狙撃者の紹介:1952年アメリカ映画。女性に憎悪を抱き続けているエディーは、些細なことがきっかけで連続女性射殺犯に変貌します。犯人の心理を推測した精神科医のアドバイスの元、捜査チームは犯人逮捕に奔走します。
監督:エドワード・ドミトリク 出演者:アーサー・フランツ(エディー・ミラー)、アドルフ・マンジュー(フランク・カフカ警部補)、ジェラルド・モー(ジョー・フェリス巡査部長)、マリー・ウィンザー(ジーン・ダー)、リチャード・カイリー(ジェームズ・G・ケント医師)
映画「狙撃者(1952年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「狙撃者(1952年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「狙撃者(1952年)」解説
この解説記事には映画「狙撃者(1952年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
狙撃者のネタバレあらすじ:抑えられぬ衝動
女性に憎悪を抱いているエディーは夜、窓から通りの向こうにいる女性をライフル銃で狙いを定めますがなんとか衝動を抑えています。衝動を抑えるためエディーは、コンロで右手を火傷させます。エディーを治療した医師は、火傷が自傷行為だと気づきます。エディーは医師に、少女に対する暴力行為で精神病棟に収監されていた過去を話します。エディーの精神状態を危惧した精神科医は、釈放に反対でしたが刑期満了で釈放されます。医師は他の患者で手一杯のため、助けを求めるエディーの存在を忘れてしまいます。
狙撃者のネタバレあらすじ:境界線
エディーはクリーニングの配達で、ジーンという女性の元を訪れます。ジーンから急遽、別のドレスの染み抜きを依頼されます。快く仕事を受けたエディーにジーンは愛想良くします。それが社交辞令だと知ったエディーは憤慨し、その夜、仕事帰りのジーンを射殺します。ジーンの射殺に満足げなエディーは、酒場でナンパされた女性から住所を書いたメモ渡されます。話し込んでいく内に、エディーの話が嘘だと気付いた女性は憤慨し立ち去ります。警察がジーン射殺事件の捜査に乗り出していることを知ったエディーは、仕上がったジーンのドレスを焼却します。
狙撃者のネタバレあらすじ:止まらぬ暴走
ジーンに続きエディーは以前酒場で、自分をコケにした女性を射殺します。連続女性射殺事件に世間は大騒ぎとなります。エディーの悲痛な叫びが書かれたメモが、警察に匿名で送られます。警察は思い当たる前科者と面通しをします。精神科医のケントはカフカ警部補に、女性に憎悪を抱いた犯人は捕まるまで殺害を続けるだろうと語ります。カフカは、ケントが推測した男を前科者ファイルから見つけます。3人目の女性被害者が市長の知人であるため、犯人の処罰について政治家と警察が対立します。
狙撃者の結末
カフカのチームは4人目の射殺現場にあった火傷治療に使用されていた包帯を頼りに、最近火傷で来院した男を治療した医師を見つけます。医師に前科者ファイル男の写真を見せて、同一人物と確認します。エディーの女性上司も新聞で火傷治療用の包帯の件を知り、犯人がエディーでないかと思い警察に通報します。エディーは建物の屋上からライフルで女性を狙っていましたが、鉄塔の作業員に狙撃を阻止されます。作業員を射殺したエディーは、自宅に立てこもりますが包囲された警察に逮捕されます。
以上、映画 狙撃者のあらすじと結末でした。
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