映画「ファンキーランド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファンキーランドの紹介：2012年アメリカ映画。薬物依存症の母をリハビリ施設に入れようとしたものの、尿検査で薬物が見つからなかったことで入所資格が無くなり、ヤクを飲ませてから再度施設に入れようとして数々のトラブルに巻き込まれるという、ドタバタコメディ映画です。
監督：フィリップ・ドーリング 出演者：ジェシー・アイゼンバーグ（イーライ・ブルーム）、メリッサ・レオ（ペニー・ブルーム）、トレイシー・モーガン（スプリンクルス）、サラ・ラモス（クロエ）、ステファニー・マーチ（トリッシュ）、エマ・レイン・ライル（ニコール・ブルーム）、イザイア・ウィットロック・Ｊｒ（ブラック）ほか
この解説記事には映画「ファンキーランド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
音楽学校への進学のため、ピアノオーデションを明日に控えたイーライ（ジェシー・アイゼンバーグ）は、薬物依存症の母ペニー（メリッサ・レオ）をリハビリ施設へ送っています。靴下のおもちゃと話して遊ぶ妹のニコール（エマ・レイン・ライル）を学校へ送り届けた後、施設に着きます。母のペニーは情緒不安定で、喜怒哀楽が激しく、施設にしばらくおいて薬物依存症空の脱却をはかろうというものでした。
尿検査を済ませ、担当者と面談したペニーでしたが、担当者から「薬物検査は陰性です。それに保険にも入っていない。この状態では施設に入れません。唯一入る方法は、一旦外に出て、ヤクをやってハイになって戻って来てください」と言われます。
そのことを車で待つイーライに話をすると、「早くヤクをやって入所してくれ」と言います。しかし、ペニーが「ヤクはもうない。売人から買ってきて」と言って、場所を教えました。「自分で買って来い」とイーライが言うと、ペニーは「ヤクの代金のツケが溜まっているから無理だ」と言い、仕方なくイーライが売人の家に行きます。
家の中にはスプリンクルス（トレイシー・モーガン）がいて、「ヤクが今切れている」と言います。「売人がヤクを切らしてどうするんだ」と言うと、「今、ブラック（イザイア・ウィットロック・Ｊｒ）が仕入れ相手と話しているが、スペイン語なので話が通じない」と言います。イーライは「電話を代わって？」と言って話し始めます。
スペイン語が話せるイーライが通訳を引き受け、待ち合わせのレストランに行くことになります。車に乗り込むと、スプリンクルスがペニーを見て「金を払え」と怒鳴ります。イーライが「僕の母だ、通訳をするから帳消しにしてくれ」と言って話がつきました。
取引相手のエドワルドと会います。スプリングスとエドワルドが相手をバカにする言葉を発し、「この通り伝えろ」と言うと、イーライが真面目に伝えた為、怒ったエドワルドに暴行され、手のひらに怪我をします。明日のピアノオーデションに響くと思ったペニーが、「車の中に薬があるから飲みなさい」と言うと、探し出したイーライが薬を飲みます。しかしその薬はドラッグでした。
ヤクの受け取りの前に、イーライはオーデションに向かいます。おりしもキャンパスでは南北戦争の記念行事が行われていました。スプリンクルスは「オレの母校だ、陸上選手をやっていた」と言います。会場では、イーライを推薦したデイブ先生が待っていました。
イーライがピアノを弾きはじめますが、肝心なところで手のひらの傷が邪魔をします。そこへペニーが入って来て騒動を起こしたことから、嫌になったイーライはデイブ先生らに謝って会場を出ます。
ロビーではスプリンクルスが「オレ達が撮ったトロフィーだ。写真もある。オレはこのトロフィーに触っていないんだ」と懐かしんでいます。するとイーライが「過去なんてクソくらえだ」と言うと、スプリンクルスも「クソくらえだ」と言って、ショーケースを割ってトロフィーを盗みます。
ニコールを迎えに行くと、ニコールが車の中で靴下人形と話ばかりすることに腹を立てたブラックが、靴下人形を投げ捨てます。わめき散らすニコールを、イーライがペニーの妹トリッシュ（ステファニー・マーチ）の家に預けに行きます。今度はトリッシュとペニーが姉妹喧嘩を始めます。この場はイーライが頼み込んでニコールを預かってもらいました。
エドワルドの待つバーに行くと、母のペニーに一目ぼれしたエドワルドがペニーをダンスに誘います。スペイン語のわからないペニーはエドワルドの求婚に訳も分からず相づちを打ちます。ペニーが踊っている間、スプリンクルスはイーライに男の生き方を教えていました。
エドワルドと踊って浮かれるペニーに、イーライが「施設へ行くからドラッグをやれ」と渡しますが、ペニーは「もう大丈夫だ」と言った事から、二人は喧嘩になります。イライラしながらニコールを迎えに行くと、再びトリッシュとペニーが喧嘩になります。遂にイーライが怒り、二人に説教をします。これで目覚めた二人は急に仲良くなりました。
イーライはニコールをトリッシュに再び預け、ペニーを乗せて施設に向かいます。施設の前でドラッグをやったペニーは素直になり「あの学校へ行ってほしい。そしてピアノで有名になって」と言って施設の中に入ります。帰ろうとしたイーライでしたが、エンジンがかかりませんでした。イーライは思い立ったように施設に走って行き、ペニーを連れ戻しました。
そんな時、デイブから電話があり、「教官がもう一回ピアノを聞きたいというから、オーデションに来てくれ」と言われます。会場でイーライは完璧なまでにピアノを弾きました。
以上、映画「ファンキーランド」のあらすじと結末でした。
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