ホネツギマンの紹介:1998年アメリカ映画。コーエン兄弟と共に仕事をしてきたJ・トッド・アンダーソン初監督作品。いじめられっ子のブリスは、レスリング部に入り、進学時には親の反対を押し切りレスリングの奨学生として整体師になるも、悪人が彼と家族を襲い「人が犯す悪の根源は背骨の歪み」と演説し、悪党を成敗する!脚本にはコーエン兄弟の次男イーサン・コーエンが共同脚本として参加している。
監督:J・トッド・アンダーソン 出演:マイケル・ラパポート(エドワード・ブリス)、アリヤ・バレイキス(キム)、レイチェル・リー・クック(ドロレス)、マイケル・ジェッター(スティックス・ヴェローナ)、ジョン・キャロル・リンチ(ドライバー)、ほか
映画「ホネツギマン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ホネツギマン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ホネツギマンの予告編 動画
映画「ホネツギマン」解説
この解説記事には映画「ホネツギマン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ホネツギマンのネタバレあらすじ:起
少年時代のエドワード・ブリスは、学校の生徒にいじめを受けてからレスラーに憧れをもちレンスリング部に入部します。
筋トレや練習に黙々と打ち込んで強くなったエドワードは練習中に組んだ相手を二人を骨折させてしまい、校長室に呼び出され父親も含めて面談をしたあと、学校の廊下で薬剤師の父からレスリングを辞めさせるかの如く自分と同じ薬剤師の道に進められ説得されるも、エドワードはレスラーになりたいと父の勧めを拒否します。
その後、エドワードは大きくなりレスラーになった彼は、薬剤師を目指しはしませんでしたが、整体師になる為、レスリングの奨学生で整体の勉強も出来るという事で、奨学金を貰って目指します。整体師のインターンとしてバリバリ働く一方で、ホネツギマンというリングネームでレスラーとして活躍します。
ホネツギマンのネタバレあらすじ:承
インターン先で受付をしているキムと恋愛関係になり、その後、赤ちゃんを身籠ります。何もかも順調なエドワードは、整体師としての自分を認めてもらおうと、キムと一緒に里帰りし、車中では父の薬局の目の前に整体院を開くと夢を語ります。薬局に着いたエドーワードは、久しぶりに父と母と再会して熱い抱擁を交わし、無事に整体師として認めてもらう事が出来ました。
エドワードがX線を買いに行くと言って出掛けた間に、松葉杖の小男とエルビス風の男が薬局に来店しました。入口にスロープが無いと言いがかりをつけ、家族達と口論に発展していきます。小男はこの店はいくらだ?と買収を持ち掛けるも、父は拒否します。松葉杖に仕込んだ銃で家族達を突然撃ち殺し、店を出ます。薬局に戻ったエドワードは無残な家族達を確認したあと、茫然としながら夜道を歩き続けます。
ホネツギマンのネタバレあらすじ:転
レスリングに没頭するエドワードは、レフェリーをもぶん回すめちゃくちゃな試合を繰り広げ、レスラー全員参加のバトルロワイヤルが勃発するも、全員倒してしまいます。試合は大ウケし、マイクを取ったエディは「人が犯す悪の根源は背骨の歪み」と、演説し会場をあとにします。
その後、暴行の容疑で警察に後を追われつつも、バーで出会ったドロレスという女に気に入られ、バイクであてもなく走ります。パフィーズドラックという薬局が目に付いたエドワードは、店に入るとあの松葉杖の小男とエルビス風の男がいました。裏では麻薬の売買もしていた二人に無理やり麻薬を飲まされたエドワードは、昏睡状態で薬局を50ドルで売る書類にサインしてしまったあと、精神病院に送られてしまいます。ドロレスが病院に救出しに行き、泥を塗って薬物を体から除去し、エドワードは完全復活しました。
ホネツギマンの結末
ホネツギマンの恰好をしたエドワードは麻薬取引中の松葉杖の小男とエルビスがいるエマーソン飛行場に向かい、まずエルビスと戦います。エルビスは誤って麻薬入りの注射を自分に打ってしまい、狂ったように仲間を銃で撃ち殺しますが、途中、ヘリコプターのプロペラに巻き込まれてあっけなく死んでしまいます。
小男は車いす、ホネツギマンはフォークリフトに乗って対決しますが、そこに警察がやってきて、エドワードの奥さんは実は生きていると証言し、小男の背骨を直して対決は終わります。小男は矯正でピンピンになり、足に仕込んだ銃でエドワードを殺そうとしますが、警察に銃で撃たれ死亡します。その後、エドワードとキムは病院で再会を果たすのでした。
以上、映画ホネツギマンのあらすじと結末でした。
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