲撃され木っ端微塵、鞄は他の荷物とともに先にソルトレークシティに向かっていることを知ったチャーリーはブルーバードとともに立ち寄り先のバージニアシティへ向かう。そこで2人はようやく鞄を取り戻したもののブラッドワーズ一味に追いつかれ、逃げ場を失った2人はユダヤ教徒の結婚式に紛れ込んで逃げ出す。
イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師の結末:愛と金を手に入れて
トラブルに見舞われながらも難を逃れて行動を共にするうちに2人は惹かれあうようになる。そして互いの気持ちを確認しあったところで一味に囚われ、炎天下の砂漠地帯につながれたまま放置されてしまう。死を覚悟した2人だったが、ブルーバードの機転によってなんとか脱出、ソルトレーク近くまでたどり着つく。そこで金を諦めきれないチャーリーは呆れるブルーバードとともに一味の隠れ家を襲撃して鞄を取り戻すが、もう少しでソルトレークシティというところで2人は再び一味に追いつかれ、チャーリーが撃たれてしまう。それを見たブルーバードは果敢に反撃して相手を蹴散らす。
撃たれたチャーリーはブルーバードの胸で最期の言葉を口にするが、ブルーバードは金の入った鞄をチャーリーの前にちらつかせ、奮起させて立ち上がらせるとソルトレークシティへ向かって歩き始める。
この映画の感想を投稿する