甘い毒の紹介:1994年アメリカ映画。夫が薬物密売で儲けた金を持ち逃げした妻。田舎町で偽名を使って潜伏していたが、やがて夫に居場所をつきとめられたことで、関係をもった町の男を利用して夫の殺害を企てる。
監督:ジョン・ダール 出演:リンダ・フィオレンティーノ、ピーター・バーグ、ビル・プルマン、ビル・ナン、マイケル・レイセス、ザック・ファイファー、J・T・ウォルシュ、ほか
映画「甘い毒」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「甘い毒」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「甘い毒」解説
この解説記事には映画「甘い毒」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
甘い毒のネタバレあらすじ:妻の裏切り
クレイは医療用コカインを密売し、70万ドルを手にして家に戻るが、シャワーを浴びている隙に妻のブリジットに金を持ち逃げされてしまう。ブリジットはニューヨークを後にして田舎町ベストンにたどりつきバーに立ち寄ると、そこで町の男マイクに声を掛けられ、一夜を共にする。
甘い毒のネタバレあらすじ:田舎町での潜伏
今後の身の振り方を親しい弁護士に相談したブリジットは、彼の忠告に従って、しばらくベストンに留まることにする。その間、町の保険会社に偽名を使って半年間の契約で働くことにしたブリジットだったが、そこでマイクに再会、彼もその会社の社員だったことがわかる。美しく謎めいたブリジットにマイクは溺れていく。
ニューヨークのクレイは探偵を使ってブリジットがベストンにいることを突き止める。しかしブリジットは言葉巧みに探偵を誘い出し、事故に見せかけて彼を殺害する。しかしクレイは諦めず、別の探偵を雇い、戻らなければ殺すとブリジットを脅す。
甘い毒のネタバレあらすじ:保険金殺人
ある日、ブリジットはマイクに保険金殺人を持ちかける。妻に暴力を振るう横暴な夫を殺し、報酬として妻が受け取る保険金の30%を受け取るという話にマイクは到底乗れないと断るが、その後夫婦のいるマイアミへの航空券と、クレイから持ち逃げした現金を報酬と偽ってマイクに見せたことで、マイクはブリジットが保険金殺人を実行したと思い込む。そして次に、ブリジットはニューヨークの悪徳弁護士の殺害計画をマイクに持ちかける。殺人はこれが最後だと言い、その後はニューヨークで一緒に暮らそうと言うブリジットに、マイクは実行犯となる決意をする。
甘い毒のネタバレあらすじ:夫殺害計画
ブリジットの指示通り、アパートの入り口で「ケイヒル」と書かれた部屋を確認し、部屋に入るとそこにいたのはクレイだった。計画通り彼を拘束し、いざ殺そうとするがどうしてもマイクは実行できない。その時ふとブリジットの名を漏らしたことで、クレイは彼女が男を使って自分を殺そうとしていることに気づく。クレイはマイクにブリジットは自分の妻で金を持ち逃げし、自分を殺したらマイクだけが殺人犯として捕まる計画だと告げる。信じがたい思いのマイクだったが、殺害後に電気を消せ、と言われたことを思い出し、電気を消す。するとベストンにいるはずのブリジットが現れ、マイクはクレイの話が本当だったことを知る。マイクが実行できなかったと知ったブリジットは、その場でクレイに催涙スプレーを飲み込ませて殺し、マイクを煽って自分を襲わせ、レイプを装って警察に通報する。
甘い毒の結末:ワナに落ちて
全てがブリジットの計画通りに進み、クレイは死んでマイクはクレイ殺害の犯人として逮捕される。弁護士に真実を話すマイクだったが証拠がなく、唯一の証拠であるアパートの部屋番号に貼られていた「ケイヒル」の名前はブリジットによって既に剥がされていたのだった。
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