エクソシスト 信じる者の紹介:2023年アメリカ映画。1973年製作の名作ホラー「エクソシスト」の続編。50年後を舞台に、悪魔に憑かれた2人の少女が呼び覚ます恐怖を描く。ハイチの地震で12年前に妻を亡くして以来、ヴィクターは娘のアンジェラを一人で育ててきた。ある日、アンジェラと親友キャサリンは森の中で行方不明となり、その後発見されるものの何が起こったのかまったく覚えてない状態で保護された。2人の少女とその家族はかつてない恐怖と対峙することになる…。
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン 出演:レスリー・オドム・Jr(ヴィクター・フィールディング)、アン・ダウド(アン)、ジェニファー・ネトルズ(ミランダ)、ノーバート・レオ・バッツ(トニー)、リディア・ジュウェット(アンジェラ・フィールディング)、オリヴィア・オニール(キャサリン)、エレン・バースティン(クリス・マクニール)、ほか
映画「エクソシスト 信じる者」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エクソシスト 信じる者」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エクソシスト 信じる者」解説
この解説記事には映画「エクソシスト 信じる者」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エクソシスト 信じる者のネタバレあらすじ:起
写真家のヴィクター・フィールディングは妻のソレーヌ・フィールディングと休暇中に、妊娠中のソレーヌのためにブードゥー教の祈祷師に祈祷してもらい、生まれてくる子供に祝福を与える儀式をしてもらいました。
その後、2人の住む街で大地震が起こり、逃げ遅れたソレーヌが瓦礫の下敷きになり、負傷してしまいます。ソレーヌはヴィクターに子供を託して気絶、そのまま病院に運ばれます。そしてヴィクターは医師から、母親の命か子供の命かの選択を迫られるのでした。
13年後、愛する妻を亡くしたヴィクターは、娘のアンジェラと暮らしていました。ある日、アンジェラが親友のキャサリンと森に遊びに行き、降霊術の真似事をして遊んでいました。
その頃、ヴィクターはスタジオで家族写真を撮っていると子供の顔が恐ろしい形相になるなど、不思議な現象に襲われました。
帰宅したヴィクターは、アンジェラがまだ帰っていないことに気づきます。キャサリンの母親ミランダや父親のトニーらと探しますが見つからず、警察に頼むことにしました。
エクソシスト 信じる者のネタバレあらすじ:承
そして1週間後、牧場の納屋に隠れているアンジェラとキャサリンを見つけます。足に水ぶくれがあり傷だらけでしたが、命に別状はありませんでした。ヴィクターが何をしていたか尋ねると、降霊術でソレーヌの霊とコンタクトを取ろうとしたが穴に落ちてしまい、それから3日間彷徨ったのだと話しました。
それから、アンジェラに不思議な事が起こり始めます。何かに取り憑かれたような状態になり、病院に連れて行かれます。キャサリンも同じような状態になり、病院にやってきました。
アンジェラの病室で、看護師のポーラがアンジェラにしゃがれた男の声でポーラの過去について語られたことで、ヴィクターにそのことを伝え、娘のリーガンが悪魔に憑依された経験のあるクリス・マクリーンの著書を手渡します。
最初は半信半疑だったヴィクターでしたが、著書を読み、何かを感じたのかクリスの家を訪れることにしました。クリスはヴィクターを快く歓迎し、ヴィクターの話を聞きました。
そして、あれから世界の悪魔祓いの研究をしてきたクリスと、アンジェラの病室を訪ねます。アンジェラと会ったクリスは、アンジェラの中にいる悪魔がリーガンに取り憑いたのと同じ悪魔『パズズ』だと確信しました。
エクソシスト 信じる者のネタバレあらすじ:転
その後、キャサリンの家に向かったクリスとヴィクター、キャサリンにいる悪魔を祈祷しようと試みます。キャサリンがおとなしくなったので油断したクリスは、近付きすぎてキャサリンに両目を潰されてしまいます。ヴィクターはクリスを連れて行ったことを悔やみますが、クリスは助けようとしたことに悔いはないと話します。
キャサリンの両親やヴィクター、ポーラたちは牧師のドン・レヴァンスやスチュアート、祈祷師のドクター・ビーヒベを集め、アンジェラやキャサリンに取り憑いた悪魔祓いを始めます。2人を縛り付け、儀式が始まりました。
聖書を読んだり聖水をかけたりすると、2人は苦しみ始めました。しかし、悪魔が抜けたわけでなく、やがてアンジェラの中のパズズが語り始めます。パズズはあの地震の時、ヴィクターは本当はアンジェラではなくソレーヌを選んでいたと話し、アンジェラの声でヴィクターを非難します。
そして1人の少女が死に、1人が生き残るのだと、予言めいたことを口走りました。そこに、ポーラの知り合いのマドック神父が教会の掟を破ってやってきました。マドック神父が施した儀式に、悪魔は苦しみ、追い込んだように見えましたが、パズズが蘇りマドック神父を殺してしまいました。
絶望感が辺りを覆います。そこでヴィクターが、ソレーヌがよくつけていたスカーフをアンジェラの首に巻き、過去に間違った選択をしてしまったことを謝罪し、アンジェラを本当に愛していることを告げました。
エクソシスト 信じる者の結末
対するトニーは、キャサリンを生かしてくれと叫びました。するとアンジェラの体が宙に浮き上がり、黒い液体を吐いたあと倒れてしまいました。倒れたアンジェラをヴィクターが泣いて抱きしめます。
トニーとミランダはキャサリンが生きていたことを抱きしめて喜びます。しかし、パズズはキャサリンの魂を地獄へと引き摺り込んでしまいます。その瞬間、キャサリンは気絶するように死んでしまいました。
トニーとミランダが蘇生を施しても、すでに手遅れで、その間にアンジェラが目を覚ましました。ヴィクターは喜び彼女を強く抱きしめます。
しばらくして、アンジェラは普通の生活に戻っていきますが、親友だったキャサリンはもういません。ヴィクターは今回の事があり、ソレーヌの墓参りに行きました。トニーとミランダは自分たちのせいでキャサリンが地獄に落ちてしまったことを後悔する日々を過ごしています。
病院にいるクリスの元を誰かが訪ねてきます。その聞き覚えのある懐かしい声に、すぐそれが最愛の娘リーガンだということに気づきました。
以上、映画「エクソシスト 信じる者」のあらすじと結末でした。
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