トゥー・ラビッツの紹介:2011年ブラジル映画。2年前、車を運転中に死傷事故を起こしたが、父親のコネで罪に問われず出国していたエヂガールが帰国します。自堕落な生活を送るエヂガールは、腐敗した社会へ嫌気がさし、極悪人たちを懲らしめる計画を実行します。ギャング、汚職政治家、弁護士、それぞれの欲望を利用するエヂガールの計画が、ひょんなことから狂い始めていきます。このスタイリッシュなブラジル発のクライム・アクション映画のリメイク権をハリウッドが取得しています。
監督:アフォンソ・ポヤルト 出演者:フェルナンド・アウヴェス・ピント(エヂガール)、アレッサンドラ・ネグリーニ(ジュリア)、カコ・シオークレフ(バルテル)、マラト・デスカルテス(マイコン)、タイーヂ(ベリーニャ)ほか
映画「トゥー・ラビッツ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トゥー・ラビッツ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トゥー・ラビッツの予告編 動画
映画「トゥー・ラビッツ」解説
この解説記事には映画「トゥー・ラビッツ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トゥー・ラビッツのネタバレあらすじ:起
ブラジル・サンパウロ。2年ぶりにマイアミから戻ってきたエヂガールは、自堕落な日々を送っています。しかし、彼は電子機器が精通している特技を生かし、二兎を一発で仕留めるように、道を外してしまった極悪人たちを懲らしめる計画を実行に移します。
トゥー・ラビッツのネタバレあらすじ:承
誘拐を請負ったマイコン率いるギャング一味は、極悪非道な手段で身代金200万米ドルを手に入れます。女性検事ジュリアは、弁護士の夫エンヒキに捜査情報を流し極悪人を無罪にしています。ジュリアは情報提供者としてマイコンとの関係を疑われ、職場に内務調査が入ることになります。ある日、検察庁にマイコンの誘拐殺害の証拠を示す封筒が届いたことにより、ジュリアとエンヒキは、マイコンに汚職議員ジャデルの助けを借りるように提案します。
トゥー・ラビッツのネタバレあらすじ:転
2年前、運転中にバルテルの妻子を轢き殺したエヂガールは、父親と知人のジャデルの力で罪には問われず、ほとぼりが冷めるまでマイアミ暮らしをしていたのです。エヂガールの父は、バルテルを不憫に思い自分の店に雇い入れます。強盗に遭ったエヂガールは24時間後、偶然強盗犯に再会します。エヂガールは犯人ベリーニャを捜し出し、分け前7割という好条件で、マイコンが誘拐で手にした身代金200万米ドル強奪をさせます。何も知らないベリーニャは、マイコンの手下に見つかり、金を奪われ射殺されます。エンヒキは200万米ドル強奪の濡れ衣を着せられ、マイコン一味に殺されます。ジュリアは、密かに関係を持っているマイコンの子供を妊娠中です。
トゥー・ラビッツの結末
2年前ジュリアと恋仲となったエヂガールは、2年後に再会した彼女の協力で計画を進めていたのです。マイコンから金を奪って2人で幸せになる計画です。マイコンは取り戻した身代金でジャデルに助けを求めます。エヂガールにより、身代金を入れたスーツケースとジャデルに小型センサーを忍ばせており、2人が取引現場に遭遇すると爆発する仕組みです。ジュリアが巻き込まれてしまいますが、バルテルの介入でエヂガールはジュリアを救出します。追いつめられたエヂガールは、マイコンに残りの金を返しますが殺されます。残されたジュリアは、自分に執着するマイコンへエヂガールの子を妊娠していると伝え、エヂガールから託された小型センサーでマイコン一味を爆殺します。互いに愛する者を亡くしたジュリアとバルテルは、2年後、ジュリアの子供と3人で幸せに暮らしています。
以上、映画トゥー・ラビッツのあらすじと結末でした。
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