映画「エイミー、エイミー、エイミー！」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エイミー、エイミー、エイミー！ こじらせシングルライフの抜け出し方の紹介：2015年アメリカ映画。男性と真剣な付き合いができず奔放に生きてきた女性が、初めて男性を愛したことによってそれまでの生き方を見直し、努力することを覚える。意外な俳優、スポーツ選手らがゲスト出演している。
監督：ジャド・アパトー 出演：エイミー・シューマー（エイミー）、ビル・ヘイダー（アーロン）、ブリー・ラーソン（キム）、コリン・クイン（ゴードン）、ジョン・シナ（スティーヴン）、ヴァネッサ・ベイアー（ニッキー）、マイク・バービグリア（トム）、エズラ・ミラー（ドナルド）、ほか
この解説記事には映画「エイミー、エイミー、エイミー！」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
雑誌社に勤め男性誌を担当するエイミー。彼女が幼い頃、父親の浮気が原因で両親は離婚、そのことがトラウマとなり、大人になっても男性と真剣な関係が築けず、気楽な体だけの関係を繰り返していた。妹のキムは父親を反面教師に結婚して落ち着いた家庭を持っていたが、エイミーはキムの家族を快く思ってはいなかった。
ある日、雑誌の編集会議でエイミーは編集長からプロバスケチーム“ニックス”のスポーツ医アーロンの取材を命じられる。スポーツにまったく興味がなく、スポーツ選手を見下していたエイミーだったが、次期編集長をほのめかされた彼女は昇進目指して取材に取り組むことにする。
取材を進めるうちに意気投合した2人はベッドを共にする。エイミーとしてはいつもと同じ軽いノリのつもりだったが、アーロンの方は真剣に彼女との付き合いを望み、エイミーのほうでもいつもとは違う感情に困惑しながらも2人は普通のカップルのようにアーロンと付き合い始める。
アーロンとの付き合いもなんとか順調、記事も意欲的に書き進めていたある日、病気で施設に入所していた父親が亡くなったと連絡が入る。葬儀の場で悲しみに暮れるエイミーだったが、彼女の態度が原因でキムとケンカになり、数日後には編集長からアーロンの記事はボツだと言い渡されてしまう。そのうえ、アーロンが“国境なき医師団”のMVPを受賞することになった授賞式で、編集長からの電話に出るために彼のスピーチの最中に会場を出てたことで2人はケンカになる。そしてそのケンカが原因でアーロンは大事な手術を延期せざるを得なくなり、疲れきったアーロンがエイミーの自堕落さに指摘したことで、努力を知らないエイミーは彼に別れを告げる。やけになったエイミーは職場の仲間たちと飲みに出かけ、いつものノリで職場の研修生とベッドインする寸前までいくが、研修生が未成年だったことが発覚、そのことでエイミーは会社をクビになってしまう。
仕事も恋愛も家族も失ったエイミーは自分の人生を見つめ直し、初めて努力することを実践する。キムに謝罪して彼女の家族を受け入れ、冷蔵庫からアルコールを処分し、ボツになったアーロンの記事を最後まで書き上げ、別の出版社へ持ち込んだ。その記事は採用され、掲載された雑誌が落ち込んでいたアーロンの元へ届く。
そしてアマーレの復帰を果たした試合の後、バックヤードにいたアーロンは呼び出されてコートに戻ると、彼の前でいきなりチアガールたちのダンスが始まった。よく見ると中心にはエイミーの姿が。アーロンが言っていたチームワークの大切さを感じたエイミーは、チアガールに混じって懸命に踊っていた。エイミーはまた2人で頑張っていきたい、と彼に初めて愛していると言葉にし、2人は愛を確認しあう。
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