LEAL ー絶対忠誠ーの紹介:2018年アルゼンチン, パラグアイ映画。麻薬取引が横行するブラジルでは、麻薬取締専属部隊セナードによる取り締まりが行われていましたが、内通者により麻薬組織にはめられ、大失態を演じてしまいました。そこで軍人で元大佐にヘルナンデスをトップに迎え、メンバーを一新したセナード部隊は、麻薬王サルセドファミリーに挑みますが…という内容のクライムアクション映画です。
監督:ロドリゴ・サロモン、ピエトロ・スカピーニ 出演:ルイス・アヒレ(ゴロスチアガ)、アンドレア・クアトロッキ(ベティ)、シルビオ・ロダス(フェルナンデス)、フェリックス・メディナ(イバニエス)ほか
映画「LEAL 絶対忠誠」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「LEAL 絶対忠誠」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「LEAL 絶対忠誠」解説
この解説記事には映画「LEAL 絶対忠誠」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
LEAL 絶対忠誠のネタバレあらすじ:起
ブラジルの麻薬取締省直属の部隊であるセナード部隊のミランダには、大病の娘がいました。ある日、拉致されたミランダは麻薬王のサルセドに会いました。サルセドはミランダに、タレこみ屋の名を言えと言いました。ミランダは知らないと答えますが、サルセドが娘の手術費用を全額出してやるというと、マリオ・サンタナという名を出しました。
それは、サルセドの子分でした。よく言ってくれたとミランダを抱いた後、射殺しました。内通者が身内とわかったサルセドは、偽情報を流し、マスコミも呼んだうえ、セナード部隊に大失態を演じさせました。麻薬取引現場を教え、お菓子パーティーをやっているところへ踏み込ませたのです。そこへマスコミが来て、ニュースで踏込失敗が大々的に流されました。
LEAL 絶対忠誠のネタバレあらすじ:承
アサード家では、息子のセバが父の仕事に同行していました。止める母に、勉強は嫌いだからと言って父の仕事をやると言っていました。父の仕事は麻薬組織に密輸用の滑走路を貸すことでした。向かった車の中では、息子に銃を持たせ、値切る相手に負けてはダメだと教えていました。交渉相手はサルセドの組織でした。運転手が別の道を走ったことから、父は運転手を射殺しました。すると後ろの車から複数の男が降りてきて、父と息子は殺されました。
サルセドの目的は妻を自分の女にすることでした。そして息子のダンテとアサードの娘を結婚させることでした。やがて体を奪われた妻は、復讐するため、娘をダンテと結婚させました。そのころ、フェルナンデス元大佐が呼ばれ、セナードの総指揮官に任命されました。フェルナンドは軍時代に親友のファニーニャを迎え入れ、イバニエス隊長と一緒に部隊のメンバーの一新をさせました。
LEAL 絶対忠誠のネタバレあらすじ:転
ファニーニャとイバニエスは軍の訓練所を回り、選りすぐりの男たちを集めました。本部には女性のベティがいて、サルセドファミリー達の会話を盗聴した音声の解読をしていましたが、行き詰っていました。そこでダンテの結婚式に潜入し、話していた男と、実際の人物の突合せをしようという事になり、ベティが潜入することになりました。そこで結婚式に行く麻薬常習者の人気ラッパーのヴアレホスと取引し、ベティを彼女にさせ結婚式に潜入させました。
ベティは隠しカメラで撮った映像を本部で検証し、顔と声を一致させ、サルセドファミリーの相関関係を割りだしました。早速盗聴した内容から、麻薬の隠し場所を割出し、踏込んで成果を上げました。本当の情報が漏れていることから、サルセドはサンタナを呼び出し、首を切って殺しました。しかし今度はアサード未亡人がセナードに情報を流し始めました。
LEAL 絶対忠誠の結末
未亡人の情報を元に、ベティが場所を特定し、作戦会議の後ジャングルの中にある滑走路へ部隊を向かわせました。そのころ、街でファニーニャが襲われ射殺されました。セナード部隊は、飛んできたセスナ機に積まれた麻薬を受け入れるサルセドファミリーのメンバー達を急襲し、メンバーの射殺と、麻薬の押収に成功しました。
一方、アサード未亡人はサルセドと息子のダンテと対立の構図にあるメンバーたちを掌握していました。そしてサルセドの食事に薬を盛り、意識朦朧にして射殺しました。その後、側近たちにこれからは私が滑走路を支配すると告げました。滑走路では報道陣も集まり、負傷者は出したものの、セナード部隊の麻薬大取締り風景が報じられました。
以上、映画「LEAL 絶対忠誠」のあらすじと結末でした。
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