ラストキスの紹介:2006年アメリカ映画。現代恋愛事情を描いたコミカルな作品『l’ultimo bacio』をリメイクしたもので、結婚前に妊娠が発覚したジェンナとマイケル。結婚に対するマイケルの不安と妊娠中のジェンナの心中、そして友人達の恋愛、又ジェンナの両親の恋愛事情を描いた作品です。
監督:トニー・ゴールドウィン 出演:ザック・ブラフ(マイケル)、ジャシンダ・バレット(ジェナ)、ケイシー・アフレック(クリス)、レイチェル・ビルソン(キム)、マイケル・ウェストン(イジー)、エリック・クリスチャン・オルセン(ケニー)、マーリー・シェルトン(アリアナ)、ローレン・リー・スミス(リサ)、ブライス・ダナー(アナ)、トム・ウィルキンソン(スティーブン)、ほか
映画「ラストキス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラストキス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラストキスの予告編 動画
映画「ラストキス」解説
この解説記事には映画「ラストキス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラストキスのネタバレあらすじ:起
マイケルとジェンナはジェンナの両親と食事を取ります。その席でジェンナは妊娠10週目である事を告げます。結婚と前後してしまいましたが、その場は喜びの乾杯のグラスを合わせる音が軽やかに鳴りました。マイケルも『大人の男として家庭を築くのならうってつけの女性だ』と思っていました。
友人の結婚式に出席したマイケルはキムに出会います。ジェンナとの結婚や既婚者の友人クリスからの声に、結婚への戸惑いを隠せないマイケルはキムに会いに行き、キムから週末のパーティに誘いを受けます。
ラストキスのネタバレあらすじ:承
そんな時、ジェンナの母アナも以前浮気をしていた事の罪悪感と夫の愛情に不安を抱き、家を出て行きます。イージーの父親が亡くなり、イージー宅に行ったジェンナは、クリスと共に居るはずのマイケルの姿が見えず、ジェンナは激怒し帰宅したマイケルを問い詰め、家から追い出します。そんなマイケルの元へキムから電話が来て抱き合ってしまいます。
翌朝、目覚めたマイケルは我に戻り、部屋を飛び出します。そして実家に戻ったジェンナをアナが慰めます。友人達が旅に出ようと誘いに来ますが、マイケルは家に残ります。
ラストキスのネタバレあらすじ:転
旅に出たクリスも旅を止め、妻リサと子供マシューの元へ戻ります。ジェンナを迎えに行ったマイケルにジェンナの父は「大事なのは愛する人に何が出来るか」「あらゆる手を尽くせ、あきらめなければ通じる」「公正さがすべてじゃない」と言います。
アナはジェンナに「何もかも思い通りにはならないわ」「人生にはグレーの部分が多いのよ」「私の浮気を正当化する気は無いわ」。アナは夫との関係についても「初めてお互いに気持ちを話してるわ」そうなだめて2人を話し合わせます。
ラストキスの結末
マイケルを許せないまま家に戻ったジェンナは、マイケルを家には入れず、マイケルは玄関のドアの前で何日も夜を明かします。その間、隣人からは炭酸水をもらいジェンナからはストールとパンの差し入れがあります。一方、クリスは家に戻りますが「家は出るがずっとマシューの父親だ」とリサに告げます。
雨が激しい夜、ジェンナはドアの前でマイケルにジェンナの祖母が亡くなった日の事を話します。「同じ痛みをまた味わうなんて」。マイケルは「僕らは死んでない、生きてるんだやり直そう」「お願いだ前みたいに僕を愛してくれ」そう言うとジェンナは「そんなの無理よ」マイケルは「じゃあ新しい関係を築こう」と言います。
雨は降り続き、しばらくするとドアが開きジェンナは部屋の奥に、そしてマイケルはそっと中に入るのでした。
以上、映画「ラストキス」のあらすじと結末でした。
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