トゥルース 真実の行方の紹介:2017年アメリカ映画。夫婦そろって激流下りをカヤックで楽しむガブリエルでしたが、夫のパークーが途中で見えなくなりカヤックだけが流れてきます。必死の捜索もかなわずパーカーは死亡となり、多額の保険金をもらうガブリエルでしたが、保険金は口座から何者かによって全額送金されていました。パークは生きていると思ったガブリエルの探求が始まります・・・という内容の、誰が見方で誰が裏切り者なのかというサスペンス作品です。
監督:ジェフ・ビーズリー 出演者:エマニュエル・ヴォージエ(ガブリエル)、キャメロン・バンクロフト(アッシャー)、クリステン・ハリス(ジェナ)、ステファニー・シー(ドナー)、アダム・ハーティグ(トラビス)ほか
映画「トゥルース 真実の行方」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トゥルース 真実の行方」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「トゥルース 真実の行方」解説
この解説記事には映画「トゥルース 真実の行方」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トゥルース 真実の行方のネタバレあらすじ:起
パーカーとガブリエル夫婦の家に、パーカーの弟のカーソンとブルックリン夫妻がいます。パーカーはガブリエルと2日間の旅行に行く予定で、「カヤックで川下りをやる予定」と言います。
やがてパーカー家族は山岳地帯の川沿いのロッジに着き早速カヤックを持って川に向います。ガブリエルは元カヤック選手で、パーカーに乗り方を教え今回の挑戦となったのです。川に着くとパーカーに仕事に電話がかかります。「早くしてよ」と言うガブリエルにせかされ川に入ります。後ろを流れるパーカーはスマホでガブリエルを写真に収めます。
激流に差し掛かり、ガブリエルが先行します。ガブリエルが下り終え、後ろを振り返るとパーカーがいません。やがて無人のカヤックが流れてきます。警察に連絡をしアッシャー刑事がやって来ます。救助隊の捜索が始まります。しばらくしてパーカーのライフジャケットが見つかります。ライフジャケットは裂けるように破れ、岩にでも当たったようでした。
パーカーの見つからないガブリエルが家で泣いていると、娘のレクサが察します。2週間後アッシャーがやって来て「パーカーは見つからない、捜索も打ち切りです」と言って、パーカーのスマホを渡しました。葬儀の日、パーカーの弟のカーソンが酔っぱらって「お前のせいだ!」とガブリエルを怒鳴ります。カーソンの妻のブルックリンが中を割って入りなだめます。
トゥルース 真実の行方のネタバレあらすじ:承
2か月後、ガブリエルは仕事に復帰します。家に帰ったガブリエルに、娘のレクサが「ブルックリン叔母さんがジェナに電話してと言っていた」と言います。ジェナは保険会社の担当者で、電話をし会ってみると、パーカーの死亡保険の話でした。パーカーはガブリエルに内緒で2つの保険に入っていて「受取人は貴女で、500万ドルの保険金がおりる」とジェナが言います。一瞬どうして?と思ったガブリエルでしたが「カーソンとやっていた会社の経営はよくなかった、私の為にやっていたんだ」と言って納得します。
サンフランシスコの埠頭近くの街でパーカーらしき男を見かけたガブリエルが、大声で「パーカー」と呼んで追いかけます。しかし男は逃げて見失います。パーカーは生きていると思ったガブリエルは、アッシャーに「パーカーのライフジャケットを見せて」と言いますが断られます。そこでカーソンに会いに行き、「パーカーにおかしなところはなかったか?」と聞くガブリエルに、カーソンは「パーカーの保険金は全部お前に渡ったが、会社はオレのものだ」怒った様子で言います。
パーカーのスマホを通話履歴を調べると、相手先のわからない通話が頻繁に行われています。そのころレクサを尾行する男がいました。
事務所でに残って色々調べていたガブリエルに、男がやって来ます。「お前の旦那に貸した金を毎月返してもらっている。30万ドルだ。返さないとお前と娘を殺す」と脅し、階段から突き落とします。警備員の通報でアッシャー刑事とドナー刑事が来ると、ガブリエルは「強盗だと思う」と嘘をつきます。ガブリエルの嘘を見抜いたアッシャーはドナーに、「カヤックの事故を調べなおすぞ」と言って、保険金殺人を疑いはじめます。
トゥルース 真実の行方のネタバレあらすじ:転
パーカーの手帳を調べたガブリエルは、あの男がトラビスだとわかります。そしてカーソンにトラビスの事を聞きますが「知らない」と言われます。ガブリエルに保険金が降ります。書類にサインし、トラビスに送金しようと口座を見ると、全額ケイマン諸島の口座に送金されています。「警察に通報しよう」と言うジェナを止め、「私が調べる」と言うガブリエル。
同僚ニッキに「パーカーは生きている。そして共犯者がいる」と伝え、ガブリエルはカーソンの家に行きます。「パーカーはどこだ、金はどうした?」と言うガブリエルに、カーソンは「精神科医を呼べ」と叫びます。ブルックリンがやって来て「カーソンを怒らさないで」となだめ、家に帰します。
しばらくするとブルックリンがガブリエルの家にやって来て、「カーソンに暴行された」と顔を腫らして言います。「何も持ってこず出てきちゃった、どうしよう?」と言うブルックリンに、ガブリエルは「私がとってきてやる」と言ってカーソンの家に向います。カーソンはナイフを突き立てられ殺されていました。やってきたアッシャーはガブリエルを逮捕します。
パーカーとカーソン殺しで追及されるガブリエルは「パーカーは生きている」とアッシャーに言います。証拠不十分で釈放されたガブリエルは、義母のカレン、ブルックリンから「二度と近づかないで」と突き放されます。アッシャーに「トラビスに脅され、金を入金しないと殺すと言われ脅された」と言いますが、信じてもらえません。
そこでガブリエルはカーソンの会社に忍び込み、サンフランシスコの所有物件のリストを盗みます。一方アッシャーはパーカーのライフジャケットを調べ、鑑識からカッターで切り裂き、男の力で裂いたものだという結果を聞き、偽装事故だと確信します。
トゥルース 真実の行方の結末
ガブリエルはサンフランシスコの物件を次々調べます。解体工場の中に入るとパーカーがいました。問い詰めるガブリエルでしたが、背後からブルックリンが入って来て、ガブリエルの頭部を殴り気絶させます。
パーカーとブルックリンは関係を持っていて、パーカーは自分を死んだことにしてブルックリンと一緒になろうと考えてやった事でしたが、ブルックリンは保険金が目当てでした。「何故カーソンを殺したんだ?」と行くパーカーに、「ガブリエルのおかげでカーソンが疑い始めたから」と言うブルックリンに「オレの弟だ、殺す必要はない」と言います。
目覚めたガブリエルにパーカーが「借金があり、保険金が必要だった」と言い訳をしていると、トラビスが入って来ます。トラビスとブルックリンは、実はできていて二人が保険金を狙っていたのでした。「500万ドルの口座の暗証番号を教えろ」と銃を構えるトラビスを見て、ブルックリンが「この人マフィアよ、カーソンを殺してもらった」と言います。
隙を見てパーカーがトラビスを射殺します。するとブルックリンが落ちた銃を拾ってパーカーを撃ちます。今度はガブリエルが銃を拾いブルックリンに銃口を向けます。そこへアッシャーが入って来て「撃つこともないだろう」と言うと、「そうね」とガブリエルは銃をおろし、ブルックリンは逮捕されました。
カレンの家からレクサを引き取ったガブリエルに、アッシャーが会いに来ます。「パーカーは服役中だ。ブルックリンは重罪で罪を償わなければならない」と言います。ガブリエルは「カヤックに乗ってみない」とアッシャーを誘います。アッシャーは「習ってみようか?」と言って帰ります。そしてガブリエルは娘のレクサにカヤックを教えながら川を下って行きました。
以上、映画「トゥルース 真実の行方」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する