映画「パーフェクトホスト 悪夢の晩餐会」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パーフェクトホスト 悪夢の晩餐会の紹介：2010年アメリカ映画。足を負傷し強盗にあったジョンは通りかかった一軒の家に嘘をつき半ば無理やり入れてもらう。その家の主人を襲うか金目の物を奪うかしようと考えていたジョン、実はジョンこそ銀行強盗を働いた男だった。しかしその家の主人はどこか様子がおかしい。そしてある瞬間に男はその本性を現した。
監督、ニック・トムネイ 出演、ウォーウィック・ウィルソン（デヴィッド・ハイド・ピアース） ジョン・テイラー（クレイン・クロフォード） モートン刑事（ナサニエル・パーカー） シモーン（ミーガン・ペリー） キャシー（ヘレン・レディ） ヴァルデス（ジョセフ・ウィル） ローマン（タイリース・アレン） モニカ（インドラ・ウィルソン） ルパート（クーパー・バーンズ）ほか
この解説記事には映画「パーフェクトホスト 悪夢の晩餐会」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
足を負傷したジョンは近くのコンビニで薬を購入しようとしていた。すると突然店に強盗が侵入、店の金とジョンの財布を奪い逃走してしまった。なす術無く店を後にしたジョンは通りかかったある家へと向かった。そこには一人の男が住んでいた。男に嘘をつき家へと上がり込んだジョン。金目の物を奪い逃げようと思っていたが段々としつこさを増すその男に嫌気がさしたジョンは自身の正体を明かし彼を脅し始めた。ジョンはキッチンから包丁を取り男の用意していたワインを飲む。すると次第に意識が朦朧としてきた。
目を覚ますとジョンは椅子に縛り付けられテーブルを挟み男と向かい合わせに座っていた。テーブルにはジョンの分と男の分、さらにいくつかの皿がセットされていた。ジョンが意識を失う前、男はこれから食事会があると言っていた。しかしまだ客は来ていない。それどころか男はまるで既にそこに誰かがいるかのようにジョンには見えない相手と話しながら食事を楽しんでいた。気味の悪い状況に驚きながらも次第にその状況を飲み込み始めたジョン。しかし男の行動はエスカレートする。
ジョンに無理やり酒を飲ませもはや一人では身動き出来なくなったのをいいことに好き放題働く男。ある時男は一冊のアルバムをジョンに見せた。そこには今のジョンと同じように縛られしまいには傷つけられた人間の写真があった。そしてついにジョンの番がやってきた。朝、男の隣に住む主婦が家の前のゴミ捨て場で男が倒れているのを発見、通報する。しかし倒れていた男はすぐに目を覚ましフラフラとその場から離れた。ジョンは生きていた。額や首に切られた跡があったがそれは特殊メイク、遊ばれていただけだった。
ジョンには恋人がいた。彼女は思い病気を持っており保険は効かなかった。それがジョンが強盗をした理由だった。しかし男に縛られている間にジョンは気付いた。そして彼女を探しにある場所へと向かった。向かったのはある駐車場。そこには彼女が予約していたレンタカーがあった。それを突き止めたジョンは彼女を発見すると言いつめる。そして車と中に入っているジョンが奪った金を持ち彼女の元を去った。しかしその駐車場の出口である男がジョンを待ち構えていた。あの男だった。彼は刑事で逃走中の強盗犯がジョンだと知り追いかけてきたのだ。しかし楽しませてもらったとしてジョンに少しの金を渡しその場を見逃した。
モートン刑事の元に一枚の手紙が送られてきた。中には一枚の写真。そこに写るのは縛られたジョンと共に写る男の姿。男はモートンの上司ウィルソン警部補だった。写真には文字が書かれてあった。「気をつけろ」。モートンは警部補に問いただすも彼はしらを切る。しかし見逃せない事実に彼の家を捜索したいと言うも拒否される。しつこく警部補に問い詰めると警部補はモートンを食事会に招待することにした。それは彼を新たな客とするのかその時のモートンには何も分からない。
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