天使の処刑人 バイオレット&デイジーの紹介:2011年アメリカ映画。ティーンエイジャーの殺し屋バイオレットとデイジーの2人組と、殺されたがっている風変わりなターゲットとの思いがけない交流を描いたバイオレンス&ハートウォーミング・ムービー。
監督:ジェフリー・フレッチャー 出演:シアーシャ・ローナン(デイジー)、アレクシス・ブレデル(バイオレット)、ジェームズ・ガンドルフィーニ(マイケル)、ダニー・トレホ(ラス)、マリアンヌ・ジャン=バプティスト(アイリス)、ほか
映画「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
天使の処刑人 バイオレット&デイジーの予告編 動画
映画「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」解説
この解説記事には映画「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
天使の処刑人バイオレット&デイジーのネタバレあらすじ:起・風変わりなターゲット
おしゃれ大好きティーンエイジャーの殺し屋バイオレット(アレクシス・ブレデル)とデイジー(シアーシャ・ローナン)。
ある日、新作ドレス欲しさに”楽で高報酬”の仕事のオファーを引き受け、さっそく留守中の男のアパートの部屋に侵入するが、帰りを待つ間にうたた寝してしまう。
目覚めた2人は目の前の椅子でターゲットの男が寝入っているのを見て驚き、慌てて銃を向けるが、目を覚ましても動じることのない男に調子が狂う。
2人は相手を見なければ無心で殺せると目を閉じたまま、男が座っていた椅子に向けて銃を撃ち尽くすが、男はキッチンでクッキーを焼いていた。
天使の処刑人バイオレット&デイジーのネタバレあらすじ:承・死にたがりの男
男は「このあと別の殺し屋がやってくるから早く殺せ」と話し、バイオレットは近くの店へ弾を買いに出る。その間、デイジーはこの男がバイオレットとデイジーの組織が敵対するドニーからも盗みを働いて恨みを買い、狙われていることを知る。
さらに彼は末期ガンを患っており、もう長くないこと、離婚後に妻は事故死し、娘のエイプリル(タチアナ・マスラニー)は母の死を父のせいだと思い彼を拒絶してるのだと話す。
それを聞いたデイジーは、今まで空砲を使い人を殺したことがないという秘密を打ち明けると、男は友達になったデイジーに自分を撃ってほしいと頼む。
そこへドニーの手下4人が押し入ってきて銃を向けるが、デイジーが言葉巧みに時間稼ぎをしている間にバイオレットが戻り、手下を一掃する。
その後、任務を果たそうとするバイオレットにデイジーは、彼はガンで先が長くないから放っておこうと言うが、それより前にドニーらが来れば男を拷問するだろうから自分たちの手で楽にさせたほうがいいのだと反論する。
天使の処刑人バイオレット&デイジーのネタバレあらすじ:転・パートナーの裏切り
今度はデイジーが弾を買いに出るが、その間にバイオレットは最初に自分たちが乱射した弾痕の数が少ないことで、デイジーが空砲を使っていたことに気づく。デイジーの裏切りに憤るバイオレットだったが、男は「それでも彼女の存在に救われたのだろう」と諭す。
一方、弾を買いに出たものの途中で引き返したデイジーの前に、仲間の1人が現れる。ドニーの手下を殺したバイオレットを非難し、「彼女の存在は周りを危険にさらす」と言い、さらに「あと1時間で任務を遂行しないと始末する」と告げる。男の部屋に戻ったデイジーは、男とバイオレットが眠るベッドに自分も体を横たえる。
デイジーが目覚めると、バイオレットが弾を買いに出ていた。男はデイジーに、娘に贈るはずだったドレスをプレゼントする。戻ってきたバイオレットがドレスを着たデイジーを見ると、彼女の裏切り行為への怒りが爆発し、殴り合いのケンカになる。
天使の処刑人バイオレット&デイジーの結末:果たされた約束
しかし、男がそれを諫めてバイオレットにはカメラをプレゼントする。バイオレットは困惑しながらも娘への手紙を書こうとするが、病でペンを持つのも難しい男の代筆を申し出る。
手紙を書き終わった男は静かにベッドに横たわると、約束通りデイジーが眠りについた男に銃を向ける。
任務を果たし、報酬を受け取った2人は念願のドレスを手に入れる。バイオレットは疎遠になっていた父親と連絡を取るようになり、デイジーはエイプリルの元へ行き、父親の友達だと言って買ったドレスと、男からもらったドレスをエイプリルに手渡すのだった。
以上、映画「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」のあらすじと結末でした。
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