ベガスの恋に勝つルールの紹介:2008年アメリカ映画。婚約中の彼氏に、結婚目前で振られてしまったジョイ。失恋の腹いせとして、親友のティッパーとラスベガスに行くことに。カジノで泥酔したジョイは、ラスベガスで出会ったジャックと結婚してしまう。すぐに婚約解消をしなきゃと思う二人だが、最後に1回ジョイのあげた小銭でジャックが回したスロットが大当たりし、300万ドルを当てる。二人はお金を平等に分けるべく、偽装の結婚生活を送ることになる。
監督:トム・ヴォーン 出演:キャメロン・ディアス(ジョイ・マクナリー)、アシュトン・カッチャー(ジャック・フラー)、ロブ・コードリー(スティーヴ・“ヘイター”・ハーダー)、トリート・ウィリアムズ(ジャック・フラー・ジュニア)、デニス・ミラー(ワッパー判事)、ほか
映画「ベガスの恋に勝つルール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ベガスの恋に勝つルール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ベガスの恋に勝つルールの予告編 動画
映画「ベガスの恋に勝つルール」解説
この解説記事には映画「ベガスの恋に勝つルール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ベガスの恋に勝つルールのネタバレあらすじ:起
ジョイはニューヨークウォール街で働くバリバリのキャリアウーマンです。今日は恋人のメイソンの誕生日であり、友人を巻き込んでサプライズパーティーを計画しています。夜になり、ジョイの部屋にメイソンが来ます。友人たちはみな気づかないように隠れています。そこでサプライズをバラそうとする直前に、メイソンから別れ話を切り出されてしまいます。理由はハイテンションで計画魔のジョイに付き合いきれない、ということでした。ジョイは友人の目の前で失恋してしまうのでした。ショックを受けてバーで飲み明かしているジョイ。親友のティッパーと思い立ってラスベガスで遊びまくってストレスを発散しようということになり、旅立ちました。一方ジャックは女関係も仕事もだらしない青年です。父親の経営する工場で働くも勤務態度が悪く、父親にクビだと言われてしまいます。しまいには、根性を叩き直せと追い出されてしまうのでした。親友で弁護士のスティーヴと飲みながら、思い立ってラスベガスに行くことになりました。
ベガスの恋に勝つルールのネタバレあらすじ:承
ジョイとティッパーはホテルに着き、早速シャワーを浴びていました。一方ジャックとスティーヴはホテルの混雑に巻き込まれながらもようやく部屋に着くと、ジョイとティッパーが部屋にいました。部屋はダブルブッキングされてしまっていたのです。こうしてジョイとティッパー、ジャックとスティーヴは思わぬ形で知り合いました。フロントに文句を言うと、VIP待遇をしてもらえることになりました。4人はリムジンでバーへと向かいます。そこでジョイは失恋を、ジャックは会社をクビになったことを暴露し合い、意気投合します。そして泥酔した二人は一夜を共に過ごすことに。翌朝目が覚めると、ジョイの左手の薬指には指輪がありました。二人は酔った勢いで婚約してしまっていたのです。ジョイがジャックに昨夜のことはなかったことにしてほしいと切り出すと二人は口げんかに。ジョイがその場を去ろうとした際に、ジョイの小銭をジャックがスロットにいれて適当に回すと、なんと300万ドルが当たったのです。300万の小切手がジャックに渡されると、ジョイは自分の小銭だったと主張します。ジャックが反抗しようとすると、ジョイが私たちは婚約していると主張するのでした。
ベガスの恋に勝つルールのネタバレあらすじ:転
ニューヨークに戻ってきた一行は、300万ドルの分与を巡って裁判所にいました。ジョイの主張もジャックの主張も認められず、裁判官から出された結論は6か月間夫婦生活を送ることでした。しかも週に一度夫婦カウンセリングも受けることになってしまいました。二人ともその結果に一度はうんざりするも、6か月間我慢すれば150万ドルが手に入ると言い聞かせ、裁判官に従うことにしました。ジョイはジャックの家に引っ越しますが、汚く散らかっているため拒絶します。しかし、お金のためになんとか耐えるのでした。最初のカウンセリング時、二人はお互い愛し合っていると嘘丸出しの主張をします。もちろんカウンセリングの医師はそれを見抜き呆れるのでした。次のカウンセリング時には、お互いがお互いの文句を言いあっており、医師は良い経過だとうなずくのでした。それからもジャックはジョイに殴られた、など嘘をついたり、ジョイはジャックが浮気するように可愛い女の子を派遣したりしましたがどれも失敗し、なんとか結婚生活を過ごしながら時間が経過していきました。ある日、ジョイはジャックの両親を家に招きました。ジャックの両親は優秀なジョイを大変気に入りとても仲良くなりました。このままではジョイが優勢だと感じたジャックは、ジョイの元彼のメイソンに会いに行きます。ジョイの近況を流し、メイソンがジョイに贈ったはずの指輪を返して、メイソンをジョイに会いに行かせようと仕向けました。案の定メイソンはジョイに会いに行きました。しかし動いたのはジョイではなく、ジャックの心でした。二人をみて嫉妬しているジャックを見て、スティーヴは、ジャックはジョイを本当に好きになりかけているのでは、と伝えます。そして、ジョイに惚れたら300万ドルはジョイの物になってしまうぞと脅すのでした。6か月の夫婦生活も残り1週間となっていました。
ベガスの恋に勝つルールの結末
ジョイの昇進がかかったパーティーに、ジョイの上司は夫を連れてこいと言いました。仕方なく、ジョイはジャックを誘い連れて行くことにしました。決して仕事ができるタイプではないジャックですが、冗談を言い笑わせ、ジョイの上司に気に入られるのでした。普段はだらしがないジャックでしたが、しっかりドレスアップしてパーティーに来てくれた姿をみて、ジョイもジャックにお礼を言い、素敵だと伝えました。パーティーでは最後に表彰式があり、なんとその賞をジャックがパーティーを盛り上げたということで受賞しました。スピーチでジャックは、異例な出会い方をしたけど今では本当にジョイに惹かれているということを述べました。二人は熱いキスを交わし、本当の恋人のようでした。次の日、ジョイは偶然元彼のメイソンに出会います。そして、ジャックが勝手に返した指輪をまた渡され、関係をやり直したいと告白されるのでした。困惑したジョイはその場から立ち去りました。そして最後の裁判の日を迎えました。ジョイは300万ドルの分与権を辞退し、ジャックに渡しました。ジャックには、幻滅したということを伝え裁判所を去りました。会社に戻ると、ジョイの昇進が発表されました。しかしジョイはこの昇進はジャックの力で得たものだと思い、この話もまた辞退しました。一方でジャックは両親にジョイとは偽装結婚だったことを話し、後悔しました。ジョイが自分にとって大きな存在であると気付いたのです。ジョイの居場所を探しに、ジョイの親友ティッパーに会いに行くと、ジョイは音信不通だと言われました。そこで、ジョイが以前ジャックに話してくれた灯台にいるのではと、灯台を探しに行きました。ジョイは一人、海沿いで佇んでいました。ジョイを見つけたジャックは、再び今度は本心でプロポーズをしました。ジョイも嬉しそうにプロポーズを受けました。二人はお金よりも大切なことを手に入れることができたと言いました。半年後、二人はお互いの親友を連れて結婚式を挙げるのでした。
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