映画「男が女を愛する時」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
男が女を愛する時の紹介：1994年アメリカ映画。アリスはバーで出会ったパイロットのマイケルと恋に落ち、自分と元夫との娘ジェシカを連れ彼と再婚、次女ケイシーも儲け忙しく生活していました。仕事や育児で悩むアリスでしたが、仕事柄、家を空ける事が多いマイケルに相談できず、いつしかアルコール依存症に陥っていました。そしてある日、泥酔した彼女は意識不明で倒れ病院に搬送されます。
監督：ルイス・マンドーキ 出演：メグ・ライアン（アリス・グリーン）、アンディ・ガルシア（マイケル・グリーン）、エレン・バースティン（エミリー）、ティナ・マジョリーノ（ジェシカ・グリーン）、メイ・ホイットマン（ケイシー・グリーン）、ローレン・トム（エイミー）ほか
この解説記事には映画「男が女を愛する時」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スクールカウンセラーのアリスは元夫との子供ジェシカを連れてパイロットのマイケルと再婚し次女ケイシーを儲け４人で暮らしていました。いつもは明るく素敵な女性のアリスですが、お酒を飲むと人が変わったような行動を取り、それが日常となっていました。仕事で家を留守にしがちなマイケルに仕事や家庭のことを相談できないアリスは アルコールに依存するようになっていたのです。心配したマイケルは子供をアリスの両親に預けアリスとメキシコ旅行へ行きます。そこでも泥酔して危険な行動をするアリスにマイケルは酒を控えるよう頼み、アリスも了承します。
ですがアリスは飲酒を辞められないどころか酷くなるばかりでした。ある日泥酔で帰宅したアリスは心配するジェシカの顔をぶってしまいます。その後シャワールームで意識を失い倒れてしまいます。ジェシカが仕事中のマイケルに電話しアリスは病院に搬送されました。彼女は重度のアルコール依存症になっていたのです。マイケルはアリスをアルコール依存症克服の為、療養所に入院させます。アリスは辛い禁断症状を乗り越え、療養所での生活にも慣れ他の患者達と支えあい生きていました。その様子を見てマイケルは寂しさを覚えます。彼は彼女が不在の間、子供達のために仕事も抑え、必死になっていた為ストレスを溜め、ついには家政婦エイミーにも八つ当たりし、出て行かれてしまいます。その後エイミーに謝罪しマイケルは仕事に出かけます。
無事退院し帰宅したアリスでしたが、マイケルがアリスを気遣い過ぎる事が逆にアリスを追い詰めていました。そしてマイケルは家庭や子供の事を負担するうちに自身も追い詰められてしまいます。そして二人は大喧嘩をしてしまいマイケルは家を出て行ってしまいます。数日後、家政婦のエイミーが子供を出産しました。お祝いに駆けつけたアリスとマイケルは偶然病院で再会します。アリスとマイケルは二人で語り合います、そしてアリスは、数日後に行われるアルコール依存症を克服した経験を講演会で話すので来て欲しい、そして一緒に家に帰って欲しいとお願いしますが、マイケルは転勤でデンバーに行かねばならないと告げます。失意のアリスはマイケルを残し車で立ち去ります。
その後マイケルは愛する二人の子供にお別れを告げます。子供に辛い思いをさせてしまうことを謝るマイケルでした。そしていよいよ講演会の日、アリスは自分が依存症に苦しみ家族に辛い思いをさせた事など正直に語り、そしてマイケルに対し自分が心の扉を閉じてしまったことを後悔していると語ります。感動的なスピーチに涙ぐむ聴衆達。スピーチが終えたアリスの前にマイケルが現れます。そして彼は、自分もアリスの話をきちんと聞かなかったことを反省していると話し二人は愛し合っていること再確認します。そして固く抱き合い長いキスをするのでした。
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