遅咲きのボクの紹介:2016年アメリカ映画。仕事も家もお金もあるピート。人間としての信用を手に入れた彼にはたった一つ決定的なものが欠けていた。セックスセラピストして毎日セックス依存症の患者を見るはずの彼はまさかの童貞。もはやセックスというものにわずかな興味すら湧いていなかった。ある日友人とのバスケの試合中に彼は股間と頭を強く殴打、診察の結果脳に大きな腫瘍が見つかった。すぐに手術は行われ無事に成功。しかし腫瘍を摘出したことにより今まで彼の知らない内に抑えていた性欲が爆発する。
監督:ケヴィン・ポラック 出演:ピート(ジョニー・シモンズ)、ジョシュ(ブレイク・クーパー)、リッチ(クメイル・ナンジアニ)、ルーク(ベック・ベネット)、チャーリー(ポール・ウェズリー)、ミッシェル(ブリタニー・スノウ)ほか
映画「遅咲きのボク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「遅咲きのボク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
遅咲きのボクの予告編 動画
映画「遅咲きのボク」解説
この解説記事には映画「遅咲きのボク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
遅咲きのボクのネタバレあらすじ:性
向かいに住むミッシェルにキスをされたってなんの反応もないピート、何人かの人間は彼をゲイと思っているほど彼は恋や性に関して無頓着だった。だからこそ今の地位を確立したのか彼はセックスセラピストして毎日セックス依存症の患者と向き合い本を出版するなど成功者としての人生を歩んでいた。仕事も家も金も手に入れた彼に唯一足りないのはセックス。しかし彼には性欲どころか思春期だって訪れたことはなかった。ある日ピートは友人とバスケの試合に出かけた、そこで事件が起きてしまう。
遅咲きのボクのネタバレあらすじ:原因
バスケの試合中ピートは股間にボールが当たり転んでしまう。その時頭を強く打ち病院へと運ばれた。診断の結果、ピートの脳に大きな腫瘍が見つかった。それは彼の脳を圧迫しその結果性欲というものを抑制していた。彼に思春期が訪れないのも性に無頓着なのもペニスが極端に小さいのもそのためだった。すぐに手術は実行、無事に成功をおさめたがそれは幸か不幸か彼の失われたものを取り戻すこととなる。手術からしばらく経ち彼は実家で朝を迎えた。朝食のためリビングへ降りると彼の姿を見た両親が突然大きな声を上げて喜びだした。
遅咲きのボクのネタバレあらすじ:爆発
両親が見たのは彼の大きく膨れ上がった股間だった。それは彼の青春を取り戻した瞬間、同時にこの時からピートの抑えられていた性欲が大爆発する。彼はマスターベーションを覚え毎日何回も今までの分を取り戻すかのようにその行為に励んだ。しかしそんな彼に性欲と同時に思春期が到来、以前の彼ではなくなってしまい時には暴言を吐くまでになってしまう。そのせいで彼は友人と向かいに住むミッシェルまでも失いそうになってしまう。遅れてやってきた青春は30歳の彼の人生に大きく降り注いでいった。
遅咲きのボクの結末
自分の性欲だけでなく性格までコントロールが効かなくなってしまったピートはとうとうデートにこぎ着けたミッシェルにまで暴言を吐いてしまう。そこでようやく自分の過ちに気付いた。彼は冷静を取り戻しかつての友人にアドバイスを受ける。その時ミッシェルは一度は分かれかけたチャーリーとよりを戻していた。それでもピートは友人のアドバイスの通り彼女に告白。まるで彼の言葉を待っていたかのようにミッシェルはチャーリーに別れを告げピートと熱いキスを交わした。それからしばらく経ち二人の間には無事子供ができた。
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