恋人たちの予感の紹介:1989年アメリカ映画。初対面の印象が最悪だった男女が、偶然の再会を経て友情を築き、長い年月の末に恋愛にたどりつくまでを描いたロマンティック・コメディ。
監督:ロブ・ライナー 出演:ビリー・クリスタル(ハリー・バーンズ)、メグ・ライアン(サリー・オルブライト)、キャリー・フィッシャー、ブルーノ・カービイ、スティーヴン・フォード、リサ・ジェーン・パースキー、ほか
映画「恋人たちの予感」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「恋人たちの予感」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
恋人たちの予感の予告編 動画
映画「恋人たちの予感」解説
この解説記事には映画「恋人たちの予感」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
恋人たちの予感のネタバレあらすじ:起
1977年、シカゴ大学を卒業したサリーは親友の彼氏であるハリーを同乗させて、就職先のニューヨークにむけて車を走らせていた。初対面だった2人は考え方の違いからことあるごとに意見が対立、男女間の友情は成立しない、というハリーに対してもサリーは反論。やがてニューヨークに到着し、2人は別れる。5年後、サリーは恋人ジョーと空港にいるところで偶然ハリーと再会し、そこでハリーはジョーの友人だったことを知る。久しぶりに会った2人は飛行機の中でも再び口論になるが、弁護士ヘレンとの結婚を控えていたハリーは、互いにパートナーがいる今なら男女間でも友情は成り立つとサリーに告げる。しかし飛行機が到着すると2人はそこで別れたまま、さらに5年の月日が流れる。
恋人たちの予感のネタバレあらすじ:承
出会ってから10年、ジョーとの別れから立ち直ろうとしていたサリーはまたもハリーと偶然の再会を果たす。ハリーのほうもヘレンと離婚寸前で、2人は慰めあううちに友達となり、互いに支えあうようになる。友人として本音を語り、行動をともにするようになったサリーとハリーだったが、時に男と女としてのムードが漂い、動揺する。友情を維持するためにはお互いにパートナーがいたほうがいいと考えた2人は、それぞれの友達を紹介するが、意に反してサリーの友人マリーとハリーの友人ジェスが恋に落ち、2人は結婚することになる。
恋人たちの予感のネタバレあらすじ:転
結婚祝いの品を選ぼうとサリーとハリーが訪れた先で、ハリーは恋人を連れたヘレンと再会してイラだつ。一方のサリーはある晩、ジョーが結婚することになったことを聞いて打ちのめされ、泣きながらハリーに電話をかける。駆けつたハリーはサリーを抱きしめて慰めるが、その場の雰囲気に流されて2人は一夜を共にする。男女の仲になってしまったことで動揺し、気まずくなってしまった2人は、友情を取り戻すためにあの晩のことは無かったことにしようと決める。
恋人たちの予感の結末
そしてマリーとジェスの結婚式当日。何ごともなかったように振る舞い、過ぎたことだと軽く言い放つハリーにサリーは激怒、謝ろうと電話をかけてくるハリーを無視し続ける。根負けして話を聞いたものの、大晦日のパーティへ一緒に行こうという誘いはきっぱりと断ったサリーだった。大晦日の晩、サリーは1人でパーティに参加していたが、居心地の悪さに会場を出る。そこへサリーと過ごした日々を改めて思い返し、彼女への思いを確信したハリーがやってくる。彼の突然の告白に驚き、信じがたい思いのサリーだったが、彼の素直な気持ちに自分も正直になって愛を受け入れる。それから3ヵ月後、出会ってから10年以上の時をかけて2人は最悪の出会いから友情を経て結ばれた。
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