釣りバカ日誌4の紹介:1991年日本映画。ハマちゃんの所属する営業三課長にスーさんの甥・宇佐美和彦が配属されてきた。なんと、彼は仕事よりも釣りと家庭を大事にするハマちゃんに憧れます。そんな和彦が釣り船のはっちゃんの妹 町子と恋仲になり、かけおちしてしまう。ハマちゃんが連れ戻しに和歌山に、その後をスーさんが追います。みち子さんも出産が近づいている、さてどうなるのか。
監督:栗山富夫 出演:西田敏行(浜崎伝助)、三國連太郎(鈴木一之助)、石田えり(浜崎みち子)、谷啓(佐々木和男)、尾美としのり(宇佐美和彦)、佐野量子(太田町子)、ほか
映画「釣りバカ日誌4」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「釣りバカ日誌4」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「釣りバカ日誌4」解説
この解説記事には映画「釣りバカ日誌4」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
釣りバカ日誌4のネタバレあらすじ:起
ハマちゃんとスーさんは、今回はカンパチ釣りです。一匹釣り上げたハマちゃんは、元が取れたと喜びますが、クーラーボックスから魚は飛び出し海に逃げます。場面は変わり、みち子さんが妊娠して、夫婦揃ってエコー検査の結果を聞いています。先生が胎児の性別を知りたいですか?と尋ねたら、ハマちゃんは迷いまくり答えがでません。はっちゃんは、ライトバンで送り迎えです。スーさんは、交通渋滞でいらいらして会社に到着します。エレベーターで甥の和彦と乗り合います。和彦が親しげに叔父さんと声をかけ、妹の上京の連絡をします。スーさんは怒ったように、和彦に社長室に来るよう命じます。和彦に、会社の中では公私混同しないように注意します。スーさんは和彦を厳しく鍛えようと考えています。和彦の今の配属先が営業三課と聞き、一抹の不安が過ぎります。ハマちゃんが三課に戻り、遅くなった言い訳を佐々木課長に言いますが、嘘がばれてしまいます。和彦はハマちゃんに関西弁を標準語に直せと言うと、きっぱり断ります。浜崎家でスーさんが自分の子どもたちの不足を話してから、ハマちゃんに和彦の感想を聞いています。ハマちゃんは、和彦のことをマンボーになぞって、のんびりした性格で経営者向きではないと話します。みち子さんにも同じようなことを言われ、がっかりします。みち子さんから、蘭の花の育て方を聞いた後、自分は逆のことをしていたのだなと反省して帰ります。そんなハマちゃんは、今日も合体が出来なく消沈です。
釣りバカ日誌4のネタバレあらすじ:承
ハマちゃんと和彦は現場で打ち合わせをした後で食堂に入ります。そこで、ハマちゃんが本当は漁師になりたかったと後悔していると聞きます。話を聞いて、あなたはすばらしい人だと和彦は感銘します。浜崎家で、タラコを焼いているみち子さんとハマちゃんがイチャイチャしています。それを見ている和彦もにこやかになります。和彦は、みち子さんにハマちゃんとのなれそめを尋ねます。ハゼ釣りに行った時に、餌のゴカイは雌雄一体でいつも一緒に居られてなと言い、あなたを幸せにする自信はありません、でも僕が幸せになる自信はあります!とハマちゃんが言ったと言われ、この人と一緒になってもいいなと思ったと聞かされます。和彦はみち子さんに、あなたはすばらしい人だと感動します。そこに町子がスズキの洗いを持ってきて、みんなで食事をします。その夜、和彦と街子は堤防でデートします。
釣りバカ日誌4のネタバレあらすじ:転
会社に和彦の養母・宇佐美浪子(久里千春)が来て、お見合い写真を持ってきてスーさんに話をします。三課に和彦の母が入って来て、和彦をよろしくと挨拶をしていきます。お見合い当日、和彦は乗り気ではなくほとんど母親が話をしています。船を洗っている町子に、和彦がプロレス観戦に誘います。OKされ来週の土曜日の約束をします。浜崎家に和彦が遊びに来ています。そこに町子が泊めてほしいと入ってきました。はっちゃんに和彦との交際を反対されたと聞いて、和彦ははっちゃんに談判しに行きます。太田家で和彦がお兄さんと呼びかけたことで、はっちゃんが怒ります。和彦は、結婚したら兄さんだ、と言い、二人は争いになります。はっちゃんが殴ると和彦も反撃します。最後に、和彦がプロレス技ではっちゃんを押さえ込みます。浜崎家でハマちゃんが仲裁に行こうとした時に、はっちゃんが和彦はどこにいる?と船を漕ぐ櫂を手に、怒鳴り込んで来ました。
釣りバカ日誌4の結末
重役会議中、和彦から退職願いのファックスが送られてきます。課長がハマちゃんに和彦の居所を聞くと、知っていると言うので椅子に乗せたまま社長室に運びます。ハマちゃんは、和彦は町子のおばあちゃんのところにいると話します。スーさんは、初めて和彦と町子の話を聞きます。ハマちゃんは和彦を連れ戻す為、まんまと和歌山行きを獲得しました。旅館の一室、和彦は結婚の決意を町子に話します。東京に帰ることを決意、町子に帰ることを話します。帰り支度していると、ハマちゃんが入ってきました。和彦が、東京に帰り結婚準備をするとハマちゃんに告げます。ハマちゃんは、四日間の出張の許可をもらったのだから、もう少し居てほしいと言います。和彦が何しに来たかと問うと、ハマちゃんはコートを脱ぎ捨て、釣り服を見せます。それを見た二人は、いかだ釣りに来たことを理解して大笑いします。翌朝、ヘリコプターでスーさんが到着します。釣り船に乗り込むだハマちゃんは、ハッチから顔を出したスーさんに驚きます。ハマちゃんに、二人を足止めして自分だけ釣りする魂胆だなと懲らしめます。二人とも仲良くいかだ釣りをします。旅館で和彦と町子とスーさんとハマちゃんが話をします。スーさんが和彦の顔を殴った後、ハマちゃんが二人の間を取り持ちます。スーさんは、二人の仲を認め、町子に頼みますと頭を下げました。ハマちゃんの宴会が始まります。宴会で大騒ぎ、和彦の退職願が認められます。ハマちゃんとみち子さんが披露宴の挨拶の練習をしています。次第に漫才のかけあいのようになります。結婚式当日、みち子さんのお産が始まり産婦人科に走ります。ハマちゃんが呼吸困難で倒れ、スーさんが後から来て二人とも倒れます。そして無事、赤ちゃん(鯉太郎)が生まれます。浜崎家ではハマちゃんが出産時の立会いにスーさんがいたことに、文句を言っています。ぶつぶつ言いながら釣り船に乗ると、急発進して驚きます。はっちゃんが、妹の町子のことでまだ怒っているのでした。
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