ある大邸宅の結婚狂想曲の紹介:2015年アメリカ映画。結婚前日のパーティでまわりから祝福を受ける1組のカップル。しかし花嫁の一家と花婿にはそれぞれ隠された秘密があった。マット・デイモンとベン・アフレックが製作総指揮。
監督:ジェイソン・マン 出演:エド・ウィークス、トム・ベル、ブリジット・リーガン、スコッティー・トンプソン、ブルース・デイヴィソン、ブレンダ・ストロング、メラニー・ザネッティ、クリスティーン・レイキン、ほか
映画「ある大邸宅の結婚狂想曲」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ある大邸宅の結婚狂想曲」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ある大邸宅の結婚狂想曲」解説
この解説記事には映画「ある大邸宅の結婚狂想曲」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ある大邸宅の結婚狂想曲のネタバレあらすじ:理想の花婿
イギリス人のチャールズと、政治家の父を持つアメリカの裕福なラングストン家の娘フィオナは、結婚式を翌日に控えたパーティで多くの来賓に囲まれていた。チャールズは天涯孤独ながらフィオナの父エドワード、母シャルロットに気に入られ、家族の一員として迎えられていた。
そんな華々しいパーティ会場に突然チャールズの弟レナードが現れる。慌てたチャールズはレナードを追い返そうとするが、そこへフィオナがやってくる。苦し紛れにチャールズはレナードを学生時代の友人だと紹介する。
ある大邸宅の結婚狂想曲のネタバレあらすじ:弟登場
実はチャールズはラングストン家からお金をくすねるため、身分を偽ってエドワードに近づいたのだったが、彼に気に入られてフィオナと結婚することになったのだった。邪魔されることを恐れたチャールズはレナードに金をやって追い返そうとするが、目を離した隙にフィオナの妹キャロリンに上手く取り入って気に入られ、屋敷に泊まることになる。
ある大邸宅の結婚狂想曲のネタバレあらすじ:思わぬ騒動
その晩、夜中にキャロリンがレナードの部屋を訪ねたところへフィオナと姉のアリソンが寝酒を飲もうと部屋から出てくると、レナードは勝手にエドワードの書斎を荒らしたあげく、外へ飲みに行こうと3姉妹を誘い出す。
一方、レナードの姿が消えていることに気づいたチャールズは、執事の目撃情報から4人の後を追っていた。キャロリンの友人宅で全裸でプールにいるキャロリンを慌てて引き上げ、側にいたフィオナになぜ一緒にいて止めなかったのかと責める。それを聞いたフィオナはチャールズを疎ましく思い、自分もプールに飛び込む。2人が言い争いをしている間にキャロリンとレナードは車で逃走、チャールズらは後を追うが、キャロリンが運転する車はスピードを出しすぎて対向車を巻き込む事故を起こす。
ある大邸宅の結婚狂想曲のネタバレあらすじ:家族の本音
知らせを聞いて駆けつけたエドワードは被害者に政治的な対処で口止めをし、フィオナはチャールズに結婚はできないと告げる。しかし結婚式が取りやめになればスキャンダルとなり、政治的にダメージを受けることを理由にフィオナはエドワードから結婚を強制される。
見かねたチャールズは家族全員の前で身分を偽っていたこと、レナードが実は弟だったことを告白する。怒り心頭のエドワードは酒乱の本性を現し、裸のレナードを鞭打つ。それを見た妻や娘たちは長年の不満を爆発させ、ラングストン家は壊滅状態だった。
ある大邸宅の結婚狂想曲の結末:結婚式
翌朝、チャールズが屋敷を出ようと荷物をまとめていると、フィオナがやってくる。フィオナは「結婚式を中止してチャールズと家を出る」と父親に宣言、するとスキャンダルを恐れたエドワードは、結婚式をするなら持てる全ての権利を譲り渡す、と誓う。それを聞いてやっと父親をやり込めることができたと喜ぶフィオナ。
そして結婚式は実行され、満面の笑みで父親を見るフィオナ。そんな彼女を見るチャールズも弱々しく微笑むしかなかった。
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